東京オリンピックと世界選手権で銀メダルを獲得している男子競歩の池田向希選手。
2023年2月19日に行われた第106回日本選手権20㎞競歩で、初優勝を果たし、2023年夏に行われるブタペスト世界選手権代表に内定しました。
そんな池田向希選手はタレント・みちょぱのハトコということでも知られています。
そこで今回は、
●池田向希(競歩)wiki風プロフィール
●池田向希(いけだ こうき)の学歴(生い立ち)と成績は?
●池田向希の経歴
●池田向希の両親や兄弟など家族構成は?
●池田向希のハトコはみちょぱ!
についてまとめました。
池田向希(競歩)wiki風プロフィール

●名前:池田向希(いけだ こうき)
●出身地:静岡県浜松市
●血液型:B型
●種目:競歩
●最高世界ランク:1位
●自己ベスト:1時間17分25秒(2018年)
●所属:旭化成
小学校時代に陸上を開始した池田向希選手が、競歩を始めたのは高校時代でした。
開始後すぐに新記録を出し、インターハイに出場している経歴を持っています。
しかし、希望していた大学の競歩レベルに達していなかったため、入部が危ぶまれた時期もあったのですが、マネージャーを兼務することで何とか入部することができたとのこと。
その後、努力の結果、世界に通用する選手に成長しました。

世界の『世』の字も見えていなかった選手がここまで成長できたなんてすごいね!
年齢は?


池田向希選手の生年月日は1998年5月3日。
年齢は2023年7月時点で25歳です。
競歩と言えば、競技にするとマイナースポーツのようなイメージを持っている方もいますが、実はどの競技よりも長く、より実用的に継続できるスポーツなのではないかと思います。
年齢制限はなく、タイムを出せばどこまでも上を目指すことができるため、選手として活躍できる限界まで挑戦することができますね。
池田向希はまだ25歳で、まだまだこれからの年齢なので、己の限界を信じて挑戦し続けてくれるのではないでしょうか。



人間の健康を保つにはやっぱり歩くことよね!引退しても継続できるんじゃないかしら!
身長は?


池田向希選手の身長は168㎝です。
成人男性の平均身長は約172㎝なので、池田向希選手は平均身長より少し低めということに。
身長が大きければ大きいほど、歩幅が広くなるため速度を求めるのであれば有利ですが、競歩の場合は、
というルールがあります。
そのため、身長も関係してきますが、正しいフォームを維持することも非常に重要に。
現時点での競歩世界ランキングを見てみると、池田向希選手がランクインしているのは20㎞競歩。
それぞれの身長は、
●1位:ペルセウス・カールストロム:184㎝
●2位:カイオ・ボンフィン:174㎝
●3位:山西利和:164㎝
●4位:池田向希:168㎝
●5位:アルバロ・マルティン:174㎝
となっています。



池田向希選手は世界ランク4位なんだね!
身長を見ると外国人選手は高身長と言えますが、3位の山西利和選手と4位の池田向希選手は160㎝代と比較的小柄であることがわかります。
となると、身長も大きく関係してくると言われている競歩でもやはり、フォームの方が重点的に見られている可能性が高そうですね。



日本人が2人もランクインしているところをみると、スピード&フォーム共に完璧ということなんでしょうね!
体重は?


池田向希選手の体重は52㎏です。
身長168㎝に対し、52㎏ということは一般の成人男性からすればかなり細身の体型ということがわかります。
細身の体型を維持するのは競歩選手だけではなく、長距離選手や短距離選手も同じで、少しでも体重を軽くすることで動きがスムーズになるように大会前などには体重を絞るということをしているとのこと。
また、競歩選手の場合、フォームも重視されているという点で足にかなりの負担がかかることがわかります。
そのため、骨密度も重要になってくるとのこと。



脂肪を落とし、骨密度をできるだけ増やすように努めないといけないんだろうね!
池田向希選手の骨密度はどれくらいあるのかわかりませんが、世界ランク4位に入っているということなので、かなり頑丈な足を持っていると言えるのではないでしょうか。
池田向希(いけだ こうき)の学歴(生い立ち)と成績は?


