世界中が続編を待ち望んでいたミッションインポッシブルのシリーズ7作目が2023年7月21日に待望の日本上映開始が決定いたしました!
ミッションインポッシブルはトム・クルーズ(2023年 満61歳)主演の大ヒットアクション映画として知られていますが、元になった原作は1966年から1973年 (昭和40年代)までアメリカで放送された一話完結のテレビドラマ「スパイ大作戦」です。
当局から極秘指令を受け、その任務にあった人選・変装・潜入といったスタイルは当時から変わっておらず、現在のCG技術はなかったものの、原作も当時では考えられないほど素晴らしい作品です。
90年代の初めに、古典的なアクション映画を復活させたい。とトム・クルーズがアイデアを持ち込み、今回で7作目となるミッションインポッシブルは、25年以上に及びトム・クルーズが演じてきた大作です!
筆者は原作である「スパイ大作戦」からのファンであり、歴代のミッションインポッシブルの大ファンでもありますので、最新作の魅力のみならず、歴代作品の魅力や撮影秘話を熱く語っていきたいと思います。
【2023年7月14日 新情報】
アメリカの映画俳優による労働組合がストライキを起こした為、トム・クルーズの来日が中止となりましたので、7月17日~18日のイベントも中止になりました。
この記事では・・・
●ミッションインポッシブル最新作デッドレコニングの概要と出演者
●ミッションインポッシブル最新作デッドレコニング(7作目)の撮影秘話
●ミッションインポッシブル歴代概要と出演者
●ミッションインポッシブル歴代作品の撮影秘話
●原作:スパイ大作戦
●トム・クルーズWikiプロフィール
●アメリカ俳優労働組合によるストライキ
これ等についてまとめていきます!
歴代のシリーズ作品を観た方も、まだ観てない方も最新作が観たくなる様な内容にしていきますので、是非最後までご覧くださいませ。
ミッションインポッシブルの最新作(7作目)の撮影秘話

ミッションインポッシブル最新作(7作目)デッドレコニング PART ONE
●アメリカ上映:2023年7月14日
●日本上映:2023年7月21日
●監督:クリストファー・マッカリー
●制作:トム・クルーズ・クリストファー・マッカリー・デヴィッド・エリソン・ジェイク・マイヤーズ
●主演:トム・クルーズ
トム・クルーズとクリストファー・マッカリーがタッグを組み、シリーズ初の二部作としてミッションインポッシブル最新作デッドレコニングの上映が決定いたしました!

引用:Twitter
写真左:トム・クルーズ 写真右:クリストファー・マッカリー監督
メガホンを握るのは、シリーズ4作目であるゴーストプロトコルからトム・クルーズと共にシリーズを盛り上げてきたクリストファー・マッカリー監督です。

アクション映画の最強タッグですね!
ミッションインポッシブルデッドレコニングは、前作同様主人公イーサン・ハントとお馴染みのメンバー(ベンジー、ルーサー)が共に任務を遂行していくアクション映画です。
デッドレコニング=推測航法
航行した経路や距離等から、過去や現在の位置を推定し、その位置情報を元にして行う航法


引用:映画.com
【IMFとは?】
Impossible Missions Forceの略で、CIAの極秘諜報部隊(不可能作戦部隊)で、
映画の中の架空の組織
このミッションは、仮にどんな犠牲を払ってでもやり遂げなければならないとイーサンは理解しており、仲間を犠牲にせざるを得ない状況に陥る事もあるほどの緊張感です。
「イーサンは何の為に命を懸けているのか?」とルーサーに聞かれたイーサンは、「お前達の命を守る為だ」と答えたシーンは予告編の時点で泣いてしまいました。


引用:Movie Walker
イーサンの過去から現在までの軌跡を辿る集大成を二部作で上映されます。
撮影初日に撮ったシーンはトム・クルーズはがバイクに乗ったままジャンプし、その後は体一つで落下するといったシーンで、初日から激しいアクションですが、トム・クルーズは楽しそうに撮影に挑んでいました。



トム・クルーズって61歳ですよ!
(映画公開時)
信じられないです!
最新作 デッドレコニング
主要キャスト
主要キャスト
●イーサン・ハント(トム・クルーズ)
●ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)
●ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)
●イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)
●グレース(ヘイリー・アトウェル)
●ホワイト・ウィドウ ※別名:アラナ・ミッソポリス(ヴァネッサ・カービー)
●ガブリエル(イーサイ・モラレス)
●パリス(ポム・クレメンティエフ)
●ジャスパー・ブリッグス(シェー・ウィガム)
イーサン・ハント
演:トム・クルーズ


