井上尚弥選手とWBA・IBF統一王者のマーロン・タパレス選手が、2023年12月26日に日本で4団体統一戦を行うと発表されました。
7月には井上尚弥選手がスーパーバンタム級に転級してから初めて、スーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトン選手に勝利し世界4階級制覇を達成しましたよね。
マーロン・タパレス選手との対戦はスーパーバンタム級へ転級後2戦目となります。
この試合で井上尚弥選手が4団体統一を達成すると、史上初の2階級で4団体統一王者となったテレンス・クロフォード選手に続き史上2人目という快挙になるので、大注目の試合です。
そこで、今回の記事では井上尚弥選手の対戦相手となるマーロン・タパレス選手について、
●マーロン・タパレスの詳しいプロフィールとは?
●マーロン・タパレスのこれまでの戦績や獲得タイトルをまとめて知りたい!
●マーロン・タパレスのボクシングスタイルとは?どのくらいの強さなの?
●マーロン・タパレスのこれまでの経歴とは?
といった疑問にお答えしていきます。
この記事を読んでマーロン・タパレス選手の詳細を知ると、「井上尚弥選手VSマーロン・タパレス選手」の試合をより楽しめると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
マーロン・タパレスwiki風プロフィール

12月26日に井上尚弥選手と対戦するマーロン・タパレス選手のプロフィールは、以下の通りです。
【wiki風プロフィール】
●名前:マーロン・タナン・タパレス
●生年月日:1992年3月23日
●年齢:31歳(2023年10月現在)
●国籍:フィリピン
●出身地:フィリピン北ラナオ州トゥボッド
●身長:163㎝
●リーチ:165㎝
●階級:スーパーバンタム級
●スタイル:サウスポー
マーロン・タパレス選手の正式な名前は、「マーロン・タナン・タパレス」です。
年齢は31歳で、井上尚弥選手より1歳年上ということになりますね。
地元フィリピンのメディアからは「ナイトメア(悪夢)」という愛称で呼ばれ、「相手選手に悪夢を見せるボクサー」と言われているのです。
ちなみにプライベートとしては、2022年に結婚し娘さんが1人います。

それでは、さらに詳しくプロフィールを見ていきましょう!
身長は?
マーロン・タパレス選手の身長は、
163㎝
です。

井上尚弥選手の身長は165㎝だから、マーロン・タパレス選手の方が2㎝低いんだね!
また、マーロン・タパレス選手のリーチは165㎝です。
井上尚弥選手のリーチは171㎝なので、マーロン・タパレス選手より6㎝長いという事ですね。
「リーチが長い方が優位」とは言われていますが、ヘビー級王者のマーク・タイソン選手はリーチが短めでも強いことで有名です。
このように、過去のデータを見るとリーチの長さと戦績は必ずしも一致せず、
接近戦ではリーチが短くてもスピードや威力で相手を上回って勝利する選手も多くいます。



身長やリーチだけでは強さが決められないんだね!



井上尚弥選手の方がリーチが長くて優位かと思ったけど、ドキドキするね…!


体重は?
マーロン・タパレス選手の体重は、
減量時:~55.34㎏
です。
スーパー・バンダム級の体重は55.34㎏(118ポンド超え122ポンド)までとされているので、減量時には55.34㎏以下となります。



公平に戦うため、体重はボクシングにおいてとっても重要だよね。
日本のボクシングファンには有名ですが、実はマーロン・タパレス選手には減量について苦い出来事があるのです。
2017年4月23日、WBO世界バンタム級の防衛戦に臨みましたが、バンタム級規定体重の53.52kgを800g超えてしまい、サウナで減量を試みました。
しかし、制限時間の15分前の体重測定時にも900gオーバーで、ギブアップとなり王座をはく奪されてしまいました。



