2023年5月21日の【まつもtoなかい】で岡田准一さんが、武道家の日野晃さんを松本人志さんに紹介します。
日野晃さんは武道の第一人者としてもそうですが、かなり特殊な経歴を持った方のようですね…!一体どんな人物なのでしょうか?
番組では身体操作というすごい技術を披露するようなので、なおのこと気になる方も多いのではないでしょうか。
ということで、この記事では
について調査をして行きたいと思います!
ぜひ最後までご覧になってみてくださいね。
日野晃は何者?wiki風プロフィール

本名:日野晃(ひのあきら)
生年月日:1948年2月4日
年齢:75歳(2023年5月時点)
出身地:大阪府
日野さんは、武道家の達人として様々な活動をされているお方で、現在「日野武道研究所」という道場で代表を務められております。
ご結婚はされていて、お子さんは和太鼓奏者をやられているんだとか。(そちらについては後ほど触れていきますね。)
ではまずは日野さんの日野武道研究所がどんなところなのか確認していきましょう!
日野晃さん率いる「日野武道研究所」とは?

日野晃さんは30代から武道を本格的に研究しはじめました。
1980年代に日野武道研究所を設立し、和歌山県熊野に100坪の道場を構えています。
その後活動の場を広げ、現在道場が開かれている場所は東京と大阪の2箇所。
武道をベースとし、「身体塾」「武道塾」「明鏡塾」などの講座があり、さまざまなワークが行われています。
武道家だけではなく、表現者であるダンサー、あるいは医療従事者向けの講座もあるとのことです。

武道や武術だけでなく、スポーツ競技やダンス、バレエ等、身体表現のパフォーマンスを向上させたいという人に向けて、体の使い方を教えている道場のようだね…!
何人の門下生がいるかはわかりませんでしたが、道場の写真を見る限りかなり多くの方が学んでおられるようです。


日野武道研究所ホームページではパリ、トロント、バレンシアなど海外での活動の様子も紹介されており、世界中に活躍の場を広げています。
日野晃の経歴が特殊すぎ!オリンピック選手とプロドラマーの過去?
日野晃さんはその経歴も特殊で、30代になって武術をやる前から身体を使用し表現することに欠けてピカイチの才能を持たれているようです。
中学時代には器械体操を独学で習得し東京オリンピックの強化選手に。
そして10代後半からは、ジャズドラム。これも独学で習得し、プロドラマーとして活動していました。



どちらも独学で習得して、なおかつプロレベルまで行っているというのが、日野さんのすごさを物語っているね…!



これだけで只者じゃないことがわかるわ・・
1964年、16歳の時に東京オリンピック体操強化指定選手に!
経 歴
中学時代に器械体操を独学で習得。オリンピックの強化選手に選ばれる。体操のメソッドを作成、後輩の育成に当たる。
引用 日野武道研究所HP
日野武道研究所ホームページ日野晃さんのプロフィールに東京オリンピックの体操競技の強化選手に選ばれたと記載されています。



強化選手というのは国際大会において好成績 をもたらすことが期待される者ということのようだよ!



スケートだったら羽生くんも特別強化選手に選ばれていたね。
日野さんはかなり期待されている選手だったんだね…!
1964年東京オリンピックの体操競技といえば、金メダル5個を獲得し「お家芸」とされた競技です。当時の体操で「ウルトラC」は流行語にもなりましたよね。
日野晃さんは色々と独学で習得しておりますが、武道もその一つ。
武道を究めていくバックボーンとしても身体の使い方、柔らかな身のこなしなど、体操競技と武道に通ずるものがあるのでしょう。
武道を究めた現在の活躍をみると、オリンピック強化指定選手になったというのもうなずけます。
日野晃さんは、遠藤幸雄選手や小野喬選手などの伝説の名選手たちと切磋琢磨していたのでしょうね。
19歳〜プロドラマーを生業として活躍


日野晃と音楽
19才バンドボーイからジャズドラムに挑戦、音楽は世界共通語と悟り音楽で世界を目指す。
引用 日野武道研究所HP
日野晃さんは中学を卒業後体操の道には進まず、京都先斗町の喫茶店や新宿二丁目でバーテンやお店の経営をやられていました。



オリンピックに出た年にはもうすでに社会人だったってことか・・
今でこそ早いなって思うけど、当時は誰しもがそうゆう時代だったのかな。
そして、19才からジャズドラムに挑戦しプロのドラマーとして活躍されました。
日本を代表するジャズミュージシャンの山下洋輔・坂田明との共演も果たしたそうです。
のちにドラムをたたくうちに「どうしても黒人やアメリカ人にパワーではかなわない」と思ったことがきっかけで、武道に導かれていったと講演で語っておられます。



ドラムも身体全体の動かしかたが重要な楽器だから、それも今の武道に生きているのかもね。
当時日野さんはジャズドラマーを生業とする一方ですでに武道にも関わっておられました。
不動禅少林寺拳法や空手(糸東流)修行を皮切りに、武道の本質的な在り方や稽古法を探求することをこの時からやられていたんですね。
日野晃の息子は和太鼓奏者、日野一輝!
ちなみに先ほどもお伝えしましたが日野晃さんには、日野一輝さんという息子さんがいます。


そしてこの日野一輝さんは、和太鼓奏者をされていて、堂本光一さん主演の「Endless Shock」にも出演しているなど広く活躍をされているんですね。



父がドラムで息子が和太鼓か!
叩いている様子はこんな感じ!左から2番めが日野さんの息子さんですね!