イーサン・ハント(ミッションインポッシブル シリーズの主人公)
不可能といわれる任務を数々成し遂げ、世界の危機を何度も救ってきたIMFスーパーエージェント。
超人的な身体能力と頭脳、車やバイクの運転も超一流。
絶望的なシチュエーションであっても決して諦めたい不屈の精神の持ち主で、命よりも重要なミッションに挑む。
「仲間に手を出したら命はない」と常にチーム(仲間)の事を大切に思っている。
ベンジー・ダン
演:サイモン・ペッグ


ベンジー(イーサン・ハントの相棒)
当初は技術者でしたが、ゴースト・プロトコル(4作目)からは現場のIMFエージェントに昇格。
イーサンとは数々の危険な修羅場を潜り抜け、イーサンの相棒としてなくてはならない存在。
コメディ的要素も取り入れ、イーサンとは相棒であり親友。
いざという時に一番頼りになる存在。
ルーサー・スティッケル
演:ヴィング・レイムス


ルーサー(メカニック)
IMFのメンバーで、コンピューター他あらゆるメカのエキスパートで天才ハッカー。
ミッションインポッシブル1作目からイーサンとチームを組み、イーサンとは親友であり第二の相棒として、お互いのピンチを救ってきた。
主人公のイーサン・ハント以外ではシリーズ全作に登場している唯一存在。
イルサ・ファウスト
演:レベッカ・ファーガソン


イルサ(MI6の諜報部員)
イーサンとは何度も共に闘ってきた戦友で、ローグ・ネイション(5作目)より登場。
格闘や銃の扱いに長けており、一流のエージェントとして、イーサンに負けず劣らずの腕前。
グレース
演:ヘイリー・アトウェル


グレース(今作初登場のヒロイン)
天才的なスリの能力を持ち主。
1人で生きていけるタイプの女性でイーサンの前から何度も姿を消そうとしており、何度もイーサンとは衝突していきます。
イーサンとグレースの相容れない様で、共闘していく。といった関係性が見どころの1つ。
ホワイト・ウィドウ ※別名:アラナ・ミッソポリス
演:ヴァネッサ・カービー


ホワイト・ウィドー(闇の世界の商人)
慈善家の顔も持ち合わせており、テロリストと金持ちを繋ぐ闇の商人。
前作のフォールアウトで初登場していますが、一作目に登場したマックスの娘。
最新作 7作目:壊す為に作られた列車


引用:TheRiver
マッカリー監督とトム・クルーズは今回の作品について「冒険の感覚」といった意味で話し、以前からやりたかった列車でのアクションを実現する事になりました。
今まで以上の作品にすべく、集大成としてよりリアルなものにしたい!という気持ちをモットーに、アクションシーンに込めた想いを日々議論しながら撮影に臨んでいました。
列車の上に乗りながらのアクションシーンは、2人の想いが一致した結果なのでしょう。
今回アクションシーンに使用された列車は、デッドレコニングの為に作られた列車で、その経緯は大破できる様な列車など存在せず、壊す為には列車を一から作らなくてはいけないというもの・・・



壊す為に作るなんて、
映画の世界でないとありえない事ですよね。
マッカリー監督は、
この世にこのレベルの映画製作をする人は居ませんし、
この先もそんな人は現れないでしょう。


と自身の作品に豪語していました。



思わず息を飲むシーンが満載です!
アクションシーンは言葉にできない程の迫力と臨場感を得られますが、イーサン・ベンジー・ルーサーのチームワークと信頼関係に感動する事間違いなしです!
スピードフライング
スピードフライングは天候に左右される繊細なスポーツで、最も危険だと言われているスポーツです。
スカイダイビングは先の事がある程度予測できますが、スピードフライングは予測不能で自身が風と一体化しなければなりません。
またトム・クルーズは時速80kmで着地するというスタントを成し遂げます。
マッカリー監督は、
トム・クルーズのスタントは毎回少しずつ危険度が増す


と話しており、トム・クルーズの映画に対する想いに感無量といった感じでしたね。



トム・クルーズはもちろんの事、
カメラマンの人は大変ですね・・・
映画を観た感想
※若干ネタバレを含みます!


