日本だけにとどまらず、海外ファンからも大人気の「新しい学校のリーダーズ」。
「オトナブルー」の首振りダンスが話題を呼び、個性的なキャラクターとパフォーマンスが「中毒性がある」と言われ、どんどん活躍の場を拡げていますね。
新しい学校のリーダーズは、実はとても高い実力を兼ね備えた4人組なのです。
この記事では、
●新しい学校のリーダーズは、何者なのか詳しく知りたい!
●メンバーそれぞれのプロフィールは?
●新しい学校のリーダーズの凄さとは?なぜ海外でも人気なのか?
といった疑問にお答えしていきます。
深掘りするほど、さらに新しい学校のリーダーズの魅力を知る事ができるため、ぜひ最後までご覧ください!
新しい学校のリーダーズは何者?

新しい学校のリーダーズは、MIZYU、RIN、SUZUKA、KANONの4人組からなるダンスボーカルユニットです。
所属事務所は、アソビシステム、TWIN PLANET、テレビ朝日ミュージックの合同マネージメントとなっています。
2015年に結成され、2020年にアメリカの音楽レーベル「88rising」と契約し、翌年に「ATARASHII GAKKO!」として世界デビュー。
2023年には「オトナブルー」の首振りダンスがTikTokでバズり、多くの人がそのダンスを真似して大注目のグループとなりました。
新しい学校のリーダーズは、
模範的なヤツばかりが評価されるこの時代、くだらない不寛容社会から、個性と自由ではみ出していく
というグループコンセプトで、「青春日本代表」を自称し活動しています。
個性的で激しいダンスと昭和感のある高い歌唱力が持ち味で、その「中毒性」にハマる人が続出中ですね。
衣装も個性的であり、4人全員がセーラー服に腕章をつけ、長い白靴下に上履きというスタイルです。
なお、ダンスの振り付けは全て自分たちで考案しており、振付師としての一面もあります。
【振り付け提供した楽曲】
●Hey!Say!JUMP!の「ネガティブファイター」
●MAGICOURの「Wanna Gonna(ワナガナ)」
●埼玉県川越市山村学園高等学校の校歌
以下の写真は、山村学園高等学校のダンス部と新しい学校のリーダーズが一緒に踊っているシーンです。


校歌に振り付けをするなんて面白い!校歌の時間が楽しくなりそう♪



Hey!Say!JUMP!の「ネガティブファイター」は、なんとメンバーの八乙女光さんが直接オファーしたらしいよ!
グループの経歴は?
グループが結成された2015年から、年代ごとに経歴を紹介していきます。
〈2015年〉
●7月15日:グループ結成。当時、MIZYUは16歳の高校2年生、他3人は13歳の中学2年生。
●ロッテのチューイングガム「Fit’s」CMに出演。CM曲「噛むとフニャン」はtofubeats(DJ・歌手・音楽プロデューサー等)がリミックス。
●AndroidのCM「声で自由に」編へ出演。
グループ結成前からダンススクールを通じて4人は友人関係だったとの情報がありましたが、
オールナイトニッポンに出演した時には「結成理由は無い」と話していました。
4人それぞれが事務所に所属し、その中から選ばれたメンバーでグループ結成されたようです。



グループ結成1年目からCMに出演していたなんて凄いよね!
〈2016年〉
●あいみょん作詞作曲「学校行けやあ゛」をLINE MUSICで配信、「はみだしプロジェクト」テーマソングとして湖池屋とコラボ。
●7月25日:ライブハウスWWWで初主催イベント「平成28年度 はみ出しフェスティボー」開催。
●12月23日:ライブハウスVUENOSで「第2回 はみ出しフェスティボー」開催。
●SHIBUYA109の夏シーズンビジュアルモデルに抜擢。
「学校行けやあ゛」のミュージックビデオは、湖池屋のポテトチップスを食べているシーンがあり、物語性のある面白いものとなっています。
なお、「はみだしプロジェクト」の概要については以下の通りです。
一度きりの青春時代。もっと前向きに“はみ出した”青春を過ごしてほしい。そんな思いから、個性と自由で“はみ出していく”ダンスボーカルユニット新しい学校のリーダーズと“はみ出しスピリット”で革新的な商品を生み出し続けるコイケヤがタッグを組み、「はみ出せ、青春。」を合言葉に、はみ出す若者を応援していくべく発足した新プロジェクト、それが“はみ出しプロジェクト”です。
引用:湖池屋