打楽器なのは一緒だけど、和太鼓は和太鼓でめちゃめちゃかっこいい!
実は日野さんと息子さん2019年と2022年に2度にわたって親子でドラム&和太鼓で共演されています。
日野晃”古希”ドラムソロ1時間ぶっ叩きコンサートReal’71 vs日野一輝という名前で親子共演ライブを2回ほど開催し、いずれも盛況だったようです。


日野晃と岡田准一の関係は?


さて、今回まつもtoなかいで岡田准一さんが日野さんを紹介するとのことですが、二人の関係はどんな関係なのでしょうか?
二人の関係は、NHKで放送している「明鏡止水 〜武のKAMIWAZA〜」に日野さんが出演されたところからのようです。
この番組は一流の武術家たちが集結し、熱いトークと秘伝の技を披露する!という内容ですが、この番組のMCを勤めているのが岡田准一さんなんですね。
自らを格闘技オタクと認めている岡田准一さん。カリ、USA修斗、ジークンドー、ブラジリアン柔術、居合などさまざまな格闘技の心得があり、それも初心者の手習いではなく師範レベルと高い評価を得ています。



そんなに詳しいんだね…!知らなかった!
2007年フジテレビ「SP警視庁警備部警護課第四係」で主演を務めた際に、格闘シーンがあることから本格的に取り組み始めたとのこと。
最近上映された「ファブル2」では、ブラジリアン柔術を活かしたアクションシーンが撮影されました。
武道に心得のある岡田准一さんは、達人である日野晃さんをかなりリスペクトしておられることと思います。
つまりお二人は武道という共通の話題での番組共演をきっかけに縁があったようですね。
日野武道研究所はやらせなの?真相は?
さて、日野晃さんについて調べていると「日野武道研究所 やらせ」と出てきますが、これは一体なんなのか気になるところですよね。
まず結論から申し上げますと、日野武道研究所はやらせではありません。
ですが、なぜそう検索されるのかと言うと、日野さんの武道教室の動画を見ると「やらせ」と検索してくる人の気持ちが少しわかると思います。笑
まずは下記の動画を少しご覧になってみてください。



え!こんな簡単に人って倒れる?!



どうゆうこと?受けての人が自ら倒れた・・・わけじゃないよね?!
そうなんです。素人目に見ると日野さんが全く力をかけてない状態なのに受け手が自分から倒れているように見えるんですよね・・笑
だから「え、こんなあっけなく人って倒れるの?やらせなのでは?」と思ってしまう人が一定数いるようです。
他にも日野武道研究所の紹介動画、これは特にやらせっぽく見えるかもしれません。
日野さんやお弟子さんが笑っているのも助長させているかもしれませんね笑
そしてこちらも。日野さんがあまり力を入れていないように見えるのにお弟子さんが倒れます。
つまり、やらせと言われる理由は全て「え、そんな力を入れていないように見えるのに倒れるわけないでしょ?」と言う気持ちから出てきているものなんですね。
なぜ”やらせではない”と言い切れるのか
この日野さんの武道は合気道に近いものがあります。そして合気道もよく「やらせなのでは?」と言われやすい武術です。
ですが、合気道経験者は「やらせなのでは?」と言う疑問にみなさんこのように語られています。
つまり、まとめると、
・技をかける側は相手の力を利用して最小限の力で相手に伝達して倒すためやらせに見える
・だが実際に技をかけられたら逆らう事はできず受け身を取らざるおえない
・それがパフォーマンスに見えてしまう
と言う事です。



逆に「やらせに見える」と言う事はそれだけ日野さんの武道の技術力が高いと言う事なのかもね…!



合気道みたいな武道は「そうゆうものなんだ」と思うと妙に納得感があるね。笑
合気道を経験していたり、武道をしている人からするとこのような現象は普通で、まったくやったことがない人からすると体験したことがないから胡散臭くみえるだけと言うことですね。笑
つまり、日野武道研究所はやらせではないという結論です。
さいごに
日野晃さんは多彩な経歴を持ち、日野武道研究所で日々多くの門下生を指導しておられます。
海外にも活動の幅を広げている日本を代表する立派な武道家です。
多彩すぎる経歴と独特の武道スタイルからやや色眼鏡で見られることもあるようですが、大勢の信奉者がいる一流の武道家であることはまちがいありません。
今後はさらに世間の注目を浴び、活躍の場が広がっていくのではないでしょうか。
今後の活躍に注目して、応援していきたいと思います。