引用:現代オンラインショップ
クリアファイル・メタルキーホルダー・ペンダント・アウトドアロープストラップ
Tシャツ・キャップ・フェイスタオル・ショルダーポーチ



グッズも欲しいなぁ~♪
過去作を観ていない方には少しストーリーが難しい気がします。
しかしながら、
★カーチェイス
★崖からバイクと共にダイブ
★列車の上での格闘
このシーンは期待を裏切りません!
ミッションインポッシブルは謎解きや暗号解読のシーンがよく出てきますが、今回は飛行場に居る全ての人の命を懸けてベンジーが解読していきます。
観客側の筆者も焦る気持ちを抑えて必死で考えましたw
「近づくのに、到着しないのは?」
皆様わかりますでしょうか?



グレースが答えるまで、paraは全くわかりませんでした(汗)
イルサは死んじゃったの!?それとも生きてて良かった・・・となるのか!?
毎回空からやヘリコプターからのダイブが見どころのミッションインポッシブルですが、次回作「デッドレコニングTWO」はイーサン潜りますので、またまた目が離せませんね!
早く次回作が観たくて仕方ないparaの感想でした。



とりあえず来週もう一回観に行こうかな♪
トム・クルーズ ストライキ
来日中止
トム・クルーズは7月17日に予定していたミッションインポッシブル最新作の来日イベントとして行われるレッドカーペットイベント・ジャパンプレミア舞台挨拶と7月18日に予定していた記者会見を両日ともに中止すると発表しました。



ぇー!?
楽しみにしていたのに何で!?
ハリウッドスターやテレビの司会者等、総勢16万人が加盟するアメリカの映画俳優組合(SAG-AFTRA)は、待遇改善等を求めてストライキを実施すると発表しています。
映画俳優組合は、先月からネットフリックスやウォルト・ディズニー等の制作会社に対して、待遇改善と急速に拡大するAIの活用制限等を求めて交渉を続けてきました。
しかし折り合いがつかなかった為、7月14日から43年ぶりのストライキに入る事が決定しました。
8作目も上映決定


ミッションインポッシブル最新作(8作目)デッドレコニング PART TWO
●アメリカ上映:2024年6月28日
●日本上映:2024年
●監督:クリストファー・マッカリー
●制作:トム・クルーズ・クリストファー・マッカリー
●主演:トム・クルーズ
二部作として上映が決定したデッドレコニングの後半であるPART TWOは2024年に公開が決定しています。



イーサン潜ります!
待ちきれないよ~
どの様な内容になるのか?またどんなアクションシーンが見られるのか、楽しみで仕方ありませんね。
しかしアメリカの映画俳優組合によりストライキが長引いた場合、最悪延期の可能性もありますね・・・
ミッションインポッシブル歴代
●1作目:ミッションインポッシブル
●2作目:ミッションインポッシブル2
●3作目:ミッションインポッシブル3
●4作目:ミッションインポッシブル ゴーストプロトコル
●5作目:ミッションインポッシブル ローグネイション
●6作目:ミッションインポッシブル フォールアウト
どの作品も手に汗握る大作です!まずは前作からみていきます。
【6作目】フォールアウト
撮影秘話&舞台裏


引用:amazon
ミッションインポッシブル フォールアウト
●アメリカ上映:2018年7月27日
●日本上映:2018年8月3日
●監督:クリストファー・マッカリー
●制作:トム・クルーズ・クリストファーマッカリー、ジェイク・マイヤーズ、J・J・エイブラムス、
●主演:トム・クルーズ
●製作費:1億7800万ドル
●興行収入(全世界):7億9100万ドル
5作目のローグネイションよりマッカリー氏が監督を務めていますが、トム・クルーズはマッカリー監督の事を「最高のフィルムメーカー」と絶賛しています。
主要キャスト
●イーサン・ハント(トム・クルーズ)
●ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)
●ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)
●イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)
●オーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)
●レベッカ・ファーガソン(イルサ・ファウスト)
●ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)
●ホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)
●エリカ・スローン(アンジェラ・バセット)
●ジュリア・ミード(ミシェル・モナハン)
●アラン・ハンリー(アレック・ボールドウィン)
トム・クルーズはスタントナシで、自らアクションシーンを撮影する事で有名です。
空間認識能力に長けており、ヘリコプターや崖からダイブする事には余念がありません。
【6作目】アクションシーンで骨折!
そのまま続行