〈2017年〉
●6月7日:ファーストシングル「毒花」を発売。ドラマ「女囚セブン」主題歌となり、ドラマ最終回に出演。
●全国各地でイベント開催。
●10月25日:セカンドシングル「キミワイナ’17」発売。カップリング曲の「SNS24時」がアニメ「SNSポリス」の主題歌となる。
2017年にはファーストシングル、セカンドシングルを発売し、ドラマやアニメの主題歌になっています。


〈2018年〉
●3月21日:ファーストアルバム「マエナラワナイ」発売。
●「ピロティ」が幸楽苑CMソングとなり、CM出演。


2018年にはファーストアルバムをリリースしています。
このアルバムには10曲収録されており、全てH ZETT Mさんが作曲・楽曲プロデュースしています。
また、収録曲の「席替ガットゥーゾ」「キミワイナ’17」はメンバー達が作詞、「zzz」はMIZYUさんが作詞したものです。


〈2019年〉
●3月6日:セカンドアルバム「若気ガイタル」発売。


デビュー5年目も精力的に活動し、11曲を収録したセカンドアルバム「若気ガイタル」を発売しました。
〈2020年〉
●11月24日:海外の音楽レーベル・88risingと契約、「ATARASHII GAKKO!」として世界デビューを発表。
デビュー6年目の2020年には、海外レーベルの88risingと契約し世界デビューすることが決まります!
88risingとはアジアのカルチャーシーンを世界に発信する、アメリカを拠点としたレーベルです。
なお、年末には久しぶりの有観客ライブとして「無名ですけどワンマン~日本から出たことないけど凱旋ライブ~」を東京で開催し、大成功しています。
〈2021年〉
●1月20日:デジタル・シングル「NAINAINAI」で世界デビュー。
●3月:TikTokフォロワー数が100万人を超える。
●5月:Hey!Say!JUMPの「ネガティブファイター」振り付け提供。
●11月20日:デジタル・アルバム「SNACKTIME」を世界で発売。


2021年にはついに「NAINAINAI」で世界デビューを果たします!
海外レーベル・88risingのホームページに過去のパフォーマンス動画が掲載されると、YouTubeチャンネルの登録者数が7万人も増加しました。
メンバーは、「私の国にも来て!」と海外からコメントが来て嬉しかったと語っています。
〈2022年〉
●8月17・18日:アメリカにて初のワンマンライブを開催。
●8月21日:88rising主催の音楽フェス「Head In The Clouds LosAngels」出演。
●12月4日:インドネシアで「Head In The Clouds Jakarta」出演。
●2月9日:フィリピンで「Head In The Clouds Manila」出演。
●年末に「SONGS OF TOKYO Festival 2022」で2020年の楽曲「オトナブルー」披露。
8月に行われたアメリカでの初ワンマンライブでは、開場前から長蛇の列ができ、チケットはすべてソールドアウトとなり大成功を収めました。
さらに、海外各地で開催されたレーベル主催の音楽フェスに参加し、大盛り上がり!
「ATARASHII GAKKO!」の名を世界に広げていきます。


〈2023年〉
●1月:「オトナブルー」の首振りダンスがTikTokで流行し、6月には動画再生回数が25億回を突破。
●2月:「オトナブルー」がBillboard Japan Heatseekers Songsで10位。
●3月16日:「オトナブルー」のミュージックビデオ公開、Billboard Japan Heatseekers Songsで2週連続1位。
●TikTokフォロワー数が国内の女性アーティスト1位を獲得。
●4月7日:YouTubeのTHE FIRST TAKEに「オトナブルー」で出演。YouTube週間動画再生数ランキング(音楽部門)1位。
●4月12日:デジタル配信アルバム「一時帰国」発売、iTunes総合アルバムランキングで初登場1位。
●5月21日:ニューヨークで「Head In The Clouds New York」出演。
●6月29日:「TikTok上半期トレンド大賞2023」で「オトナブルー」が大賞受賞。
●8月6日:ロサンゼルスで「Head In The Clouds Los Angels」出演。
●8月16日:アルバム「マ人間」発売。
2023年、TikTokを皮切りにして「オトナブルー」が大流行し、大勢の人が「首振りダンス」を真似した動画を投稿しています。
YouTubeのTHE FIRST TAKEで「オトナブルー」を披露し、2023年8月現在で動画再生回数は4079万回を記録!
上記の他にも、ワンマンライブ開催・様々な音楽イベントに参加・テレビ出演といった経歴があり、グローバルに活躍中です。



オトナブルーは小学校でも流行っていたらしいよ!



