女子ゴルフのプロゴルファーである畑岡奈紗(なさ)さんは、女子ゴルフの「黄金世代」に生まれました。
そう言われるだけありプロゴルファーとして素質は十分で、強い下半身を生かしたプレースタイルが持ち味の選手です。
最近では、米女子ツアーのメジャー第3戦でのプレーに注目が集まりました。
そんな畑岡奈紗さんとは、一体どういった経歴や学歴の持ち主なのでしょうか?
また家族との関係なども気になりますよね。
そこで、今回のこの記事では
・畑岡奈紗さんのWikiプロフィールが知りたい
・畑岡奈紗さんは英語がペラペラって本当?
・畑岡奈紗さんの中学校や高校などの学歴について
・畑岡奈紗さんにはどんな経歴があるのか時系列にご紹介
・畑岡奈紗さんの家族構成や両親の職業についてなど
これらのことに注目しながら、畑岡奈紗さんについて迫っていこうと思います。
畑岡奈紗さんが好きな方はもちろん、ゴルフに興味がある方もぜひ最後まで必見です。
畑岡奈紗のWikiプロフィール

名前:畑岡 奈紗(はたおか なさ)
国籍:日本
出身地:茨城県笠間市
生年月日:1999年1月13日
年齢:24歳(2023年7月)
身長:158cm
血液型:A型
趣味:映画鑑賞
所属:アビームコンサルティング
畑岡奈紗さんは”はたおかなさ”と読むのですが、”なさ”という名前が珍しいと思う方もいると思います。
実はこのナサという珍しい名前は、アメリカ航空宇宙局の”NASA”からご両親が名づけました。
ご両親が名前を付けるときに、
「前人未到のことができますように」
という願いを込めてつけました。
ご両親が娘に願った大きな夢は、夢で終わらずに実現しているのもすごいことですよね。


しかも、畑岡奈紗さんの愛犬は”アポロ”って名前なんだよ!すっごくお目目くりくりで可愛いね!宇宙にちなんだ名前なのもGOOD!!
畑岡奈紗の英語力
現在、畑岡奈紗さんはアメリカを拠点として活躍しているのですが、そうなると気になるのが英語力ですよね。
通訳なしでも英語を理解できるほどの英語力はある
それは凄いですね!
畑岡奈紗さんは、キャディさんと普通に英語で会話をしているので、女子ゴルフの渋野日向子選手がその英語力をすごいと褒めることもあります。
アメリカに渡る前は、英語が話せるようにサンタさんにお願いしていたという畑岡奈紗さん。
なんだかとっても可愛い願い事ですよね。
2018年にはインタビューなども英語で話せるくらいになりたいと語っていて、2019年に優勝した際には英語で優勝のスピーチをやり遂げました。
有言実行とはまさにこのことですし、きっと英語でのスピーチはかなり緊張もしたでしょうね。
海外旅行の時もそうですが、海外の生活で英語が話せないとなるとゴルフのプレー中も大変ですよね。
畑岡奈紗さんも海外生活の中でゴルフを頑張る傍ら、英語もペラペラになれるように頑張って勉強していらっしゃるのでしょう。
畑岡奈紗さんの英語を聞いた方は
このように、畑岡奈紗さんが意欲的に英語を話そうとしている姿勢を褒めていてこれから更に英語力は上達していくのではないでしょうか?



身近で使われている言葉の影響ってかなり大きいし、畑岡奈紗さんは努力家だから今よりもっとペラペラになりそうだよね!
畑岡奈紗の学歴


【2005年/6歳】
茨城県 笠間市立岩間第二小学校入学
【2011年/12歳】
茨城県 笠間市立岩間中学校入学
【2014年/15歳】
茨城県翔洋学園高校(通信制)に入学
↓
ルネッサンス高校(通信制)に転校し卒業
【2005年/6歳】
茨城県 笠間市立岩間第二小学校入学
畑岡奈紗さんが通っていた小学校は
笠間市岩間第二小学校
です。
畑岡奈紗さんの地元の小学校ですね。
小学校に通っていた時期は、畑岡奈紗さんは野球に打ち込む少女でした。
このことからもかなりスポーツ好きで活発なお子さんというのは想像がつきますよね。
小学4年生のこの頃には、地元の野球チームに所属してセカンドをつとめていました。
そして小学5年生からゴルフの基礎が学べる「スナッグゴルフクラブ」があったので、畑岡奈紗さんもそこに所属しており、畑岡奈紗さんのお母さんの職場がゴルフ場だったことも影響しています。
この11歳のときから畑岡奈紗さんのゴルフ選手としての道は始まり、この頃から畑岡奈紗さんは小学生大会などにも出場しています。
しかしいくら畑岡奈紗さんとはいえ、はじめから上手かったわけではなく負けてしまった時などはしょっちゅう悔し泣きしていた少女でした。
野球とゴルフをしていた畑岡奈紗さんでしたが、小学5年生の夏休みの終わりには所属していた野球チームの皆に「野球とゴルフの二足のわらじは履けないので、これからはゴルフに専念します。」と伝え、ゴルフ一本に絞りました。
お母さんも畑岡奈紗さんにスイングなどを教えていましたが、早い段階で教えることはなくなっていきました。
そこからは畑岡奈紗さんは独学でゴルフの練習を始めました。
このゴルフ練習の際には、野球での“棒を振る”という動作が活かせたこともあり、“最短に振り落とす”という無駄が少ないスイングを畑岡奈紗さんは、この頃からすでに自分のものにしていました。



