日本で唯一のハイダイビング競技者として活躍する、荒田恭兵さん。
日本ではまだ知名度の低い競技ですが、「クレイジージャーニー」などのテレビ出演などによって競技や荒田さんの知名度共に徐々に上がっています。
しかし、まだまだ荒田さんについてもハイダイビングについても良く知らないという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、
・荒田恭兵は何者?wiki風プロフィールが知りたい!
・学歴や経歴を知りたい!
・ハイダイビングの練習場所は東尋坊って本当?
・荒田恭兵は結婚しているの?彼女はいるの?
という点にフォーカスしてまとめていきます。
それでは早速、行ってみましょう!
荒田恭兵は何者?wiki風プロフィール

名前:荒田恭兵(あらた きょうへい)
生年月日:1996年3月9日
年齢:27歳(2023年9月時点)
出身地:富山県高岡市宮田町
身長:174.5cm
体重:70kg
身長
荒田恭兵さんの身長は、174.5cmです。
国民健康・栄養調査における26~29歳男性の平均身長は171.8cmのため、平均より少し高いということになります。
一般的にアスリートにとっては身長が高いほうが競技において有利と思われがちです。
しかし、飛込競技など強さよりも技の巧みさが求められる競技においては、身長が高くないほうが有利とのこと。
背が高いと回転などで軸がぶれやすいからだそうです。
そのため、荒田さんの身長は飛込競技においてちょうど良いぐらいの身長なのかもしれませんね。
体重
荒田恭兵さんの体重は、70kgです。
国民健康・栄養調査における26歳~29歳男性の平均体重は70.4kgのため、ほぼ平均ということになりますね。
写真を見ると、アスリートの割には細いようにも思えます。

引用:Instagram
(写真左が荒田さん)
しかし、ベンチプレス90kgを上げるという荒田さん。
その筋肉はかなりのものです。
筋肉をつけて体を大きくするというよりは、機動力や俊敏さに重きを置いた鍛え方をしているのかもしれませんね。
荒田恭兵の学歴は?
荒田恭兵さんの最終学歴は、
大卒
です。
これまでの学歴は、こちらとなります。
【2002年/6歳】
高岡市立横田小学校
【2008年/12歳】
高岡市立高岡西部中学校 入学
【2011年/15歳】
高岡第一高等学校 入学
【2014年/18歳】
日本体育大学体育学部 入学
高校までは地元の富山県内の学校に通い、大学で上京しました。
飛込を始めた小学生時代
荒田恭兵さんは、地元である高岡市立横田小学校に通っていました。
幼少期には剛柔流空手を始め、幼い頃からスポーツに打ち込みます。
そして、小学4年生の時に飛込教室の案内を見た際
誰もやっていないから、目立てる!
と入会を決意。
高岡スイミングクラブで飛込競技を始めました。
飛込競技で頭角を現した中学・高校時代
高岡市立横田小学校卒業後、高岡市立西部中学校に入学します。
中学に入学してからは、幼少期から続けていた剛柔流空手を辞めて飛込競技に専念します。
着実に実力をつけ、中学3年生の時には国民体育大会に出場。
という好成績を残しました。
高校は、高岡第一高等学校に進学。
高校時代も全国区の選手として活躍しますが、なんと高校には水泳部は無かったとのこと。
そのため、学校以外のスイミングクラブで練習していたと思われます。
小学生時代から通っていた高岡スイミングクラブで、競技を続けていたのかもしれませんね。