池田向希選手の最終学歴は、
大卒
です。
では、ここからはより詳しい学歴を紹介していきますのでご覧ください
【2005年/6歳】
浜松市立積志小学校入学
【2011年/12歳】
浜松市立積志中学校入学
【2014年/15歳】
浜松日体高等学校入学
【2017年/18歳】
東洋大学経済学部入学
幼少期〜小学生時代


池田向希選手の出身小学校は、
浜松市立積志小学校
です。
今は競歩選手として活躍している池田向希選手ですが、幼少期は元テニス選手で全国大会出場経験がある父親の影響を受け、テニスをしていたとのこと。
当時の池田向希選手について父親は、
ミスなくラリーを続ける子だった
と明かしていることから、真面目でコツコツと努力を重ねる性格だったことがわかりますね。



その性格が競歩選手として輝かしい成績に結びついているのでしょうね!
浜松市立積志中学校:中学時代のエピソード


小学校を卒業した池田向希選手は学区内の
浜松市立積志中学校
に入学。
この中学校はサッカーや野球、柔道など部活動が盛んな学校で、池田向希選手はテニス部ではなく陸上部に入部しています。
この頃はまだ競歩をしておらず長距離を専門にしていたようなのですが、中学校では成績を残すことができず、そのまま高校へ進学することに。



長距離選手としてはなかなか芽が出なかったようだね…
浜松日体高等学校:高校時代のエピソード


中学校を卒業した池田向希選手は、
浜松日体高等学校
に進学。
中高一貫校で、東大や京大にも合格者を出すほどの進学校としても知られており、スポーツ強豪校としても有名。
卒業生には、
●皆川康夫(元プロ野球選手)
●木村慎(陸上選手)
●太田智樹(陸上選手)
などがいます。



クライミング部にはワールドクラスの選手がいて、登山部や全国大会優勝、ゴルフ部は県大会優勝という成績を残しているんだって!



まさに文武両道の学校と言えるよね!
このようにスポーツが盛んな高校ということで、この学校に進学を決めたと思われる池田向希選手は、中学校に続き陸上部に入部し、長距離を専門としていました。
しかし、ここでも芽がでなかったことで、
競歩の動きが長距離にも行かせる
と考えた顧問の先生は、高校2年生の時、池田向希選手に競歩を勧めることに。
結果、初めて出場した東海地区大会で9位に入賞。
そこから、長距離から競歩へ本格的に転向することを決意したのでした。
そして、高校3年生だった2016年の東海高校総体では、大会新記録を叩き出し2位入賞しています。
東海高校総体
— はし (@hasi07170923) June 19, 2016
男子5000mW
川野将虎(御殿場南)が大会新で優勝。
池田向希(浜松日体)も大会新で2位
インターハイ決定おめでとうございます! pic.twitter.com/1GHlZ9tr0Y
さらに、岡山県で行われたインターハイでは5位に入賞。
【全国高校総体】
— NOBUKI (@nobu_777__tf) July 31, 2016
《男子5000W決勝》
山本真二郎201463NGR 富山商
成岡大輝 201736NGR 伊賀白鳳
川野将虎 201892NGR 御殿場南
坂﨑 翔 202430NGR 伊賀白鳳
池田向希 202755NGR 浜松日体
村山裕太郎203726NGR 川西緑台
当時、同年代の川野将虎選手がいたのですが、この頃の池田向希選手は川野将虎選手を、
雲の上の存在
として見ていました。


当然、大会でも川野将虎選手に勝てることはなかったのですが、ボロ負けした大会での結果があまりにも悔しかったのか、その3週間後には10秒差まで縮めるまで急成長したとのこと。



もの凄い底力だね!



ほんとにすごい!顧問の先生がいなかったから今の池田向希選手はいなかったということになるわね!
東洋大学:大学時代のエピソード


高校を卒業した池田向希選手選手は、
東洋大学経済学部
に進学。
東洋大学は、2012年ロンドンオリンピックで西塔拓己選手、2016年リオデジャネイロオリンピックで松永大輔選手と2名の日本代表選手を生み出している実績があったため、この大学への進学を目指してきたのですが、高校時代に大きな成績を残していなかった池田向希選手に声がかかることはありませんでした。
そのため、当時池田向希選手の『雲の上の存在』だった川野将虎選手を勧誘するために静岡県内の記録会に訪れた東洋大学の酒井監督に自らアピール。
結果、川野将虎選手とともに東洋大学に入学することができた池田向希選手だったのですが、川野将虎選手と違ったのはマネージャーを兼務するという条件付きでした。
競歩のトップ選手たちと一緒に厳しい練習をしながらも、寮の電話番や給水ボトルの洗浄、ゴミ捨て、タイムキーパーなどのマネージャーの業務も行っていたとのこと。
高校生までは独学で競歩を行ってきた池田向希選手だったのですが、東洋大学で酒井監督のもと、地道な練習を繰り返してフォームを修正、競歩専用のウェイトトレーニングも加えました。
結果、池田向希選手が残した輝かしい経歴をご覧ください。
【大学2年生】
●第28回世界競歩チーム選手権20㎞:優勝(1時間21分13秒)
●関東学生対校選手権10000m:優勝(40分17秒)
【大学3年生】
●第102回日本陸上競技選手権男子競歩20㎞:2位(1時間18分1秒)
●全日本競歩能美大会20㎞:3位(1時間17分25秒)
●関東学生対校選手権10000m:優勝(39分18秒)
●ユニバーシアード夏季大会20㎞:優勝(1時間22分49秒)
●世界陸上競技選手権大会2019年 20㎞:6位(1時間29分2秒)
【大学4年生】
●全日本競歩能美大会20㎞:優勝(1時間18分22秒)