幼少期から運動神経は抜群だったみたいだね!!
【2011年/12歳】
茨城県 笠間市立岩間中学校入学
茨城県笠間市立岩間第二小学校を卒業した畑岡奈紗さんは
笠間市立岩間中学校
に入学しました。
中学生になった畑岡奈紗さんは生徒会の役員などを務めるなど、しっかり者で人望も厚い生徒でした。
そして、相変わらず運動が大好きな生徒だったので、中学時代には陸上部にも所属していました。
陸上部では200m走の県大会で7位入賞という実績もあるほどの実力でした。
一方で中学2年生の頃には、中嶋常幸プロ主宰の”ヒルズゴルフ・トミーアカデミー”に入門します。
【ヒルズゴルフ・トミーアカデミーとは?】
2012年に中嶋常幸プロと故森稔氏が「たくましく強く、そして優しさを身につけて世界でも通用する人間育成」と「世界でも通用する選手育成」を目的としたアカデミーです。
対象は小学校4年生~高校2年生までで、2年に1度開催される入塾テストを合格した選手のみがアカデミー生となれます。
【2014年/15歳】
茨城県翔洋学園高校(通信制)に入学~ルネッサンス高校(通信制)に転校
笠間市立岩間中学校を卒業した畑岡奈紗さんは
翔洋学園高校(通信制)
に入学します。
この高校は茨城県に拠点を置いている通信制の高校で、入学の時に学科試験がないのも特徴です。
この高校は通信制高校でありながらも、ゴルフ部が設置されておりゴルフに力を入れていることもあって畑岡奈紗さんはもっとゴルフに専念することを優先して高校を選びました。
もちろん、高校ではゴルフ部に入部していて、当時のことを畑岡奈紗さんはこう語っています。
高校時代はほぼ毎日のようにクラブを握ったり、練習場に行けない時でも自宅での自主練などをしていました。
ラウンドする時は1日かかりましたね。
練習のみの日でも、スイングを変更した際は5~6時間練習に費やすこともしましたし、逆に体の状態などをみて1~2時間で終了することもありました。
もうこの時からすでに自分のコンディションの確認などもしていました。
そして、高畑岡奈紗さんが高校2年生の時に参加した日本女子オープンでは最年少優勝を見事に飾っています。
この優勝は、宮里藍選手が保持していた最年少優勝記録を大幅に更新するものでした。
ここの優勝をきっかけにし、畑岡奈紗さんはプロゴルファーに転向します。
また高校3年生の時には、アメリカに拠点を置いて活動することとなり、ルネサンス高校に転校しました。
このルネサンス高校は通信制の高校で、2006年に茨城県に開校したまだ新しい高校です。
そしてプロゴルファーとなった高校3年生の時には初優勝を飾っていて、日本女子オープンで2連覇という見事な戦績を上げています。
プロゴルファーとして、華々しくスタートした畑岡奈紗さんでしたが実は学業に費やす時間がなかなか取れずに大変だったことも話しています。
ゴルフに打ち込める時間がとてもあって練習もたくさんできてありがたかったです。
ただ、レポートを出さないといけない時はをインターネットで調べたりして書くんですが、練習時間が多すぎて気付くと宿題が大量に溜まっていることもありました。
このようにゴルフと学業の両立は大変でしたが、そこは畑岡奈紗さんの努力家精神で無事に高校を卒業しました。



一般的な女子高校生とは違った学生生活かもしれないけど、畑岡奈紗さんが充実した生活を送っていたのが伝わるよね!!