マネして踊る人が多かったよね~!
新しい学校のリーダーズのメンバープロフ!


MIZYU、RIN、SUZUKA、KANONの4人組で結成された新しい学校のリーダーズ。
個性溢れるメンバーそれぞれのプロフィールを見ていきましょう!
MIZYU


MIZYU(みぢゅ・みじゅ)
本名:石井美月(いしい みづき)
生年月日:1998年12月22日
年齢:24歳(2023年8月現在)
出身地:東京都
身長:151㎝
血液型:B型
好きな食べ物:もやし
MIZYUさんはパッツン前髪と黒髪ツインテールがトレードマークで、デビュー当時から一貫した髪型です。
グループ最年長であり、グループリーダーは決まっていませんが、MIZYUさんがリーダー的役割を務めています。
幼い頃から踊る事が好きで、小学2年生でダンスを習い始め、小学5年生からはダンサー兼モデルとして活動していました。
MIZYUさんがモデルをしていたのは「DSK (ダンス・スタイル・キッズ)」という雑誌です。
小学6年生~中学生時代は、きゃりーぱみゅぱみゅさんのバックダンサーとして活動していました。
「きゃりーキッズ」と呼ばれるくらいフューチャーされツアーにも同行し、芸能界の世界に足を踏み入れていたため礼儀などを厳しく先生から教えられて、よく泣いていたそうです。
なお、現在所属している事務所「アソビシステム」には、きゃりーぱみゅぱみゅさんも在籍しています。
MIZYUさんはダンスも歌声も可愛らしく、手の動きが綺麗です。
メンバーからは、「1番謎めいている」「1番はみ出してる。すごい自由人。」と言われています。


RIN


RIN(りん)
本名:長澤凜(ながさわ りん)
生年月日:2001年9月11日
年齢:21歳(2023年8月現在)
出身地:埼玉県
身長:155㎝
血液型:A型
好きな食べ物:茄子
デビュー当時から色々な髪型でセルフプロデュースが上手なRINさんですが、現在はパーマがかかった髪型と側頭部から後頭部の刈り上げが特徴的です。
父親が大のヒップホップ好きであり、母親のお腹にいた時からヒップホップが子守歌だったと言います。
また、ファッションが好きで特に古着を好んでいることも両親による影響であり、両親からもらった洋服をRINさんは沢山持っているようです。
音楽を聴くとつい踊り始める子どもだったRINさんがダンスをしっかり習い始めたのは、4歳頃でした。
幼い頃から数多くのダンスコンテストで優勝・受賞歴があり、個人では13個もの賞を獲得しています!
そのため、メンバーからは「1番ダンスが上手い」と言われていて、特にヒップホップ系のパワフルなダンスが持ち味です。
音楽の恩師はJaywalkerのZoo-Zooさんで、初タイアップ曲「噛むとフニャン」を提供してくれたtofubeatsさんのことも元々大好きだったと語っていました。
また、ラップパートやDJを担当することも多く、かっこいいイメージが強いですが、
メンバー曰く「1番強気に見えるけど心配性」「平和主義で和ませてくれる」とのことです。
読書が好きで、RINさんが書く文章は詩的な印象があり、繊細さも持ち合わせている印象がありますね。


SUZUKA


SUZUKA(すずか)
本名:金沢涼花(かなざわ すずか)
生年月日:2001年11月29日
年齢:21歳(2023年8月現在)
出身地:大阪府
身長:168㎝
血液型:A型
好きな食べ物:なめろう、山芋
黒髪のおかっぱと丸メガネがトレードマークで、高身長のSUZUKAさん。
舌を出した写真が多く、変顔や面白い言動をするなど、グループのムードメーカーです。
メインボーカルを担っており、伸びのある力強い歌声が沢山の人の心を惹きつけています。
また、昭和テイスト漂う歌声であり、得意な曲は中森明菜さんの「DESIRE」です。
SUZUKAさんの母親が洋楽好きだったそうで、ビヨンセ、レディ・ガガ、マイケル・ジャクソンの映像・音楽が家の中で常に流れており、幼い頃からダンスを真似て踊っていたと言います。
9歳の頃から姉2人と一緒に、ボーカル&ダンススクール「キャレス」に通っていました。
10歳ころからは、歌・ダンス・芝居をする8人組のアイドルユニット「crash×beat」のメンバーとして活動を開始。
SUZUKAさんの表現力は、この頃から培われてきたものなんですね。
なお、姉2人もモデルやアイドルユニットとして活動していたそうです。
実はトレードマークの丸メガネは度が入っていない伊達メガネで、「メガネを外した姿が美人!」と話題に上ることがよくあります。


