3歳で芸能界デビューし、女優・タレントや現役大学生として活躍している芦田愛菜さん。
そんな芦田愛菜さんには、多くの人々を感動させる数々の名言・座右の銘があり、その語彙力や年齢よりも大人びた発言がよく話題になっています。
芦田愛菜さんの名言にはどのようなものがあり、どんな場面で生み出させた言葉なのでしょうか。
この記事は、
●芦田愛菜さんの名言や座右の銘を詳しく教えて欲しい
●名言はどんな場面で言っていたのか知りたい
●座右の銘にはどんな意味があるのか知りたい
●落ち込んだ時に心に響く名言が聞きたい
という方にオススメです。
芦田愛菜さんについてもっと知りたい方、落ち込んだ時や迷った時に名言を参考にしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
芦田愛菜の有名な9つの名言全文

芦田愛菜さんには数々の名言がありますが、その中でも9つのテーマを厳選しました。
普段から芦田愛菜さんが物事を深く考え、言葉を大切にしていることが分かる名言ばかりです。
では、さっそくご紹介していきますね。
名言1【大人になること】
周りのことやこの先に待っていることを想像しながら責任を持って行動することが、大人になることなのかなと思って。
こちらの名言は、2022年6月に新成人となる18歳を目前に控えた芦田愛菜さんが、
「芦田さんが思う大人とは?」とインタビューされた時の名言です。
たしかに、大人になるということは責任感が伴うことですよね。

この時の芦田愛菜さんは、「まだまだ羽目を外して失敗する事もあるため考えて行動できる人になりたい」と語っていました。
また、所作や姿勢がピシッと整っている大人の女性に憧れると話していましたよ。
2023年の「期待の新成人ランキング」で芦田愛菜さんは第1位でした。なお、2位は将棋棋士の藤井聡太さん、3位は俳優の鈴木福さんとなっています。

新成人の18歳を迎えた芦田愛菜さんと鈴木福さんは、2022年7月の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」で4年ぶりに対面共演をしたんだよ!


名言2【努力】
続いては、芦田愛菜さんの「努力」にまつわる名言を3つ紹介します。
挫折やくじけることは嫌いじゃない。うまくいかないことばかりだけど、ぶつかることで違う目標ができたり、新しい発見があったりする。
上記は、2019年に放送されたNHKの「SWITCHインタビュー 達人達」という番組内で糸井重里さんと対談した際の名言です。
当時、芦田愛菜さんは14歳だったため、この名言に対してSNS上では
愛菜ちゃん、まだ14歳なのにとても聡明…!
と驚きの声が挙がっていました。
芦田愛菜さんは、「挫折をしないともっと前に進めない気がする」とも語っており、とても努力家であることが分かります。
自分の挫折を受け入れてさらに成長していこうとすることは、大人でもなかなか難しいですよね。
14歳の芦田愛菜さんが挫折の大切さを知っているということに、とても驚きました。


好きな言葉は努力です。
こちらは、芦田愛菜さんが当時9歳だった2014年3月に公開された映画「円卓こっこ、ひと夏のイマジン」に合わせてインタビューされた時の名言です。
主人公こっこを演じた芦田愛菜さんは、「こっこは気になった言葉や初めて知ることなどをジャポニカ学習帳に書いているが、愛菜ちゃんのお気に入りの言葉は?」と聞かれ、
上記のように「努力」と答えたのです。
「円卓こっこ、ひと夏のイマジン」の行定勲監督は、「芦田愛菜ちゃんは天才子役って言われているが、すごく努力していて台本を300回読んでいる。」と明かしていました。



9歳の頃から努力を惜しまない人間性が凄いね…!!


努力は必ず報われる。報われない努力があるとすればそれはまだ努力とは言えない。
こちら、元々は王貞治さんの名言であり、幼い頃に父親が教えてくれたとのことで、芦田愛菜さんはこの言葉を「座右の銘」として受験勉強に励んでいました。
なんと1日12時間以上も勉強していたこともあったそうです。
そして、難関名門校である慶応義塾中等部、慶應義塾女子高等学校、そして今年の4月には慶應義塾大学の法学部政治学科に進学し、勉学と芸能活動を両立しています。
現在、レギュラー番組「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」、連続テレビドラマ「最高の教師」に出演し、さらに昨年にはCM出演数17社で年間1位に輝きました。
2020年(当時16歳)、TBSの「ゴゴスマ」に出演した時には、



