日本のバレーボール選手として活躍する甲斐優斗さんは、200cmという高身長とかわいらしい顔立ちで人気ですよね。
現在行われているFIVBパリ五輪予選での試合でも、大事な場面で堂々とサーブしたりプレーしている姿は若い選手ながら非常に落ち着いているように見えました。
そんな日本の若きバレーボールプレイヤーの甲斐優斗さんとは、いったいどのような人物なのか気になっている方も多いと思います。
そこで、今回のこの記事では
・甲斐優斗(かいまさと)の両親や兄弟などの家族構成について
・甲斐優斗(かいまさと)のWikiプロフィール
・甲斐優斗(かいまさと)の出身高校などの学歴について知りたい
・甲斐優斗(かいまさと)はどんな経歴の持ち主なのか字経歴でご紹介
これらのことについてまとめていきたいと思います。
甲斐優斗さんのプレーに魅了された方はもちろん、プライベートな部分も知っておきたい方は是非最後までお読みくださいませ。
甲斐優斗の家族構成
甲斐優斗さんは3人家族です。

甲斐優斗は3人家族
(母親・兄・本人)
妹さんもいらっしゃるという噂もありますが、
ソースがどこにもないのでここでは記載を控えます。
ここからは、ご両親や兄弟についてより詳しくみていきましょう。

父親がいないのが少し気になるけど、なんでだろう?



何か事情があるのかしら?
父親も元バレー選手
現在、3人家族の甲斐優斗さんですが、以前は4人家族で父親もいらっしゃいました。
なぜ、過去形になっているのかというと
甲斐優斗の父親は2020年6月に病気(大腸がん)により他界
という事がわかりました。
今からおよそ3年前、甲斐優斗さんが17歳の頃でした。
病気によって他界してしまった甲斐優斗さんの父親は、9人制バレーの実業団選手でした。


こちらが甲斐優斗さんの父親です。
目元などがそっくりですよね。
父親の名前は『甲斐晃宏』さんと言い、甲斐優斗さんが小学2年生の時に入団した「延岡南バレーボールクラブ」の監督でもありました。
父親の横で少し恥ずかしそうにはにかむ甲斐優斗さんがとっても可愛いですよね。
甲斐優斗さんの父親は自身もバレーボール選手で監督だったこともあり、バレーボールの指導の時には息子とはいえ甲斐優斗さんにもとても厳しい指導をされていました。
父親は、甲斐優斗さんに『トスが上がったらスパイカーの責任だと思えよ。』とエースの自覚を持たせる指導をしてきました。
そんな厳しい面を持つ父親ですが、バレーボール以外のプライベートではとっても優しい方でした。
父親として、そしてバレーボール選手の指導者として深く関わってきた父親の他界という出来事は、甲斐優斗さんにとってはかなり大きな悲しみだったと思います。
今、世界を相手に堂々と戦っている甲斐優斗さんの姿をみたらきっと父親は胸がいっぱいだったことでしょう。
甲斐優斗さんも父親の他界という辛い過去を乗り越えて、こうして活躍されていると思うと本当に立派ですよね。



お父さん、亡くなられていたんだね。



これからバレーボール選手としてより活躍していく味方、すごく見たかっただろうなぁ。
母親は?
甲斐優斗さんの母親は、
甲斐照美
という名前です。
母親は、一般の方ということもあってプライベートな情報は公表されていません。
しかし、甲斐優斗さんの母親も学生時代にバレーボール選手でした。
両親ともにバレーボール選手ということで、甲斐優斗さんはまさにサラブレッドと言えるでしょう。
兄弟は兄が一人でバレー選手
甲斐優斗さんには兄弟が一人おり、名前は
甲斐孝太郎
と言います。
こちらが、甲斐孝太郎さんのお写真です。