引用:ナタリー
トム・クルーズはフォールアウトの撮影中、足場からビルに飛び移るアクションに失敗し、右足首を骨折しました。
ビルに飛び移った瞬間に骨折した事は当然本人もわかっていましたが、トム・クルーズは骨折したまま演技を続けていました。
その後の診断で2本の骨が折れている事が判明した為に撮影は一時中断していましたが、驚異の回復力で撮影を開始し、公開も予定通り延期する事はなく撮影を終了しました。
そしてそのシーンが作品で使用されている事はファンの間では有名な話ですね。
まだ観ていない方は、是非ビルに飛び移るシーンに注目して観てください!とても骨折している56歳の演技ではない程の迫力です!
【6作目】トム・クルーズ56歳!
HALO(ヘイロー)ジャンプに挑戦


引用:映画.com
また6作目であるフォールアウトの撮影当時、トム・クルーズは56歳です!
毎回年齢を感じさせないアクションを惜しげなく披露しているトム・クルーズは、いままでかつて俳優の誰も挑戦した事のないHALO(ヘイロー)ジャンプに挑戦しています。
HALO(ヘイロー)ジャンプとは?
高度1万mを飛ぶ飛行機から飛び降りる際、地面ギリギリの所でパラシュートを開く降下方法
これは軍が行う降下方法の一つであり、トム・クルーズはミッションインポッシブルフォールアウトで、上空7620mから落下し、地上ギリギリの所でパラシュートを開くといった超高難度な技を披露しています。
しかもこの撮影時まだ骨折したままだという事がさらに驚きです!



もはや俳優の粋を超越していますね!
本番前には100回以上ダイビングの練習を積み上げ、1日1回しかない撮影のタイミングに挑みました。
【5作目】ローグ・ネイション
撮影秘話&舞台裏


引用:映画.com
ミッションインポッシブル ローグ・ネイション
●アメリカ上映:2015年7月31日
●日本上映:2015年8月7日
●監督:クリストファー・マッカリー
●制作:トム・クルーズ・J・J・エイブラムス、ブライアン・バーク、デヴィッド・エリソン他
●主演:トム・クルーズ
●製作費:1億5000万ドル
●興行収入(全世界):6億8200万ドル
主要キャスト
●イーサン・ハント(トム・クルーズ)
●ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)
●ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)
●イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)
●ウィリアム・ブラント(レベッカ・ファーガソン)
●ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)
●アラン・ハンリー(アレック・ボールドウィン)
●アトリー(サイモン・マクバーニー)
●ヤニク・ヴィンター(イェンス・フルテン)
【5作目】6分以上の息止め!
潜水アクションに挑戦


引用:Twitter
シリーズ5作目のローグ・ネイションのアクションシーンの1つである潜水シーンは、言うまでもありませんが、スタントナシのトムクルーズ自らが演じています。
イーサン・ハントは謎の無国籍スパイ組織である「シンジケート」を潰す為、潜水での任務は最重要作戦の一つではありますが、このシーンもまたスタントナシで挑んでいます。



酸素ボンベを背負っているとはいえ、
カメラマンも大変ですね・・・
発電所の給水タンクに潜るシーンは、海でフリーダイビングの練習をし、40mまで潜水できる様になった上、トム・クルーズは撮影の為に何週間もかけてプロの水中パフォーマンストレーナーから、呼吸のトレーニングを学びました。
トム・クルーズにとってこのシーンはクリストファー・マッカリー監督と共に、
スリル満点の潜水シーンを、
ノーカットで撮影したい!


とかなり以前より考えておた事であり、6分~6分半の間、息を止めてのトレーニングは、かなりハードだった、と語っています。



6分~6分半って
もはや人間業ではない!!
【5作目】トム・クルーズ53歳、
軍用機の外にしがみつくアクション


引用:YouTube
飛行機にしがみつくアクションはローグ・ネイションのポスターにもなっているアクションシーンですが、猛スピードで離陸していく本物の軍用機(A400)を使用し、時速400kmの速さで撮影しています!
この時トム・クルーズは53歳であり、見た目にも体力的にも全く衰えを見せないと関係者も驚いていましたね。
スタントやCGを使用せず、生身のまま上空1500mの飛行機にしがみつくといった撮影はもはや映画の粋を超えており、トム・クルーズこそ映画に命を賭けているカリスマアクション俳優である事は、世界中が認めざるを得ないでしょう。
当然危険を伴う撮影ですので、関係者には感謝しており、記者会見でもスタッフやその分野の専門家の方々に感謝の気持ちを述べていました。
そして最後にトム・クルーズから・・・
飛行機にぶら下がることは皆さんにオススメしませんよ(笑)