何かをする時、この言葉を忘れないようにいつも心がけている
と語っていましたよ。
名言3【人生に迷った時/結果は決まっている】
悩んだ時には自分の中で考えて、一番納得して行動できる答えを探すようにしている。
行動を起こした後に結果は決まっていて、あとはなるようになるしかない。自分に人生の最終決定権があると思うと後悔することもあるので、結果は決まっていて自分はそこに行くための方向を選んだだけだと思うようにしている。
2021年7月、アニメ映画「岬のマヨイガ」で主人公・ユイ役の声優を務めた芦田愛菜さん。
完成披露試写会で、この映画の内容にちなんで「人生で迷った時、どのような答えを出すのか」という質問をされた時の答えが、上記の名言です。


この言葉の後に、「でもそれがなかなか難しくて。結局、後悔しちゃうんですけど心がけるようにしています!」と笑ってコメントしていました。
とても深い名言で、芦田愛菜さんはこれまで一生懸命迷いながら答えを探し出してきたんだろうなぁと感じますね。
芦田愛菜さんのように「やれるだけのことはやったから、あとは結果を受け入れよう」という境地に達するくらい努力出来たら、自分自身を責めたり後悔することも少なくなりそうです。



たしかに、自分の中で悩み抜いて出した答えなら、結果はどうなろうと受け止められる気がするよね。
名言4【運命】
出会う時間も場所も人も無限に可能性がある中でその人とそこで出会えたこと、それってやっぱり運命ですよね。
2022年6月、「1億3000万人のSHOWチャンネル」にゲスト出演して、恋愛についてのトークを繰り広げた芦田愛菜さん。
高校の友達と恋バナをしたり、妄想したりしていると明かしました。
その妄想の内容は「朝に学校まで走っていたら、かっこいい人とぶつかって…」と、少女漫画によくあるようなベタなシチュエーションでした。
恋愛だけではなく、人と人との出会いは「一期一会」であり、大切にしていきたいと改めて感じる名言です。


名言5【緊張】
ちょっと緊張している時の方が集中力が高まり自分のベストが尽くせる気がするので、緊張することが悪いことだとは思っていない。
2021年7月、藤井聡太さんと芦田愛菜さんがサントリー緑茶「伊右衛門」のCMで共演し、対談動画の中で出た名言です。


芦田愛菜さんは心配性でよく緊張するとのことですが、逆に緊張が良い作用を生み出してくれるため、あえて緊張を跳ね除けようとは思っていないそうです。
なお、藤井聡太さんは対局前は常に緊張すると話し、「目の前のことに集中するのが大事」と語っています。このことには、芦田愛菜さんも非常に共感していました。



緊張も自分の味方にするのが大事なんだね!!



緊張した時は、芦田愛菜さんの言葉を思い出してみよっと!
名言6【信じる、とは】
揺るがない自分がいるということが、信じること。
この名言は、芦田愛菜さんが16歳だった2020年9月、主演した映画「星の子」の完成報告イベントで、映画のテーマに合わせて【信じることとは?】と問いかけられた際の言葉です。
以下、「信じるとは」について語った時の全文をご紹介します。
「その人のことを信じようと思います」って結構使うと思うんですけど、それってどういう意味か考えた時に、その人自身を信じているのではなくて、自分が理想とするその人の人物像に期待してしまっていることなのかなと感じます。だからこそ人は「裏切られた」とか「期待していたのに」とか言うけれど、それはその人が裏切ったわけではなくて、その人の見えなかった部分が見えただけ。
その見えなかった部分が見えた時に、「それもその人なんだ」と受け止められる揺るがない自分がいるというのが【信じること】なのかなって思います。
でも、揺るがない自分の軸を持つのってすごく難しいじゃないですか。だからこそ人は「信じる」って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分や理想の人物像にすがりたいんじゃないかと思いました。
この芦田愛菜さんの名言はとても話題になり、日テレ「スッキリ」では国文学者のロバート・キャンベルさんが「経験と知識が合わさって初めて到達できる言葉」であると解説していました。
また、中国版Twitter(現:X)のWeibo(ウェイボー)でも、この映画完成イベントの動画が投稿され、
愛菜さんの言葉に、とっても感銘を受けた!
どんな経験をしたらこういう発言が出来るの?
と、芦田愛菜さんのコメントを賞賛する声が挙がっていました。


とても哲学的な名言で、この言葉を聞くと「信じるって何だろう」と改めて自分なりに考えたくなりますよね。
芦田愛菜さんが「信じる・信じられる・裏切る・裏切られる」といった実体験を通して感じてきたことを
目の前の人に分かりやすく伝えようとする姿勢が伝わってくる、感動する名言だと感じます。
英語の名言7【No one is flawless】
No one is flawless(欠点のない人なんていない)
このコメントは、2022年6月に日テレ「NEWS ZERO」に芦田愛菜さんが出演した時のものです。
番組内で、【物事が上手くいかなくて落ち込んでいる時に大事にしている言葉】として紹介していました。
また、サントリー緑茶「伊右衛門」のWEB動画で藤井聡太さんと2度目の対談を行った時にも、このフレーズが気に入っていると話し、藤井聡太さんは「勉強になる」とコメントしていましたよ。