4年生時の全日本競歩能美大会で優勝した結果、東京オリンピック内定が決まったんだね!
池田向希の経歴


【2021年/22歳】
旭化成に入社
【2022年/24歳】
●第106回日本陸上競技選手権20㎞競歩 優勝
●オレゴン世界陸上選手権代表内定
●全日本実業団対抗選手権 優勝
【2023年/25歳】
●ブタペスト世界陸上内定
【2021年/22歳】旭化成入社


2021年3月に東洋大学を卒業した池田向希選手は、2021年4月、川野将虎と共に旭化成に入社。
旭化成への入社を決めた理由は、
マラソンや駅伝の伝統があり、五輪選手や日本代表選手を数多く排出しているため
とのこと。
入社後も練習拠点は東洋大に置き、酒井監督のもと東京オリンピックに向けての練習を積みました。
そして、2021年8月5日に行われた東京オリンピックで、競歩では日本人初の銀メダルと獲得したのです。
この時のタイムは1時間21分14秒でした。
#東京五輪 #陸上 男子20km競歩で池田向希選手(左)が銀メダルを、山西利和選手が銅メダルを獲得。笑顔で握手を交わしました(撮影・武居雅紀)https://t.co/hMzP9wO7Ve#tokyo2020 #olympics #athletics #池田向希 #山西利和 pic.twitter.com/HgFYHDxw6M
— 共同通信写真部 (@kyodo_photo) August 5, 2021



共に出場した川野将虎選手は50㎞に出場したんだけど、6位という結果に終わったんだ…
【2022年/24歳】オレゴン世界陸上選手権代表内定


社会人2年目の2022年4月には第106回日本陸上選手権20㎞競歩で1時間18分53秒というタイムで優勝。
【大会結果】
— 旭化成陸上部 (@ak_rikujo) April 17, 2022
第106回日本陸上競技選手権大会・35km競歩
優勝 #川野将虎 2時間26分40秒(速報値)
特別レース 男子20km競歩
優勝 #池田向希 1時間18分53秒(速報値)
大会開催にあたりご尽力いただいた皆様に感謝申し上げます。
応援ありがとうございました。#旭化成 #旭化成陸上部 #輪島競歩 pic.twitter.com/N53hIK9aw3
7月にはオレゴン世界陸上選手権20㎞競歩の代表として内定が決定。
【オレゴン #世界陸上】#競歩 公開練習👟#山西利和 #池田向希 #高橋英輝 #住所大翔 #川野将虎 #松永大介 #野田明宏 #藤井菜々子 #岡田久美子 #園田世玲奈
— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) June 29, 2022
7月15日(土)開幕🎉
応援よろしくお願いします🙌🇯🇵🙌#陸上 #千歳 pic.twitter.com/YF3AxU3psu
結果は2位の銀メダルを獲得したのですが、1位は山西利和選手だったということで、日本人1・2フィニッシュとなっています。
そして、9月には全日本実業団対抗選手権男子10000mに出場し、38分15秒という大会新記録を達成し、優勝しました。
#全日本実業団
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) September 24, 2022
男子10000m競歩
池田向希(旭化成)
38.15.86でフィニッシュ!確定すれば大会新! pic.twitter.com/bWSsQgqT80



大学時代からすごい飛躍を遂げているわね!本人もここまでの経歴を残すなんて思ってなかったかも!?
【2023年/25歳】ブタペスト世界陸上選手権代表内定


社会人3年目の2023年2月の日本選手権20㎞競歩では、1時間18分36秒というタイムで優勝。
【大会結果】
— 旭化成陸上部 (@ak_rikujo) February 19, 2023
第106回日本陸上競技選手権大会・20km競歩
優勝 #池田向希 1時間18分36秒
5位 #川野将虎 1時間20分37秒
応援ありがとうございました!#旭化成 #旭化成陸上部 #日本選手権20km競歩 #神戸競歩 #世界一熾烈な頂上決戦 pic.twitter.com/zdipDEiGCQ



『雲の上の存在』だった川野将虎選手以上の選手になったってほんとすごいよね!
結果、夏に行われるブタペスト世界陸上選手権に内定が決まっています。
池田向希の両親や兄弟など家族構成は?