誰もマネできませんから(笑)
【5作目】迫力満点のバイクチェイス


引用:Movie Walker
謎の女スパイであるイルサを、超高速でバイクチェイスし、標高差が300mもあるアトラス山脈の山道を、猛スピードで駆け抜けるシーンは吐く息も飲む迫力です。
このシーンも当然トム・クルーズはノースタントでヘルメットも着用せず山道のカーブにバイクを傾けて疾走していきます。
敵のバイクとの体当たり等、過激なシーンをもこなすトム・クルーズは
バイクアクションではCGを使わず、自分で運転した。
過激なアクションだったが、全開でドリフトした。


と話しており、怖いもの知らずとはまさにトム・クルーズの事だとド肝を抜かれました!



信じられますか?53歳ですよ!
カッコよすぎでしょう♪
数多くのアクションシーンに挑んでいるトム・クルーズについて、クリストファー・マッカリー監督は、
トム・クルーズの素晴らしい所は、自分の仕事を凄く愛していて、
それは全て観客の為にやっている。


と話しており、トム・クルーズがあまりにも危険なスタントをこなしている為、関係者が不安に思っている時も、トム・クルーズは、
今まで何百万回も経験しているから大丈夫!
絶対に大丈夫だ!


と言い、周囲の不安をよそに果敢にアクションシーンに挑戦する映画制作マシンだと、トム・クルーズの映画に対する想いにクリストファー・マッカリー監督は絶賛しています。
【4作目】ゴースト・プロトコル
撮影秘話&舞台裏


引用:TELASA
ミッションインポッシブル ゴースト・プロトコル
●アメリカ上映:2011年12月16日
●日本上映:2011年12月16日
●監督:ブラッド・バード
●制作:トム・クルーズ・J・J・エイブラムス、ブライアン・バーク
●主演:トム・クルーズ
●製作費:14500万ドル
●興行収入(全世界):6億9400万ドル
主要キャスト
●イーサン・ハント(トム・クルーズ)
●ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)
●ジェーン・カーター(ポーラ・パットン)
●ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)
●カート・ヘンドリクス(ミカエル・ニクヴィスト)
●アナトリー・シンディロフ(ウラジミール・マシコフ)
●ウィストロム(サムリ・エーデルマン)
●ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)
●レオニド・ライセンカー(イワン・シュヴェドフ)
●ブチッジ・ナス(アニル・カプール)
●サビーヌ・モロー(レア・セドゥ)
第4作目のゴーストプロトコルからは、ベンジーが内勤から現場へ出る様になる為、イーサンとベンジーの信頼関係も面白さの魅力になっていきますね。
【4作目】世界一高いビルからダイブ


引用:YouTube
世界一高いビルであるドバイのブルジュ・ハリファで行われたアクションシーンは、ポスターでも起用されているシーンの1つで、このアクションでもスタントナシでトム・クルーズ本人が演じています。
命綱をつけてはいるものの、ビルの側面を走ったり、部屋からダイブしたり、と普通では考えられない様なスタントをトム・クルーズ自らこなしており、CGではないのか?と言われても不思議ではない程の迫力あるシーンです。



飛べませんよ!こんな所から!
地上800mですよ!普通の人間ではないとしか言いようがないです。
撮影はヘリコプターや部屋からクレーンカメラを使用しており、今作のメガホンをとったブラッド・バード監督は、
大きなアクシデントが起こらなくて本当によかった。


と胸をなでおろしていました。
このシーンは、トム・クルーズがビルの角で宙吊りになったままの状態であるにも関わらず、撮影用のヘリコプターがなかなか来ない事態になり、トム・クルーズの足はうっ血するほどでした。
関係者全員がナーバスになっている時、ビルの観光デッキにいる観光客がトム・クルーズに気付き、ビデオで撮影してしまったといった事実もあります。
しかしこのビデオ撮影のお陰で、CGではないか?といった噂を払拭できた!とブラッド・バード監督は前向きなコメントを出しています。
【3作目】の撮影秘話&舞台裏