必死で計量クリアを目指したけど、クリアできずフラフラだったみたいだよ…
マーロン・タパレスの戦績と獲得タイトル


ここからは、マーロン・タパレス選手の戦績と獲得タイトルについて、まとめていきます。
まずは戦績の一覧をご覧ください。
タパレスの戦績は?一覧まとめ!
2023年10月現在、マーロン・タパレス選手の戦績は
40戦 37勝(19KO)3敗
です。
なお、井上尚弥選手は25戦 25勝(22KO)となっています。
マーロン・タパレス選手はプロキャリア40戦であり、井上尚弥選手よりもベテランボクサーですね。
そんなマーロン・タパレス選手の試合詳細は、以下の表の通りです。
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2008/7/18 | 〇 | 1回54秒 | KO | ネストール・ガモロ | フィリピン | |
2 | 2008/8/23 | 〇 | 4回 | 判定 2-0 | シェルウィン・マクドルンガイ | フィリピン | |
3 | 2008/9/20 | 〇 | 6回 | 判定 3-0 | ジェロム・ツヨール | フィリピン | |
4 | 2008/11/19 | 〇 | 6回 | 判定 3-0 | フレディ・マルティネス | フィリピン | |
5 | 2008/12/27 | 〇 | 1回 | KO | チャーリー・ラミラ | フィリピン | |
6 | 2009/1/15 | 〇 | 8回 | 判定 3-0 | ライアン・タンパス | フィリピン | |
7 | 2009/3/25 | 〇 | 10回 | 判定 3-0 | ロデル・テハレス | フィリピン | |
8 | 2009/4/19 | 〇 | 10回 | 判定 3-0 | マイケル・ロドリゲス | フィリピン | |
9 | 2009/5/30 | ● | 6回 | 棄権 | ブリックス・レイ | フィリピン | フィリピンPBFフライ級王座挑戦 |
10 | 2009/8/29 | 〇 | 10回 | 判定 3-0 | ヘルソン・マンシオ | フィリピン | |
11 | 2009/11/8 | 〇 | 10回 | 判定 3-0 | アルマンド・デラクロス | フィリピン | |
12 | 2010/1/23 | 〇 | 2回 | KO | ランディ・ペタルコリン | フィリピン | |
13 | 2010/4/9 | 〇 | 7回 | KO | ワルリト・パレナス | フィリピン | フィリピンGABライトフライ級王座獲得 |
14 | 2010/6/12 | 〇 | 12回 | 判定 3-0 | チャーリー・カビラ | フィリピン | フィリピンGABライトフライ級王座防衛 |
15 | 2010/10/6 | 〇 | 10回 | 判定 3-0 | リチャード・オリサ | フィリピン | |
16 | 2010/11/5 | 〇 | 10回 | 判定 3-0 | レイ・ミグリノ | フィリピン | |
17 | 2011/2/6 | 〇 | 1回 | KO | チャーリー・カビラ | フィリピン | |
18 | 2011/5/6 | 〇 | 6回 | 判定 2-0 | アレハンドロ・ソロリオ | アメリカ | |
19 | 2011/6/25 | 〇 | 4回 | KO | ルークラック・キャットマンミー | タイ | |
20 | 2011/10/9 | 〇 | 10回 | 判定 3-0 | モービル・マーチン | ウガンダ | |
21 | 2011/11/17 | 〇 | 3回 | KO | レックス・オリサ | フィリピン | |
22 | 2012/10/20 | 〇 | 2回 | KO | ラスマヌディン | インドネシア | |
23 | 2013/2/23 | ● | 12回 | 判定 0-2 | デビッド・サンチェス | メキシコ | WBC世界スーパーフライ級シルバー王座挑戦 |
24 | 2013/5/26 | 〇 | 4回 | KO | ルーベン・マナカネ | インドネシア | |
25 | 2013/8/1 | 〇 | 12回 | 判定 3-0 | フレディレックス・ロドリゲス | フィリピン | WBOアジア太平洋バンタム級王座獲得 |
26 | 2014/2/8 | 〇 | 10回 | 判定 3-0 | ガリー・スサント | インドネシア | |
27 | 2014/4/13 | 〇 | 5回 | 負傷 2-0 | 木村隼人 | 日本 | |
28 | 2014/6/28 | 〇 | 12回 | 判定 3-0 | ファディリ・マジハ | タンザニア | WBOアジア太平洋バンタム級王座防衛 |
29 | 2015/1/31 | 〇 | 2回 | KO | ジェッカー・ブハウェ | フィリピン | |
30 | 2015/12/16 | 〇 | 2回 | KO | 大森将平 | 日本 | WBO世界バンタム級挑戦権獲得 |
31 | 2016/7/27 | 〇 | 11回 | KO | プンルアン・ソー・シンユー | タイ | WBO世界バンタム級王座獲得 |
32 | 2017/4/23 | 〇 | 11回 | KO | 大森将平 | 日本 | WBO世界バンタム級王座はく奪(計量オーバー) |
33 | 2018/9/30 | 〇 | 1回 | KO | グッドラック・ミレマ | タンザニア | |
34 | 2019/2/16 | 〇 | 5回 | 棄権 | フェルナンド・バルガス・パーラ | メキシコ | |
35 | 2019/6/1 | 〇 | 3回 | KO | ロベルト・カスタネダ | メキシコ | |
36 | 2019/12/7 | ● | 11回 | KO | 岩佐亮佑 | 日本 | IBFスーパーバンタム級王座挑戦 |
37 | 2020/11/21 | 〇 | 2回 | KO | エデン・ソンソナ | フィリピン | |
38 | 2021/12/11 | 〇 | 2回 | KO | 勅使河原弘晶 | 日本 | IBF世界スーパーバンタム級挑戦権獲得 |
39 | 2022/5/14 | 〇 | 2回 | KO | ホセ・エストラーダ | メキシコ | |
40 | 2023/4/8 | 〇 | 12回 | 判定 2-1 | ムロジョン・アフマダリエフ | ウズベキスタン | WBA、IBF世界スーパーバンタム級王座獲得 |
表を見ると、判定勝ちとKO勝ちが半々くらいとなっています。
敗戦となったのは40戦中3戦のみです。
●1回目の敗戦:プロデビューして間もない頃の2009年フィリピン国内戦で、PBFフライ級王者のブリックス・レイ選手との対戦。
●2回目の敗戦:2013年WBC世界スーパーフライ級シルバー王座決定戦で、デビッド・サンチェス選手と戦い、2-0の僅差で判定負け。
●3回目の敗戦:2019年IBF暫定王座決定戦として行われた、元IBFスーパーバンタム級世界王者の岩佐亮佑選手との対戦で、KO負け。
タパレスの獲得タイトル一覧
マーロン・タパレス選手がこれまでに獲得したタイトルは、以下の通りです。
・フィリピンGABライトフライ級王座
・WBOアジア太平洋バンタム級王座
・WBO世界バンタム級王座
・WBA世界スーパーバンタム級スーパー王座
・IBF世界スーパーバンタム級王座
バンタム級とスーパーバンタム級の2階級を世界で制覇した王者です。



これまでライトフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級で王座になったんだね。



過去の計量オーバーもあり、マーロン・タパレス選手は徐々に重い階級になってきたんだ。
一方の井上尚弥選手も、ライトフライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級とこれまでに重い階級に変えてきており、
次の「井上尚弥選手VSマーロン・タパレス選手」戦は、井上尚弥選手がスーパーバンタム級に転級してから2度目の試合です。
マーロン・タパレスの強さは?ボクシングスタイルから考察!
マーロン・タパレス選手は、
中間距離が得意なサウスポーで、強力な左右のフックで相手を圧倒するボクサー
です。
ここからは、マーロン・タパレス選手のボクシングスタイルや強さを深堀りして、実際の動画もご紹介していきます。
ボクシングスタイルについて


マーロン・タパレス選手は、オフェンス面とディフェンス面の両方で中間距離が得意です。
スーパーバンタム級の中では小柄な選手であるため、右ジャブを使いながら相手に攻撃が届く適切な距離を作っていきます。
そして、適切な距離になった時に、速攻で強烈な左ストレートを放ちます。
どっしりとした構えから、体重移動を上手く行いながらサウスポーを活かしたパンチを繰り広げ、
大柄な体格の相手選手にも負けないパワーの持ち主です。
ディフェンスでは、足を広げたオープンスタイル、L字ガード、さらに両手を上げたガードを基本的に行っています。
歩幅が小さいバックステップで相手の攻撃を避け、さらに素早いスウェーバック(体を後方へ逸らすこと)で危機を回避。
このように、オフェンス面でもディフェンス面でもバランスの取れた選手と言えます。