弟の甲斐優斗さんとお顔立ちはあまり似ていませんが、優しい雰囲気は似ているように思いますね。
この上記の写真を見ても分かるように、お兄さんである甲斐孝太郎さんもバレーボール選手です。
こちらが甲斐孝太郎さんの簡易プロフィールとなります。
【甲斐孝太郎の簡易プロフィール】
年齢:22歳(2023年9月時点)
身長:187cm
最高到達点:335cm
学歴:専修大学4年生/バレーボール部キャプテン(※在学中/2023年10月時点)
※高校選抜に選出された過去あり。
※2022年の男子日本代表若手有望選手となっている。
甲斐孝太郎さんは、甲斐優斗さんよりも2歳年上のお兄さんです。
プロフィールを見ても分かるように、専修大学に通う4年生なので兄弟で同じ大学のバレーボール部です。
甲斐孝太郎さんも日本代表候補の合宿に参加したのですが、今回は残念ながら選ばれませんでした。
しかし、”兄弟そろって日本のユニホームを着ること”を目標としているので、いつかそんな画を見られたらと強く思いますね。
今回のFIVBパリ五輪予選の試合も、きっと弟の活躍や勝利を自分のことのように願って応援していることと思います。
兄弟でのエピソードは?
2人兄弟の甲斐優斗さんと甲斐孝太郎さんですが、ずっと仲良しだったわけではなく幼い頃からずっとバレーボール選手としてプレーしてきたこともあり、小学生の頃は毎日喧嘩を繰り返しました。
しかも、父親である晃宏さんが監督を務める延岡南バレーボールクラブで一緒にプレーしていたので、より喧嘩の機会は多そうですよね。
そんな喧嘩ばかりの兄弟でありながらも2人とも小学校~大学まで同じ学校に進学しています。
喧嘩しながらも同じ学校に進むというのが、さすが兄弟の絆って感じですよね。
二人が高校生になる頃には喧嘩ばかりの日々はなくなっていき、今ではお互いのことを認めるような最高のチームメイトとなっています。
過去のインタビューで甲斐優斗さんはお兄さんについてこう語っています。
自分が調子の悪い時は兄がフォローしてくれて、逆に兄が調子悪い時は自分がフォローする。
ここまで一緒に兄とバレーをプレーしてきたけど大きな結果が出せていないので、最後に大学で一緒に良い結果を残したい。
このように、兄弟として、そしてチームメイトとしての夢を胸に抱いています。
ちなみに高校三年生まではお兄さんである甲斐孝太郎さんの方が身長が高かったので、甲斐優斗さんを”ちび”と呼んでいたのですが、現在では甲斐優斗さんがお兄さんを”ちび”と呼んでいます。
そんなやりとりも、兄弟の仲の良さが伺えますよね。



兄弟でずっと同じ学校っていうのも珍しいよね。
ケンカしながらもかなり仲良いの様子がわかるね。



確かにね。
父親が亡くなって、より家族の絆も強くなったかもしれないね。文字通り、苦楽を共にしてきたんだろうなぁ。
甲斐優斗のWikiプロフィール


名前:甲斐優斗(かいまさと)
国籍:日本
生年月日:2003年9月25日
年齢:20歳(2023年10月時点)
出身地:宮崎県
身長:200cm
体重:79kg
所属:専修大学
ポジション:アウトサイドヒッター(スパイク:352cm/ブロック:330cm)
甲斐優斗さんは、宮崎県出身の20歳です。
200cmという高身長も強味ですが、アタックやレシーブも新しい技術を取り入れようと積極的に行うなど、若手のバレーボール選手の中でもかなり期待の高い選手です。
試合中でも穏やかな表情なので癒し系だと個人的には見ていて感じるのですが、甲斐優斗(かいまさと)さんから繰り出されるスパイクは鋭くて、これまたギャップに驚かされます。