KANON


KANON(かのん)
本名:木村カノン(きむら かのん)
生年月日:2002年1月18日
年齢:21歳(2023年8月現在)
出身地:群馬県
身長:155㎝
血液型:B型
好きな食べ物:マンゴー
ロングヘアとセンターパートの前髪で、大きな瞳が特徴的なKANONさん。
姉の影響で小学1年生からダンスを始め、ジャズダンスメインのスクールでバレエも習っていたそうです。
また、新体操も経験しており、しなやかで体幹のぶれないダンスがKANONさんの凄さです。
ロングヘアを振り乱しながら踊るダンスの先生に憧れており、ずっとロングヘアを貫いていると言います。
髪の毛もダンス表現の一部ととらえており、ダンス中にコシのあるKANONさんの髪がメンバーに当たると痛くなるため、KANONさんの髪の動きも考えたダンスの構成になっているそうですよ!
習字が特技で、ライブなどで壁に貼られている習字は、全てKANONさんが書いたものです。
また、KANONさんはグループ内で唯一の現役大学生とのことで、大学の詳細は公表されていないのですが、
以前はコロナ禍の影響のためか、オンライン授業を受けていたとX(旧Twitter)で明かしています。
クールビューティーなイメージのあるKANONさんですが、実は抜けていて、寝る時は白目でどこでも眠れるとメンバーに言われていました。


新しい学校のリーダーズは何がすごい?海外で人気の理由は?


新しい学校のリーダーズは、国内外で活躍するグローバルなグループです。
国内にとどまらず海外でも人気の理由は
個性的かつ実力派のパフォーマンス、巧妙なマーケティング
にあると言えます。
YouTubeに寄せられた海外の人たちのコメントは、以下のように絶賛の嵐です。
日本の歌はあまり聞かないけど、オトナブルーはとてもキャッチー。
最高にかっこいい、エキサイティング。
ダンス、声、メロディー、歌詞、そしてそのスタイルも素晴らしい。
彼女たちのカリスマ性はクレイジーです。間違いなく人気になる。
新しい学校のリーダーズは、YouTubeでグループのオフィシャルチャンネルと海外レーベル・88risingチャンネルの2つを使い分けており、
88risingチャンネルでは海外ウケしやすい英語歌詞のダンスチューンなどが投稿されています。
さらに、ミュージックビデオだけではなく、素顔が見えるようなショート動画を多く投稿していたり、メンバーそれぞれが個人のSNSも積極的に更新している様子が見えます。
このようにSNSを上手く駆使していることで、海外のファンにも認知されやすく、支持されてるのです。
そして、初めての海外ツアーが今年11月から開催されることが決定しました。
ツアーはロサンゼルスからスタートし、ニューヨークやワシントン、香港、バンコクなど合計10公演を予定されています。



今後はますますグローバルな活躍間違いなしだね!
まとめ
この記事では、新しい学校のリーダーズについて、「何者なのか」「メンバーのプロフィール」「なぜ海外でも人気なのか」という点を中心にまとめました。
●「個性と自由ではみ出していく」がキャッチコピーの、2015年に結成された女性4人組のダンスボーカルユニット。
●2020年の楽曲「オトナブルー」が、2023年TikTokで大ヒット。
●海外レーベルと契約し、海外でのワンマンライブやフェスで成功を収めている。
●海外でも人気の理由は、個性的で実力派のパフォーマンスと、SNSを駆使したマーケティングにある。
4人全員が個性溢れるキャラクターで、ダンス・ボーカルともに高い実力を兼ね備えている「新しい学校のリーダーズ」。
今後も「新しい学校のリーダーズ」のグローバルな活躍が楽しみですね。