芦田愛菜さんは「flawless(欠点のない)」という単語を知った時、「perfect(完璧)と似ている」と思ったそうですが、
「完璧な人なんていない」と言われるより「欠点のない人なんていない」と言われた方が
「全部出来なくたって、やってみれば良い!」と背中を押してくれる、支えてくれる感じがすると語っていました。
何かに挑戦する時など、絶対にこうしなきゃいけない!と固定概念に囚われ、足がすくんでしまうような時がありますが、
この言葉を思い出すと「まずは、ちょっとやってみようかな」と一歩踏み出しやすくなる気がしますね。



芦田愛菜さんは、1つ1つの言葉を大事にしている感じがするよね。
名言8【夢】
出来ないって決めつけてしまわないことが大事。自分に出来る範囲のことってなんだろうと考えて頑張ってみることが、大きな夢を信じるということに繋がると思う。
「映画 えんとつ町のプペル」でルビッチ少年役の声優を担当した芦田愛菜さんが、2020年10月に映画のハロウィンイベントに出演した時の名言です。


星を信じ続ける少年・ルビッチの「星があることも分からないけど、でも無いことも分からない」という【自分で決めつけない】セリフが好きだという芦田愛菜さん。
そのセリフと同様に決めつけず、「大きな夢だから自分には身の丈が合わないと思ってしまうんではなくて、それにちょっとでも近づけるようなことを考えてみることなど」で、夢に近づけるのではないかと語っていました。
夢や目標が出来た時には、芦田愛菜さんが言っているように、自分に出来る範囲のベイビーステップをまずは考えてみると良いですね。



勉強・仕事・家事・趣味…どんな時でも「自分には無理だ」と決めつけないで、まずはちょっとでも出来ることを考えてみようっと♪
名言9【人間関係】
最後に、「人間関係」にまつわる4つの名言をご紹介していきます。
手紙と過ごす時間は相手を想う時間。
こちらの名言は、芦田愛菜さんと生見愛瑠(めるる)さんが共演した日本郵便のCMについて、インタビューされた時の一言です。
CMではセリフが決まっておらず、手紙を書きながら2人で話すシーンが全てアドリブであることも話題になりました。
芦田愛菜さんは手紙の良さについて、
文章や便箋・切手を相手に合わせて選んだり、思い出を振り返って手紙を書いたり、手紙を貰うことで遠くにいても相手を近くに感じることが出来るとコメントしています。
「手紙と過ごす時間は相手を想う時間」という芦田愛菜さんの名言を聞いためるるさんは「すごく心に刺さった…!」と感嘆していました。


「私はこういう事があまり上手くできないけど、よろしくね」と最初から本音で接して弱い所を見せてしまえば、相手の人も手助けしてあげようかなって気にかけてくれると思う。
上記は本音で相手と接する大切さについてのコメントです。
2022年に出演した映画「メタモルフォーゼの縁側」で人づきあいが苦手な佐山うらら役を演じ、インタビューで誰かと仲良くなる秘訣について聞かれた時に、「自分の弱い所を見せられたら、より深い絆になる」と語っています。
芦田愛菜さんは幼い頃から芸能活動をしている有名子役でしたが、学校の友達は芸能人としてではなく、対等な友達として接してくれていたそうです。
普段から本音で友達と接し、弱い部分も見せてきたからこそ、素敵な友情関係を築けているのではないでしょうか。



取り繕わないで相手と接する大切さを学べる名言だね♪
自分とは違う誰かの人生や心の中を知ることに、すごく興味がある。
読書家である芦田愛菜さんは、読書の魅力について「自分とは違う誰かの人生や心の中を知る疑似体験ができる」ことだと述べています。
また、そんな疑似体験ができるのはお芝居と読書との共通点だと語り、とにかく文字を読むことや自分の想像力で物語に入り込むことが大好きだそうです。
両親も読書好きで、幼い頃にはよく絵本の読み聞かせをおねだりしていた芦田愛菜さん。
小学生の時は年間180冊、現在は年間300冊もの本を読んでいます。
なお、日本人の1ヶ月あたりの平均読書量は、小学生7.5冊、中学生2.5冊、高校生1.5冊と言われています。
芦田愛菜さんは、平均読書量より20倍近い量の本を読んでいることが分かります。
数々の名言を生み出す芦田愛菜さんの「創造力」は、幼い頃から習慣だった読書が培ったものなのですね。
多忙な中でも、歯を磨いている間や学校に行く前の時間などの隙間時間で読書をしていて「自称・活字中毒」と語っていました。