先日、20歳になったばかりの若手選手なんだね。



試合後にみんなにお誕生日をお祝いしてもらったみたいね。
いい誕生日になったわね。
甲斐優斗の学歴
甲斐優斗さんは、専修大学経済学部在学中です。


【2016年/12歳】
宮崎県延岡市立南小学校卒業
【2019年/15歳】
延岡市立延岡南中学校卒業
【2022年/18歳】
宮崎県立日南振徳高等学校卒業
【2022年/18歳】
専修大学経済学部入学(※大学2年生/2023年10月時点)
【2016年/12歳】
宮崎県延岡市立南小学校卒業
甲斐優斗さんの出身小学校は…
宮崎県延岡市立南小学校
です。
こちらは出身が宮崎県の甲斐優斗さんの地元の小学校ということになりますね。
延岡市立南小学校に入学して小学2年生の時に、兄の影響を受けてお父さんが監督を務めていた『延岡南バレーボールクラブ』にお兄さんの孝太郎さんと一緒に所属していました。
この頃のポジションはアウトサイドヒッターとして活躍していました。
兄と共にお父さんから厳しい指導を受け、幼いこともあり兄弟間での喧嘩も多かった時期ですね。



今の穏やかそうな甲斐優斗さんからは喧嘩っていうイメージが全然わかないよ。



兄と喧嘩するくらい気が強いからこそ、スポーツ選手としても頑張れてこれたんじゃないかしら?
【2019年/15歳】
延岡市立延岡南中学校卒業
宮崎県延岡市立南小学校を卒業した甲斐優斗(かいゆうと)さんは
延岡市立延岡南(のべおかしりつみなみ)中学校に入学
この中学校も地元の中学校です。
バレー留学などはせずに兄と同じ中学校に行き、地元で地道な努力を重ねていたのでしょう。
中学校の頃の甲斐優斗さんのポジションは小学校に引き続きアウトサイドヒッターでしたが、レシーブからスパイクまでもこなせるオールラウンダーとして活躍する選手に成長します。



オールラウンダーなんですね。
さすが幼少期からバレーを始めただけあるよね。



この頃にはきっと周りも一目置くような選手になっていたのかもしれないわね。
【2022年/18歳】
宮崎県立日南振徳高等学校に進学
延岡市立延岡南中学校を卒業した甲斐優斗(かいゆうと)さんは
宮崎県立日南振徳高等学校に進学
甲斐優斗さんは今までアウトサイドヒッターとして活躍していましたが、高校時代はミドルブロッカーやオポジットというポジションに変更となります。
前衛と後衛でポジションが変わるという、少し変則的なポジションですね。
甲斐優斗さん本人的にはアウトサイドヒッターとしてプレーしたかったので監督に申し入れましたが、当時の日南振徳高等学校のバレー部には甲斐優斗さんよりもサーブレシーブやスパイクが優れた選手がいたため、このようなポジションになりました。
また、その当時のことを鍋倉雄次郎監督こう語っています。
ゆくゆくはアウトサイドヒッターとして日本代表になれる選手だと期待していた。
そのため、高校では体幹トレーニングなどを積極的に取り組ませて経験していないポジションにした。
このような将来を期待されていたために、あえて今までとは違うポジションになったことも大きかったです。
自分の希望とは違うポジションになった甲斐優斗さんでしたが、高校当時のポジションにとってこう語っています。
前衛の時は対戦相手の上から打てますし、バックアタックをする際には対戦相手ブロックに当て吹っ飛ばすプレイができるから、どっちも楽しいです。
このように、希望のポジションになれなかったからと悲観的にとらえるのではなく、未経験のポジションをも楽しめるのが甲斐優斗さんの強みだと感じますね。
こういったポジティブさは選手としてもかなり長所となるでしょう。
また甲斐優斗さんは高校1年生の時は身長185㎝だったのですが、高校に入学してから身長が急激に伸びて200cmまで成長します。
高校生で15cmも伸びるなんて、かなり驚きですよね?
このように身長が伸びた理由に対して甲斐優斗さんは、コロナ自粛中にずっと寝ていたからだと語っています。
実は、かなり身長が急成長したために両膝を痛めてしまいました。
そのため、高校2年生の頃には6か月間もの長い間バレーボールの練習ができませんでした。
そのような経験をしたことによって、それから甲斐優斗さんはスクワットなどのトレーニングで下半身を鍛えることに集中します。
その結果もあり最高到達点は20cmも大幅に上がり、353cmという数値をたたき出します。
甲斐優斗さんの素晴らしいジャンプ力と高身長を活かしたプレーは、対戦相手のブロッカーがタッチすることすらできなかったというのですから、その素晴らしさが分かるかと思います。
甲斐優斗さんの高校時代の活躍がこちらです。
【2021年】 高校総体でベスト8という結果を残す
【2022年】 全日本高等学校選手権大会(春高バレー)でベスト4/優秀選手賞を受賞
このような成績を残しています。
2022年に行われた春高バレーでは、前年度の高校総体で準優勝した駿台学園を見事に破って甲斐優斗さんは42得点をあげる活躍を見せ、みるみるうちに注目選手の仲間入りを果たしました。
甲斐優斗さんの高身長と高いジャンプ力を活かしたアタックは通称”甲斐キャノン”と呼ばれるほどです。
また、この高校時代に最愛のお父さんを大腸がんで亡くしています。
お父さんのお葬式では、お兄さんの孝太郎さんと一緒に取り乱すことなく参拝者に気丈に挨拶をしていました。