たしかに飛込の練習をするには、学校のプールでは難しそうだもんね・・。
高校時代は
と全国トップクラスの成績を残しました。
シンクロ高飛込にも挑戦した大学時代
高岡第一高等学校を卒業後、日本体育大学に進学した荒田さん。
日本体育大学は、東京都にある国内を代表する体育大学で、これまで多くのアスリートを輩出しています。
水泳部には競泳・水球・飛込の3つの部門があり、飛込の選手である荒田さんはもちろん飛込に所属していたのでしょう。
そして大学時代には、シンクロ高飛込という新たなジャンルにも挑戦しています。
シンクロ高飛込では、遠藤正人さんとのペアで大学4年生の時に日本選手権で優勝を果たします。
高飛込でも活躍し、好成績を収めました。
大学時代の主な成績が、こちらです。
【高飛込】
2016年(大学3年生)
・室内選抜飛込競技大会:8位
2017年(大学4年生)
・日本学生選手権:4位
・国民体育大会:3位
【シンクロ高飛込】
2016年(大学3年生)
・室内選抜飛込競技大会:2位
・日本選手権大会:2位
・飛込国際大会派遣選手選考会:2位
2017年(大学4年生)
・日本選手権大会:1位
国際大会の出場も目指していたのですが、惜しくも果たせずでした。
そして日本選手権を優勝したことにより、競技人生においての大きな目標を失ってしまった荒田さん。
大学卒業を控えた時期、就職するのか競技を継続していくのかを迷い、決断していくこととなります。
荒田恭兵の経歴は?
荒田恭兵さんのこれまでの主な経歴は、こちらとなります。
【2018年/22歳】
・ハイダイビングを始める
・ハイダイビングを学ぶためにオーストリアに渡航
・「FINAハイダイビングワールドカップ」に出場
【2019年/23歳】
・「株式会社からくさ」に入社
・飛込競技に復帰
【2020年/24歳】
・「富山県体育協会・高岡総合プール」で勤務
・選手を続けながら指導も行う
【2023年/27歳】
・「世界水泳連盟ハイダイビングワールドカップ」「世界水泳選手権」に出場
大学卒業後は、ハイダイビングという新たな競技を始めることとなりました。
それでは、ハイダイビングについてのエピソードを中心に、これまでの経歴について深く掘り下げていきましょう。
日本唯一のハイダイビング競技者となる
飛込競技からの引退を考えていたある日、荒田さんは海外選手が行っているハイダイビングの映像を見つけます。
その魅力に取りつかれたことにより、ハイダイビングを始めることを決意しました。
また、日本国内でハイダイビングの競技者はいないため
日本唯一の競技者になれば、目立てる!
と思ったことも決め手となったようです。
そもそもハイダイビングとは、どんな競技なのでしょうか。
ハイダイビングという名前のとおり、飛込よりはるかに高い地点から飛び込むため(飛込は一番高くても10m)その分危険も伴うスポーツです。
大会の時には飛込後に自力で浮上できなかった場合に備えて、ダイバーも常に待機しているそうですよ。



男子の高さ27mは、ビルだと9回相当なんだって。



そんな高いところから飛び込むなんて、すごい度胸だね!
ハイダイビングを始めるにあたって、国内に競技者はいないためまずは競技が行われているところに行く必要がありました。
そのためオーストリアに渡航することとなります。
また、日本には27mの高さから飛び込む練習ができる場所を探すのが難しかったことも、海外に渡る要因でした。


そして競技を始めてから約半年が経った2018年11月、アラブ首長国連邦で開催された「FINAハイダイビングワールドカップ・アブダビ大会」に日本代表として出場します。
世界大会出場は、日本初であることはもちろんアジアとしても初の快挙だったものの、結果は残念ながら最下位でした。



これまで飛込をしていた分、大会出場レベルに到達するのも早かったのかな?
再び飛込競技も始める
ハイダイビングを始めた翌年である2019年には、株式会社からくさに入社。
それとともに、学生時代に打ち込んでいた飛込競技にも復帰しました。
復帰した際、Instagramの投稿で
往生際悪いけど復活します。身体が動く限りはやってみよう。
引用:Instagram
その内ハイダイビングに集中するから…
それまでは…!!
と綴っています。
この内容から、あくまで本腰を入れるのはハイダイビングだということがわかります。
しかし、できるうちはやりたいことをやってみようと思ったのでしょう。
同年の国民体育大会にも出場。
しかしこの年は常に不調を感じていたようで、ヘルニアにもかかってしまいます。
2019年末に1年を振り返った際、
何も成し遂げていない・・。
と苦しんでいたことがよくわかります。
そして2020年からは心機一転し、拠点を地元の富山に移します。
それに伴い、富山県体育協会・高岡総合プールに勤務。
指導員をしながら、現役としての活動も続けることになります。
コロナ禍で練習場所に苦労しながらも活躍の幅を広げる
ハイダイビングと飛込の選手を両立する荒田さんにも、コロナ禍に影響されることとなります。
これまで国内でハイダイビングの練習場所を確保するのは難しいため、主に海外で練習を行っていました。
しかし、コロナにより海外渡航ができなくなってしまいます。
そんな中荒田さんが目を付けたのは、高さのある絶壁から飛び込むクリフダイビングでした。
SNSで海外で撮影された飛込映像を見て、
これ(崖からの飛込)を日本でしたらおもしろいのでは?
と思いチャレンジすることとなります。
しかし、飛び込むことができ着水した後も危険が少ないような崖を探すのは至難の業。
その上国内でしている人がいないため、場所探しを含め一からのスタートでした。
荒田さんは場所探しの難しさについて、
などと語っています。