2019年には「まなの本棚」という、本を紹介する著書を出版しているね♪



幼い頃から本が日常的にある環境だったなんて、ご両親も素敵だよね。
誰でも苦手なことがあって当然かもって考えるようになりました。
苦手なことなど無いのでは?と思ってしまうくらい完璧に見える芦田愛菜さんですが、
中学生の頃には水泳が苦手で、夏休みには水泳の補習授業に行かなければいけないと明かしていました。
また、2022年に出演した「1億3000万人のSHOWチャンネル」では料理をする場面がありましたが、芦田愛菜さんはテンパって絶叫しながらなんとか料理をしていたため、
愛菜ちゃんでも苦手なことがあるんだ!
親近感が湧いた!
とSNS上ではそのギャップに好印象を持つ人が沢山いました。
芦田愛菜さんは、「好きじゃないことをやらなきゃいけない時はどうしていますか?」というインタビューに対して、
「どんなに嫌いなことでも全く自分のためにならないことは無いと思うので、そういうふうに考えれば何事もきっと出来るのかな。」と答えていました。
見栄を張るのではなく自分の苦手なことも認めてさらけ出すことが出来れば、相手の苦手なことや失敗にも寛大になれそうですよね。



特に若い頃って、自分の苦手なことは隠したかった気がするなぁ…。



どんな人にも苦手なことはある!と考えると、相手のことも優しく受け止められるよね♪
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芦田愛菜の座右の銘
人間万事塞翁が馬
この言葉は、「じんかん(にんげん)ばんじさいおうがうま」と読みます。
2017年に出演したTBS「1番だけが知っている」で、芦田愛菜さんが最も魂が震えた本として紹介しているのが、
ノーベル生理学賞を受賞した京都大学iPS細胞研究所教授・山中伸弥先生の自伝「山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた」です。
この自伝の中で、山中伸弥先生が好きな言葉の1つとして【人間万事塞翁が馬】を挙げていました。
【人間万事塞翁が馬】は、中国の故事である「淮南子(えなんじ)」という本に記されているものです。
山中伸弥先生が整形外科の研修医時代、手術が下手で「ジャマナカ」というあだ名をつけられてしまったり、完治が難しい多くの難病患者さんと出会い、
臨床医としての限界を感じて研究者になったと自伝の中で述べています。
結果、体の様々な部位の細胞に変わることができるiPS細胞を確立し、ノーベル生理学賞受賞という、世の中に多大な貢献をされました。
芦田愛菜さんが山中伸弥先生の自伝を読んだのは、なんとまだ小学3年生の時だったそうなので、
少し難しい【人間万事塞翁が馬】という言葉に共感して、座右の銘になったことに驚きです。
この座右の銘は、名言2【努力】や名言8【夢】にも通ずるものがありますね。



「幸か不幸かは簡単に決められない」っていう意味なんだね!
努力は必ず報われる。報われない努力があるとすればそれはまだ努力とは言えない。
こちらは名言2【努力】でもお伝えしましたが、王貞治さんの名言であり、自身の座右の銘にしていることは様々なテレビ番組で明かしています。
自宅で過ごしている時に、芦田愛菜さんの父親が教えてくれた言葉とのことです。
世界のホームラン王である王貞治さんの言葉ということで、とてもストイックで重みがあります。
芦田愛菜さんはこの言葉をいつも心に思い浮かべて、難関校の中学受験に取り組み、見事合格したのです。
努力を努力とも思わないくらい、いつも学業や芸能活動に励んでいる芦田愛菜さん。
きっと私たちから見えないところでも、隠れた努力を惜しまないのだろうなと感じます。



とても心打たれる名言、座右の銘ばかりだわ!


まとめ
この記事では、芦田愛菜さんの名言と座右の銘をご紹介しました。
芦田愛菜さんは、読書で得た知識や周りの人の言葉を、自分の中でさらに考えて解釈することで、多くの人が心打たれる名言を生み出しているんですね。
また、芦田愛菜さんの名言とされる言葉の多くは「~と思います。」と自分の意見として相手に分かりやすく、かつ優しく伝えているものが多いと感じます。
何かに迷ったり悩んだりした時には、今回ご紹介した芦田愛菜さんの名言や座右の銘をぜひ参考にしてみてくださいね。
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