バレーボール選手としての実力をしっかりと確実に上げてきた高校時代だけど、その裏ではお父さんを亡くすという深い悲しみも味わっていたんだね。



そうだね。
お父さんの死という大きな悲しみを乗り越えられたのは、家族やバレーボールの影響も大きかったんじゃないかしら。
【2022年/18歳】
専修大学経済学部に進学
宮崎県立日南振徳高等学校を卒業した甲斐優斗(かいゆうと)さんは
専修(せんしゅう)大学経済学部に進学
専修大学は、東京都千代田区神田神保町に本部がある私立大学です。
この専修大学に進学した決め手は、2歳年上のお兄さんである孝太郎さんがいたことが大きく関係しています。
現在大学2年生の甲斐優斗さんですが、孝太郎さんも4年生として在籍しておりバレーボール部のキャプテンとして活躍されています。
専修大学の経済学部に進学し、まもなく日本代表登録メンバーとして選ばれました。
アジアU20選手権大会にも出場を果たしています。
この時の合宿にお兄さんの幸太郎さんも兄も選ばれて参加しています。
そして今年の2023年(大学2年生)の時には”2023男子日本代表国際親善試合”にアウトサイドヒッターとして出場して日本代表デビューとなりました。
また、6月から開始したネーションズリーグにも選ばれています。
甲斐優斗さんは大学と全日本の両方でバレーすることの難しさに悩んだこともありました。
しかし、専修大学バレー部の吉岡達仁監督から『代表に集中してやっていこう』と助言されたことをきっかけに、現在は全日本バレーに重きを置いて練習に取り組んでいます。



現役大学生での日本代表かぁ…
嬉しさももちろんあるけど、プレッシャーもすごそうだね。世界が相手だからね。



でもプレーしている最中の甲斐優斗さんを見ていると、どこか肩の力もそんなに入っていなくて楽しんでいる感じがするわよ♪
まとめ
ここまでバレーボール選手として活躍する甲斐優斗(かいゆうと)さんの学歴やプライベートな家族などについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後に簡単にまとめると…
・家族は3人家族(母親:照美/兄:孝太郎/本人)
・2020年6月に父親(甲斐晃宏)は大腸がんで他界
・家族全員がバレーボール選手だった
・兄の孝太郎は専修大学のバレー部キャプテン
・宮崎県立日南振徳高等学校を卒業し、現在は専修大学経済学部の2年生
最愛のお父さんを病気で亡くすという過去を持ちながらも、父親と一緒に励んだバレーボールと家族に支えられながら頑張っている甲斐優斗(かいゆうと)さんは、その穏やかな笑顔の裏には悲しい過去も抱えていることが変わりました。
現在、日本代表の仲間入りを果たして第一線でプレーする姿は悲しみも乗り越えまた一回り大きくなったようにさえ感じます。
まだ20歳ということで、これからの活躍にもますます期待が高まる選手ですね。
FIVBパリ五輪予選での試合もまだまだ続くので、全力で私も引き続き応援したいと思います。