引用:amazon
ミッションインポッシブル Ⅲ
●アメリカ上映:2006年5月5日
●日本上映:2006年7月8日
●監督:J・J・エイブラムス
●制作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー
●主演:トム・クルーズ
●製作費:1億5000万ドル
●興行収入(全世界):3億9800万ドル
主要キャスト
●イーサン・ハント(トム・クルーズ)
●ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)
●ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)
●ジュリア・ミード(ミシェル・モナハン)
●オーウェン・デイヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)
●ゼーン・リー(マギー・Q)
●デクラン・ゴームリー(ジョナサン・リース=マイヤーズ)
●リンジー・ファリス(ケリー・ラッセル)
●ジョン・マスグレイブ(ビリー・クラダップ)
●セオドア・ブラッセル局長(ローレンス・フィッシュバーン)
【3作目】ビルからの飛び降り


引用:SCREEN online
上海の高層ビルの屋上から、ワイヤーを付けて飛び降りた後、振り子の様に身体を揺らしながら反対側のビルに飛び移るといったシーンをトム・クルーズ自ら行っています。
しかし現地での撮影は不可能であった為、巨大なセットを組み撮影が行われましたが、落下した距離を見ると、実際の高層ビルからの距離とほぼ変わらない高さで有り、さらに斜面を滑り落ちるシーンはまさに手に汗握る迫力です!
【2作目】の撮影秘話&舞台裏


引用:amazon
ミッションインポッシブル Ⅱ
●アメリカ上映:2000年5月24日
●日本上映:2000年7月8日
●監督:ジョン・ウー
●制作:トム・クルーズ・ポーラ・ワグナー
●主演:トム・クルーズ
●製作費:1億2500万ドル
●興行収入(全世界):5億4600万ドル
主要キャスト
●イーサン・ハント(トム・クルーズ)
●ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)
●ショーン・アンブローズ(ダグレイ・スコット)
●ナイア・ホール(タンディ・ニュートン)
●ヒュー・スタンプ(リチャード・ロクスバーグ)
●ビリー・ベアード(ジョン・ポルソン)
●ジョン・C・マックロイ(ブレンダン・グリーソン)
●ネコルヴィッチ博士(ラデ・シェルベッジア)
【2作目】スタントなしのロッククライミング


引用:映画スクエア
映画の冒頭で、イーサン・ハントがロッククライミングを楽しんでいるシーンがあります。
このロッククライミングのシーンは、アメリカ ユタ州のデッドホースポイントで撮影が行われており、スタントなしでトム・クルーズ自身が演出しました。
ケーブルがついてはいますが、数々のアクション映画を手がけてきたジョン・ウー監督も、ヒヤヒヤしながら見守っていたと話しています。
かなり危険な状態で絶壁を登っているシーンですが、登るだけではなくジャンプしたり、滑り落ちそうになる等、ありえない状況です。
最後のクライマックスに近くなると、絶壁を登ってアンブローズのアジトにイーサンが潜入しますので、冒頭のこのシーンは伏線だったとも言えますね。
【2作目】爆破を伴うバイクチェイス
敵のアジトからキメラウイルスと解毒剤を奪ったイーサン・ハントがバイクに乗って逃げるシーンですが、アンブローズもバイクで追いかけ、激しいバイクチェイスとなりました。
●イーサンが乗ったバイクの後輪が浮き上がった状態から腕を回転させて銃を撃つ
●ブレーキをかけ、地面とタイヤの摩擦で煙を上げて、追ってきた車を交わす
●走行中のバイクから降り、バイクの片側に身を隠して敵の銃弾を交わす



誰ですか!?こんな事教えたのは!
トム・クルーズって命いくつあるのか知りたいです。
【1作目】の撮影秘話&舞台裏


引用:amazon
ミッションインポッシブル
●アメリカ上映:1996年5月22日
●日本上映:1996年7月13日
●監督:ブライアン・デ・パルマ
●制作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー
●主演:トム・クルーズ
●製作費:8000万ドル
●興行収入(世界):4億5700万ドル
主要キャスト
●イーサン・ハント(トム・クルーズ)
●ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)
●キム・フェルプス(ジョン・ヴォイト)
●クレア・フェルプス(エマニュエル・ベアール)
●ジャック・ハーモン(エミリオ・エステベス)
●サラ・デイヴィス(クリスティン・スコット・トーマス)
●ハンナ・ウイリアムズ(インゲボルガ・ダクネイト)
●フランツ・クリーガー(ジャン・レノ)
●マックス(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)
お馴染みのミッションインポッシブルのオープニング曲は、原作のスパイ大作戦と同じ曲を使用しており、古き良きものを大切にしている事がうかがえます。



世間のお父様方は、スパイ大作戦の復活に
大興奮していた事でしょう!
ブライアン・デ・パルマ氏を監督に抜擢したのはトム・クルーズであり、自身もプロデューサーとして映画製作に携わっています。