ゴルフが心から大好きなのが伝わるエピソードでもあるよね!!
畑岡奈紗の経歴


【2014年~/15歳~】
アマチュア時代
【2016年~/17歳】
プロゴルファーデビュー
【2021年/22歳】
東京オリンピックに出場
高校生の時には、すでにプロゴルファーとして活躍し始めた畑岡奈紗さん。
学業とプロゴルファーという2足のわらじを履くのは、かなり大変だったと思います。
そんな畑岡奈紗さんの経歴もこれから見ていきましょう。
【2014年~/15歳~】
アマチュア時代
2014年の8月に開かれた”日本ジュニアゴルフ選手権競技”の15~17歳の部では、最終日に当時同学年だった勝みなみ選手に惜しくも逆転されてしまい、悔しい思いをしています。
その後の2015年の後半には、JGAナショナルチームに入りました。
【JGAナショナルチームとは?】
日本ゴルフ協会が選抜した選手団のことで、海外での交流試合や国際試合に派遣されたりもします。
ゴルフだけでなく体力・栄養学・英会話などもプログラムに組み込まれ、年に複数回合宿を行ったりもしています。
2015年7月に開かれた”IMGアカデミー世界ジュニアゴルフ選手権”では、個人と団体ともに優勝を飾っています。
その後の10月に開かれたJLPGAツアーの”樋口久子 Pontaレディス”の主催者推薦選考競技会を見事に勝ち上がってこのツアーに初出場を果たし初日にトップに立ちました。
当時はアマチュア選手だった畑岡奈紗さんですが、このツアーで初出場のアマチュア選手が首位発進するのは初めてのことでした。
初日は好調だったのですが、最終日にはなかなかスコアが伸びず、残念ながら7位という結果でした。
しかしこの大会に参加したアマチュア選手の中で、もっとも成績が上位の選手(ローアマチュア)となりました。
続く2016年の7月に開催された「IMGアカデミー世界ジュニアゴルフ選手権」では、2015年7月に続いて個人と団体の両方で優勝を飾り、見事2連覇達成いたしました!
そして2016年10月に開催されたJLPGAツアー公式戦の”日本女子オープンゴルフ選手権競技”では見事に初優勝を果たしました。
JLPGAツアー公式戦でアマチュア選手が優勝するのは初めてのことで、最年少大会優勝記録も更新しています。
このように、畑岡奈紗さんはアマチュア時代からプロと肩を並べられるほどの実力がすでに十分にありました。



順調にプロゴルファーへの道を進んでいるよね!!
【2016年~/17歳】
プロゴルファーデビュー
2016年10月に開催されたJLPGAツアー公式戦の”日本女子オープンゴルフ選手権競技での優勝がきっかけとなり、2016年10月10日に畑岡奈紗さんはプロに転向することを表明します。
この時、畑岡奈紗さんは17歳271日でしたので宮里藍選手の18歳110日という記録を更新して日本人史上で最年少プロゴルファーとなりました。
プロゴルファーとなった後の2016年11月から開催された”伊藤園レディスゴルフトーナメント”はプロになってから初めての出場試合となりました。
そして2016年12月にはUSLPGAツアーファイナルクオリファイングトーナメントに進出。
このツアーで畑岡奈紗さんは14位タイという成績結果となって日本人最年少である17歳で翌シーズンの出場権を獲ています。
2017年~森ビル所属となる
2017年から畑岡奈紗さんは森ビルの所属。
そして、女子ゴルフの最高峰の一つである全米女子プロゴルフ協会が主催し、アメリカを拠点として開催されるUSLPGAツアーを自分の主戦場として歩み始めます。
そこからの畑岡奈紗さんの戦績が以下の通りです。
【2017年/18歳】
・JLPGAツアー/ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント…初優勝(JLPGA89期生となる)
・JLPGAツアー公式戦/日本女子オープンゴルフ選手権競技…優勝
・USLPGAツアーファイナルQT…トップで通過して、翌シーズンの出場権を獲る
【2018年/19歳】
・USLPGAツアーメジャー大会/全米女子オープン…10位
・ウォルマートNWアーカンソー選手権…初優勝(日本人最年少記録)
・USLPGAツアーメジャー大会/KPMG 全米女子プロゴルフ選手権…2位タイ
・日本女子オープンゴルフ選手権競技…2位
・USLPGA・JLPGA共催/TOTOジャパンクラシック…優勝
【2019年/20歳】
・USLPGAツアー/起亜クラシック…優勝
・JLPGAツアー公式戦/日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯…優勝(生涯獲得賞金1億円突破達成となる)
・日本女子オープンゴルフ選手権競技…優勝(後に発表された10月7日付世界ランクでは3位獲得※自身最高位)
【2021年/22歳】
東京オリンピックに出場
2021年の8月に開かれた”2020年東京オリンピック”では9位という成績でした。
また2021年に行われたマラソンクラシックとアーカンソー選手権では見事に優勝を飾り、翌年の2022年に開催されたの”DIOインプラントLAオープン”でも優勝を飾りました。