池田向希選手の家族構成は、
父親・母親・姉・池田向希
の4人です。
では、それぞれどんな家族なのかについて詳しくまとめました。
父親:池田茂(いけだ しげる)


池田向希選手の父親である茂さんは、2020年3月時点で50歳という情報があったため、2023年7月時点で53歳ではないと思われます。
茂さんは、前述したように元テニス選手で全国大会に出場するほどの実力者でした。
その影響で池田向希選手の幼少期はテニスをしてましたが、中学から陸上に転向しています。
池田向希選手が競歩の道へ進んだことについて茂さんは誰よりも応援しており、2020年3月15日に石川県能美市で行われた東京オリンピックの最終選考レースでは、運気が上がるようにと縁起の良い色である『赤』のベストを来て応援に駆けつけていました。



結果、内定を勝ち取ったわね!赤いベストのおかげじゃないかしら!
当時、茂さんは、
種目は違えど、父子でインターハイやインカレに出場でき喜んでいたのですが、五輪では追い越されてしまいましたね。
と話しています。



息子に先を越された悔しい気持ちがあったかもしれないけど、それ以上の喜びや誇らしい気持ちが一杯だっただろうね!
母親:池田由紀子(いけだ ゆきこ)


母親の由紀子さんについての情報はあまりあがってきていませんが、2020年3月時点51歳という情報があったため、2023年7月時点で54歳と予想できます。
代表選考レースでは茂さんと同様、赤のベストを来て応援に来ていました。
池田向希選手について、
昔から、コツコツ真面目な性格。部屋も綺麗だし、教科書とかも棚に決まった順番で並んでいないとダメなんです。
と明かしていました。



男の子にしては珍しいけど、とても几帳面な性格だったのね!
姉:池田充希(いけだ みつき)


姉の充希さんは2020年3月時点で23歳という情報があったため、2023年7月現在で26歳と思われます。
充希さんに関する情報はほとんどないのですが、代表選考レースでは充希さんも駆けつけているため、弟想いの優しいお姉さんということがわかりますね。



笑った顔が池田向希選手と似ているよね!
弟が世界に通用する選手になったことを誇りに思っているのではないでしょうか。
池田向希のハトコはみちょぱ!


輝かしい経歴を残したことで注目選手となった池田向希選手ですが、実はタレントのみちょぱとはハトコということでも一躍有名人に。
『ハトコ』とは親同士が従兄弟関係であることを言うのですが、つまり祖父母の兄弟の孫同士が、池田向希選手とみちょぱさんということになります。
しかし、ほとんど接点はなく、子供の頃に1度か2度会ったことがあるくらいだそうなのですが、池田向希選手が日本代表に選出された際には、Twitterで、
競歩20キロ!池田向希!オリンピック内定!!!再従兄弟がオリンピック選手ってすげえ!!
— みちょぱ(池田美優) (@michopaaaaa) March 15, 2020
というコメントを投稿し、喜びを表現していました。
2019年の世界陸上も仕事の合間にテレビを見ていたようで、
競歩20km!半分きたところでリハなので見れず、、、池田向希!再従兄弟!2位グループにはいってる!凄い!!!
— みちょぱ(池田美優) (@michopaaaaa) October 4, 2019
と常に応援していることが伺えます。



会ったことはあまりなくても、ハトコで親戚同士というのは事実だから、みちょぱさんにとっても誇らしいだろうね!
まとめ
今回は、競歩の池田向希選手について紹介してきました。
なかなか芽が出なかった中でも持ち前の底力とコツコツ努力生活することで、今や世界に通用する競歩選手に成長した池田向希選手。
素敵な家族や仲間、コーチに囲まれていたからこその成果と言えるのではないでしょうか。
ブタペスト世界陸上でも素晴らしい成績を残してくれることを信じて、期待したいですね。