中間距離が得意な一方、接近戦ではガードが緩むこともあって少し苦手のようだよ。
なお、マーロン・タパレス選手は自身の最も強力な武器は「心の強さ」と話しています。



私はパワー・スピード・ディフェンスを兼ね備えていますが、心の強さが最も大事。
とコメントしていましたよ。
【動画】どれぐらい強いの?
ここまでご紹介したマーロン・タパレス選手のボクシングスタイルをふまえて、
どれくらい強いのか動画で観てみましょう!
次の動画は、2019年1月にロベルト・カスタネダ選手と対戦し、KO勝ちした時の映像です。
また、次の動画は2021年12月IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦で、勅使河原弘晶選手と戦った時のものです。
この時、勅使河原弘晶選手から3回のダウンを奪ってKO勝ちしています。
どちらの動画も、マーロン・タパレス選手の強烈なサウスポーが良く分かります。
井上尚弥はタパレスをどう見ているのか
井上尚弥選手は、マーロン・タパレス選手について



ゴリゴリのファイターと思っていたが、全然違う。けっこう柔軟性のある動きで、上半身の使い方が上手い。
とコメントしています。
さらに、



ディフェンスも良く、1発のパワーもある。もしかしたらフルトンより怖いかもしれない。
と話し、マーロン・タパレス選手との対戦を楽しみにしています。
井上尚弥選手としては、これから戦いたい相手について、
①マーロン・タパレス選手、②ジョンリール・カシメロ選手(WBO3位)、③ルイス・ネリ選手(WBC1位)、④ムロジョン・アフマダリエフ選手(WBA1位)の4選手を挙げました。
これらスーパーバンタム級のライバルたちを倒してから、フェザー級への転級を狙っている井上尚弥選手。
あと2~3年待っていてほしい。33歳までにはフェザー級にいけるのでは。
と語り、日本男子初の世界5階級制覇を目指しています。
「マーロン・タパレス選手VS井上尚弥選手」は、今のところ井上尚弥選手が優位ではないかと言われていますが、
番狂わせも予想されており、フィリピンメディアは「井上にとってタパレスが最悪の悪夢になる」と報じています。



フルトンVS井上をリングサイドで観たタパレス選手は、「井上にも弱点がある」と話していたよ…!



井上尚弥選手の方が強いと見られているけど、タパレス選手はベテランだし、怖い相手だね。
マーロン・タパレスの経歴をさらっとまとめ!


ここからは、マーロン・タパレス選手の経歴について簡単にご紹介していきます。
〈経歴〉
【2008年/16歳】
・ボクシングを始める
・プロデビュー戦でKO勝ち
【2010年/18歳】
・フィリピンGABライトフライ級でチャンピオンに
【2013年/21歳】
・WBOアジア太平洋バンタム級でチャンピオンに
【2016年/24歳】
・WBO世界バンタム級でチャンピオンに
・8月のWBO月間MVPに選出
【2023年】
・WBA、IBF世界スーパーバンタム級でチャンピオンに
それでは、もう少しマーロン・タパレス選手の経歴を見ていきましょう。
【2008年/16歳】ボクシングを始めプロデビュー
マーロン・タパレス選手は16歳でボクシングを始め、アマチュア経験は無くいきなりプロデビューをしたそうです。
2008年7月18日、フィリピン北ラナオ州ララでプロデビュー戦として、ネストール・ガモロ選手と対戦。
この時はライトフライ級として出場し、初回54秒KO勝ちしました。