最年少記録を更新したりと、かなり早い段階でトップ集団に食い込むほどの好成績を収めているのが分かるよね!!
畑岡奈紗の家族構成
畑岡奈紗さんの家族は、4人家族です。


若干24歳である畑岡奈紗さんですが、現在はトッププロゴルファーとして活躍し続けています。
この活躍に至るまでは、きっと家族の支えも大きかったと思います。
父:畑岡仁一さん/57歳(2023年現在)
母:畑岡博美さん/52歳(2023年現在)
妹:畑岡利安(りあん)さん/21歳(2023年現在)
世間的には、ゴルフをする家庭というと裕福でお金持ちな家庭というイメージがありますが畑岡奈紗さんの家庭はどうなのでしょうか?
早速見ていきましょう。
畑岡奈紗の父親の職業はサラリーマン


畑岡奈紗さんのお父さんは仁一さんといいます。
上記の写真からも、畑岡奈紗さんとお父さんの関係が良好なのが伝わってきますよね。
気になるお父さんの職業ですが、
茨城県を中心に展開している大型ホームセンターの”山新”の社員
この山新という会社は、”家具の山新”、”山新生活館”などホームセンターや自動車用品店を取り扱う”ケンズガレージ”、そしてペットショットの”トモニー”など、複数の店舗を展開しています。
また、山新は畑岡奈紗さんとスポンサー契約もしていて、公式ページには畑岡奈紗さんの応援ブログも書かれています。
お父さんである仁一さんの会社というだけあり、とても応援する熱意が伝わりますよね。
仁一さんは、高校時代は走り高跳びで県大会2位という成績を残しているので、幼少期からの畑岡奈紗さんの運動神経の高さはお父さんの遺伝かもしれませんよね。
ちなみに、お父さんはスポーツ通ではあるのですがゴルフはまったくやったことがないというのも意外なところですよね。



ゴルフ未経験でもプロゴルファーとしての道を応援してくれたというのがお父さんの優しさを感じるよね!!



ごく一般的な家庭だったことにも驚きだね!!
畑岡奈紗の母親の職業は宍戸カントリークラブの社員


そして、畑岡奈紗さんのお母さんは博美さんといいます。
上記の写真を見てもわかるように、畑岡奈紗さんはお母さんにすごくお顔が似ていますよね。
博美さんの職業は
茨城県にある”宍戸ヒルズカントリークラブ”の社員
博美さんは、高校を卒業してからずっと宍戸ヒルズカントリークラブで勤務していました。
このゴルフ場は18ホールのコースを2つ所有している高級ゴルフクラブです。
お母さん自身もゴルフをやられていて、ベストスコアは”81”というなかなかの腕前なんですよ。
しかし、畑岡奈紗さんがプロゴルファーとなったことをきっかけに、博美さんはこの仕事を退職しています。
そして畑岡奈紗さんのゴルファーとしての生活サポートに専念しています。
2016年開催されたJLPGAツアー公式戦の”日本女子オープンゴルフ選手権競技”で畑岡奈紗さんのキャディを務めていたのは、お母さんの博美さんです。
畑岡奈紗さんは優勝後のインタビューでお母さんへの感謝の気持ちを言葉にしています。
お母さんは、コースで4日間に渡ってかついでくれました。感謝の気持でいっぱいです。
現在は海外で活躍する畑岡奈紗さんのために、お母さんが自慢の料理を作ってあげています。
海外でも”お母さんの味”を味わえるのは畑岡奈紗さんにとってはかなり大きい癒しなのではないでしょうか?



お母さんの手作り料理は何よりのごちそうだよね!!
畑岡奈紗に3歳下の妹
畑岡奈紗さんの3歳年下には、妹である利安(りあん)さんがいらっしゃいます。
実は、利安さんもゴルフをしていて地元のジュニア選手権などにも出場されています。
しかし、現在ゴルフを続けている情報などは見あたりませんでした。
もし利安さんんが現在もゴルフを続けているのであれば何かしらの話題にはなると思うので、現在21歳である利安さんは普通の大学生として生活しているのかもしれませんね。
まとめ
ここまで畑岡奈紗さんのゴルファーとしての経歴や、家族などのプライベートについてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか?
簡単にまとめると、
・茨城県笠間市出身の24歳
・通訳なしでも理解ができるほどの英語力である
・最終学歴はルネッサンス高校(通信制)
・11歳からゴルフをはじめ、17歳にしてプロゴルファーデビュー
・父、母、妹の4人家族である
となります。
畑岡奈紗さんはまだ24歳ということで、これからまだまだ活躍が期待される選手ですし、あの明るい笑顔に癒されている方も多いと思います。
家族の支えがありながらここまで選手として進んでこられたと思いますし、これからも海外で活躍する姿を応援したいと思います。