トム・クルーズの映画にかける思いは、
当初からかなり強かった事がわかりますね。
フェルプスの扱い
原作に携わっていた方の中には、「スパイ映画ではない!ただのアクション映画だ!」等と否定的な人もおり、原作の二代目リーダーであるフェルプスの扱いに対して演者であったピーター・グレイブス氏もフェルプスの原作とは違った扱いに不満の声を漏らしていました。
自身が長年演じてきた役であるからこそ、こうであってほしいといった理想も有ったでしょう。
原作の主人公フェルプスは当局から指令を受け、坦々と任務をこなすリーダーであり、仲間から信頼の厚い紳士です。
しかし映画化されたミッションインポッシブルでは、自身の欲に負けて組織を裏切ると言った役柄だった為、納得がいかなかったのかもしれません。



作品に対して思い入れが強いからこその酷評ですね・・・
しかしターミネーターやジュラシックパークを上回る4億5760万ドルの興行収益を上げ、ここまでのシリーズ化を続けてきたたミッションインポッシブルを、今では認めざるを得ないで事でしょう。
【1作目】緊張の宙吊り


引用:MovieWalker
CIAの本部に侵入したイーサン・ハントは、ロープに吊り下がったままの状態でPCからデータをコピーするといった任務を遂行します。
しかし上でロープを持っていたクリーガー(ジャン・レノ)が一瞬ロープを離してしまい、イーサンは落下してしまいますが、床から数cmというギリギリの所で体勢を保ちました。


引用:FRONTROW
このシーンは記憶に残る名シーンとして、今後のシリーズ作品にも宙吊りで挑む任務のシーンが起用されていますね。
しかし床から数cmの所で止めるといった事はかなり難しい事で、撮影時は何度も顔をぶつけ、なかなかうまくいかなかったとトム・クルーズはインタビューで語っています。
センサーに引っかからない為に、汗一滴たりとも床に触れる事が許されない状況で、イーサン・ハントのメガネに垂れてきた汗が床に落ちそうになるシーンは、息を飲む緊張感でしたね!
【原作】スパイ大作戦


引用:タワーレコード
スパイ大作戦(原題:Mission Impossible)
●放送(アメリカ):1966年~1973年
●日本上映:1967年4月8日~1973年9月27日
●放送時間:1時間
●シリーズ:4シリーズ・全171話
●初代リーダー:ダン・ブリックス(演:スティーブン・ヒル)
●二代目リーダー:ジム・フェルプス(演:ピーター・グレイブス)
お馴染みの曲で始まるイントロと、指令をテープで聞いた後の「なお、このテープは自動的に消滅する」といったセリフは、スパイ大作戦の時からのもので、ここから任務が始まっていく流れは今もなお受け継がれています。
昭和のものとは思えない程、変装やスパイ技術を駆使している作品で、今観ても素晴らしい内容だと誰もが思えるでしょう。
トム・クルーズ主演の映画ミッションインポッシブルシリーズを観た方は、なるほど~!これが始まりかと納得できるでしょうし、映画をまだ観た事がない方も、きっと楽しめる作品です。
トム・クルーズ Wikiプロフィール


引用:MovieWalker
トム・クルーズ
●本名:Thomas Cruise Mapother Ⅳ(トーマス・クルーズ・メイポーサー4世)
●生年月日:1962年7月3日(2023年 満61歳)
●出身地:ニューヨークシラキュース
1986年(当時24歳)に公開されたトップガンでハリウッドのトップスター入りしたトム・クルーズは、映画製作にも携わっており、ミッションインポッシブルを始め、数々のアクション映画の制作・演出・主演をこなしています。
学習障害であるディスレクシア(失読症)であり、文字を読む事が困難な障がいを持っています。
障がい者に関わる映画であるレインマンや、ディスレクシアの理解を推奨する為に作られた映画デイズ・オブ・サンダーの製作に携わり、自ら主演を演じています。
結婚歴
●1987年 ミミ・ロジャースと結婚
●1990年 ミミ・ロジャースと離婚
●1990年 ニコール・キッドマンと再婚
●2001年 ニコール・キッドマンと離婚
●2006年 ケイティ・ホームズとの子供(娘:スリ・クルーズ)を授かる
●2006年 ケイティ・ホームズと再々婚
●2012年 ケイティ・ホームズと離婚
主な出演作品
●トップガン
●カクテル
●インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
●ミッションインポッシブル シリーズ
●ジ・エージェント
●バニラスカイ
●ラストサムライ
●コラテラル
●宇宙戦争
●ナイト&デイ(キャメロン・ディアスとW主演)
●トップガン・マーベリック
記憶に新しい所ではトップガンマーベリックですね。
公開から3日で、すでに工業収入が11億円を超えると言った脅威的な人気ぶりです。