プロデビュー1戦目で勝利したんだね!
【2010年/18歳】フィリピンGABライトフライ級でチャンピオンに
2010年4月9日には、マーロン・タパレス選手の地元である北ラナオ州トゥボッドにて、
ワルリト・パレナス選手とフィリピンGABライトフライ級王座決定戦を行いました。
この試合では、7回1分19秒でKO勝ちし、王座を獲得しています。
2か月後の6月12日にはチャーリー・カビラ選手と対戦し、12回3-0の判定勝ちをしてGAB王座の初防衛に成功しました。



初の王座獲得はプロデビュー3年目だったんだ。
【2013年/21歳】WBOアジア太平洋バンタム級でチャンピオンに


2013年8月1日、フィリピンのフレディレックス・ロドリゲス選手とWBOアジア太平洋バンタム級王座決定戦を行いました。
この時、12回3-0の判定勝ちにて、バンタム級王座を獲得したのです。
翌年の2014年6月28日には、タンザニアのファディリ・マジハ選手との対戦で12回3-0の判定勝ちを収め、WBOアジア太平洋王座の初防衛に成功しました。
【2016年/24歳】WBO世界バンタム級でチャンピオンに


2016年7月27日、初めて世界に挑戦を果たします。
WBO世界バンタム級王者であるタイのプンルアン・ソー・シンユー選手と対戦し、11回37秒でKO勝ちを収めて王座を獲得!
この時点でマーロン・タパレス選手の戦績は、29勝(12KO)2敗となりました。
バンタム級新王者に輝いたことを評され、8月15日にはWBOの月間MVPに選出されています。



初めての世界への挑戦で、チャンピオンになったんだ!
しかし、翌年の2017年4月23日、大森将平選手とのWBO世界バンタム級タイトルマッチにて、
マーロン・タパレス選手は計量オーバーしてしまい、チャンピオンとして大失態となりました。
試合では2回KO勝ちしましたが、この計量オーバーでWBO世界バンタム級の王座をはく奪され、王座空位となったのです。


【2023年】WBA、IBF世界スーパーバンタム級でチャンピオンに
2023年4月8日にはWBA・IBFタイトルマッチを行いました。
WBAスーパー・IBF世界スーパーバンタム級統一王者であるウズベキスタンのムロジョン・アフマダリエフ選手と戦い、12回2-1の判定勝ちにて2階級制覇を達成しました。


この時、アフマダリエフ選手は初めて負けて、統一王座4度目の防衛に失敗となりました。
マーロン・タパレス選手の勝利は「番狂わせ」「ビッグサプライズ」として地元フィリピンを中心に大盛り上がりでした。
そして、7月に行われた「スティーブン・フルトン選手VS井上尚弥選手」を観戦していたマーロン・タパレス選手は、
試合後に井上尚弥選手が持っていない2団体のベルトを持ちながらリングへ上がり、



自分が最強だと証明したいので、井上と戦いたい



今年中にベルトをかけて戦いましょう
とお互いに対戦を熱望しました。
ついに、2023年12月26日に日本で4団体統一戦が行われることになったのです。
マーロン・タパレス選手は、2021年7月以降に新しいトレーナーを迎え、新体制のサポートを受けて好調です。
現在はアメリカのラスベガスでトレーニングキャンプを続け、井上尚弥戦に向けて調整をしています。


まとめ
この記事では、井上尚弥選手と4団体統一戦を行うマーロン・タパレス選手について
「プロフィール」「戦績と獲得タイトル」「ボクシングスタイルと強さ」「経歴」を中心にご紹介しました。
●スーパーバンタム級では小柄な選手だが、中間距離が得意で強力なサウスポーが持ち味。
●戦績は37勝(19KO)3敗で、フィリピン王者に輝いたベテラン選手。
●井上尚弥選手が優位との予想が多いが、番狂わせが起こる可能性も大いにある。
井上尚弥選手が勝つと予測する声が多いのですが、マーロン・タパレス選手は経験値を積んだベテラン選手であり、
新しいサポート体制になり好調のため、12月26日の4団体統一戦は大盛り上がり間違いなしです。
「マーロン・タパレス選手VS井上尚弥選手」が、どんな試合展開になるのか今から楽しみですね。