前例のないことに挑戦するのは、本当に大変なことなんだね!
苦労しながらも練習を重ねた荒田さんは、2023年にハイダイビング・ワールドカップに出場します。
24位以内に入れば世界水泳選手権の出場権も獲得できたのですが、結果は28位。
一時は出場を逃すのですが、世界水泳が日本で開催されることや棄権しなかったことなどの理由により、世界水泳の出場権を獲得しました。
また、その頃から複数のバラエティー番組に出演します。
・ジャンクSPORTS
・激レアさんを連れてきた。
・行列のできる相談所
・クレイジージャーニー
どれも多くの人が知っている有名番組ばかり!


国内でのハイダイビングの認知度を上げたいと思っている荒田さんにとって、番組での起用は大チャンスでした。
テレビ出演の他にも日々ハイダイビングの普及のために活動している荒田さん。
SNSも盛んで、
といったアスリートとしては異例ともいえ多くのSNSを運用しています。
実力をつけてさらなる高みを目指すため、また多くの人にハイダイビングを知ってもらうため、荒田さんは奮闘し続けます。
荒田恭兵の練習場所は東尋坊!
経歴の項目で国内のハイダイビング練習場所探しに苦戦していたことをお伝えしました。
そんな中、見つけた練習場所の一つが東尋坊でした。


ちなみに高い崖があることにより、自殺志願者が訪れる崖とも言われています。
そんな東尋坊ですが、
東尋坊をハイダイビングの聖地にしたい!
と語る荒田さん。
当時、地元である富山県を拠点としていた荒田さんにとって、東尋坊がある福井県は比較的距離も近く練習に訪れやすい場所でした。
またハイダイビングは27mの高さから飛び込むため、25mの高さがある東尋坊は本番に近い感覚で練習できる場所でもあったのです。
ハイダイビングには怪我などのリスクが大きいため、練習場所を決めるためには事前のチェックが欠かせません。
・高さ
・水深
・海の中に岩が無いか
などの入念な確認が必須となってくるのですが、東尋坊はその条件をクリアする数少ない場所だったのです。


また、雄大な自然も好きなポイントで自身のInstagramで
気候や季節によって違った表情を見せてくれる。
自然の力強さを体感できる。
と語っており、自然と対話しながらの練習を楽しんでいるそう。
また、綺麗な東尋坊を保つために清掃活動にも取り組んでいます。


荒田恭兵の結婚や彼女は?
ハイダイビングや飛込に熱中している荒田恭兵さんですが、結婚しているのか、彼女はいるのか気になりますよね!
調査した結果、結婚や彼女についての情報は見つかりませんでした。
以前に結婚についてTwitterでこのような投稿をしています。


どうやら、結婚はまだまだ遠そうですね・・。
ハイダイビングで国内や海外を駆け回る荒田さんにとって、まだ結婚について考えるのは先のことと思っているのかもしれません。
しかし、ハイダイビングで鍛えられた体を持っているため、女性からの人気が高いことも予想されます。
そのため荒田さんが恋愛をしようかなという気になれば、案外結婚は早いのかもしれませんね。
まとめ
荒田恭兵
●小学生で飛込を始め、中学や高校ではトップクラスの選手として活躍する
●大学時代はシンクロ高飛込でも活躍し日本選手権で優勝する
●大学卒業後にハイダイビングに魅了され国内唯一の競技者に
●ハイダイビングの魅力を多くの人に伝えるため、大会に参加しながら日々活動している
●お気に入りの練習場所は福井県にある東尋坊
●結婚や彼女の情報は現在はなし
今回は、ハイダイビングの荒田恭兵さんについて紹介しました。
国内で誰も行っていない競技を始め、自らの手で道を切り開いている姿、とてもかっこいいですね!
現在はまだ好成績とは言えないものの、これから実力を付けるにつれさらなる活躍を見せてくれるでしょう。
荒田さんのこれからの活躍に、注目しましょう!