トップガン(初代)を観て海軍航空部隊に憧れた人は数知れず、
海軍入隊希望者が続出したみたいだよ!
ベンジー・ダン役
サイモン・ペッグ


引用:YouTube
イーサン・ハント(トム・クルーズ)が任務を遂行する上で、ベンジー・ダン(サンモン・ペッグ)の存在は欠かせません!
イーサンの無謀な行動をサポートし続けているベンジーを演じるサイモン・ペッグは、プライベートでもトム・クルーズと交流があり、
トム・クルーズはココナッツケーキが大好きで、イタズラ好きのトム・クルーズは、せっかく鍛えたサイモン・ペッグの6パック(腹筋)を崩壊させてやる!と、ココナッツケーキを度々送っています。
サイモン・ペッグは、「クルーズケーキが送られてきた!トムは人に甘いものを食べさせようとばかりする!」と記者会見の時、じゃれ合っていました♪



記者会見でも仲の良さがうかがえましたね♪
アメリカの俳優労働組合がストライキ


引用:Yahoo!ニュース
アメリカで映画俳優の労働組合がストライキを起こし、トム・クルーズの来日が中止となり、7月17日のレッドカーペットイベントとジャパンプレミア舞台挨拶付き上映、7月18日の記者会見が中止になりました。
このストライキは俳優vs映画製作で、トム・クルーズは両方の立場でありながら、俳優としてお世話になった下積み時代の経験から、自身も賛同しなければいけないといった考えの元、このストライキに参加しています。
AI技術の進歩により、俳優としての仕事がどんどん減っていくのではないか?といった若手俳優達の不安や、ネット配信が普及している近年で、DVDの売上が大幅に激減している事が関係しています。
俳優は外見をスキャンしてAIに記憶させてAIによって映画を作り上げていけば、俳優はスキャンした日の日額分しか報酬はもらえません。
さらにネット配信の普及によりDVDが売れず、印税収入が減ってしまう事に対し、若手俳優達は苦しい生活を余儀なくされ、動画配信の再生回数に応じて印税を要求しています。
労働組合側は映画製作会社のみならず、Netflix・amazon等に話し合いを設けて欲しいといった趣旨ですが、
このストライキは数年にも及び長期化するものと思われます。
まとめ
ミッションインポッシブル
日本上映:1996年7月13日/興行収入:4億5700万ドル
ミッションインポッシブルⅡ
日本上映:2000年7月8日/興行収入:5億4600万ドル
ミッションインポッシブルⅢ
日本上映:2006年7月8日/興行収入:3億9800万ドル
ミッションインポッシブル ゴースト・プロトコル
日本上映:2011年12月16日/興行収入:6億9400万ドル
ミッションインポッシブル ローグ・ネイション
日本上映:2015年8月7日/興行収入:6億8200万ドル
ミッションインポッシブル フォールアウト
日本上映:2018年8月3日/興行収入:7億9100万ドル
ミッションインポッシブル デッドレコニングpart one
日本上映:2023年7月21日
ミッションインポッシブル デッドレコニングpart two
日本上映:2024年 夏
トム・クルーズ扮するイーサン・ハントが繰り広げるスパイアクション映画ミッションインポッシブルについてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
大ヒット映画はシリーズ化されると期待が高まりすぎる分、かなりのクオリティを上げていかなければ残念な気持ちになってしまう事もありますが、ミッションインポッシブルは期待を裏切りません!
1億を超える製作費をかけ、トム・クルーズが命懸けで作り上げた映画ですから、期待を裏切るわけがないですよね。
一ファンである筆者が語るには恐れ多いほど、世界中で愛されているミッションインポッシブルは、トム・クルーズの大ヒット映画であり、トム・クルーズ=天才スパイと言っても過言ではない程映画に引き込まれ魅了されますよね。
スタントを起用せず自らアクションシーンを演じるトム・クルーズの身のこなしは、手に汗握らずして観れる事はできません!
日本上映開始まで、待ち遠しくて仕方ありませんね・・・