体操日本女子選手の新エースと呼ばれる宮田笙子(みやたしょうこ)選手。
数々のメダルを獲得してきたエースの村上茉愛選手が2021年10月に引退してから、宮田笙子選手が体操女子を引っ張ってきています。
宮田笙子選手は今年2月に怪我をしてしまいましたが、怪我を乗り越え、世界体操選手権に出場することが決まりました。
まもなく世界体操選手権が開催されるということで、日本の新エースに注目が高まっています。
そこで、この記事では、
●宮田笙子選手の詳しいプロフィール
●宮田笙子選手の学歴や経歴
●宮田笙子選手の両親や兄弟といった家族構成
についてご紹介していきます。
この記事を読むと、宮田笙子選手の凄さや体操日本女子選手の強さが分かり、より世界選手権の応援を楽しめると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
宮田笙子(しょうこ)のwikiプロフィール

【wikiプロフィール】
氏名:宮田笙子(みやた しょうこ)
生年月日 :2004年9月21日
年齢:19歳(2023年9月現在)
身長:151cm
出身地:京都府
所属:順天堂大学スポーツ健康科学部1年生(2023年9月現在)
愛称:しょーこ、しょこみ
宮田笙子選手の座右の銘は「自信・自覚・覚悟、脚下照顧」。
お寺や神社に行くことがゲン担ぎになっているそうです。
それでは、プロフィールについてさらに詳しく見ていきましょう。

音楽が好きで、K-POPや清水翔太をよく聴くんだって♪
身長と体重!
宮田笙子選手の身長と体重は
151㎝・体重非公表
です。
151㎝と小柄な宮田笙子選手ですが、脚力や跳躍力が素晴らしく、ダイナミックな動きをするため、実際の身長よりも大きく見えます。
女子体操選手は140㎝台の選手が多く活躍しており、宮田笙子選手は平均的~やや大きめの身長と言えます。
今回の世界選手権代表メンバーの身長は以下の通りです。
宮田笙子選手 | 151㎝ |
岸里奈選手 | 147㎝ |
深沢こころ選手 | 160.1㎝ |
畠山千愛選手 | 147㎝ |
芦川うらら選手 | 143㎝ |
▼左から、深沢選手、宮田選手、畠山選手、芦川選手、岸選手、坂口選手


血液型は?


宮田笙子選手の血液型は公表されていません。
血液型による性格占いが当たるかどうかは分かりませんが、宮田笙子選手は「明るくて人見知りをしない」性格だそうです。
また、中学校3年生の頃から宮田笙子選手を指導する田野辺満監督は、「最初は気分にムラがあって練習にも波があった。」と話し、
床での振り付けを指導する元日本代表・明名亜希子さんは「お祭り女でお調子者。でも自己表現する体操では必要な要素。」と語っています。
周囲の女子体操選手から親しまれており、高校時代は主将としてチームを引っ張っていたため、ムードメーカーのような印象を受けます。



性格を考えると、血液型占い的にはB型っぽいかも…?!



明るい笑顔がキュート♪




筋肉がすごいが種目は?
宮田笙子選手の得意種目は
床・跳馬
です。
なお、体操競技の種目は以下のように男女で異なります。これは、男女の体格差による違いのためです。
宮田笙子選手は踊ることが好きで、曲が流れたら即興でダンスも出来るそうで、自分らしさを出せる床が得意です。
また、下肢のパワーが強く、跳馬では数多くの好成績を収めています。



ちなみに、「勝負飯」は鶏肉なんだって~!筋肉の源だね!
宮田笙子の学歴や経歴について!
宮田笙子選手の最終学歴は鯖江高等学校卒業、現在は順天堂大学1年生です。
【学歴】
●京都府亀岡市立亀岡中学校→福井県鯖江市の中学校へ転校
●福井県立鯖江高等学校
●順天堂大学スポーツ健康科学部1年生
小学校と中学校については詳しく公表されていませんが、
亀岡中学校3年生の10月頃に「体操のまち」として知られる福井県鯖江市の中学校へ転校し、下宿生活を送っていたとの情報がありました。
それでは、学歴とそれぞれの年代のエピソードについて深堀りしていきましょう!
体操を始めたきっかけは兄?


体操教室に通っていた兄の影響で、4歳の頃に体操を始めました。
元々身体を動かすことが好きで、兄の真似をして体操をするうちにどんどんハマっていったと言います。
そんな宮田笙子選手を見て、「体操やってみる?」と母親が声を掛けてくれたそうです。



家族がきっかけで幼い頃に体操を始めたんだね!
中学校時代のエピソード
宮田笙子選手は、体操競技部のある
京都府亀岡市立亀岡中学校
に通っていました。


亀岡中学校時代、様々な大会で好成績を収めています。
国際大会にも出場し、中学2年生時のアジアジュニア体操競技選手権大会では、跳馬で3位となりました。
また、ジュニア世界選手権の日本代表に選ばれた功績があります。
▼右側が宮田選手


体操の合宿で「体操のまち」である福井県鯖江市へ行った時、鯖江高校の監督・田野辺満さんが宮田笙子選手の脚力や表現力に注目し、
「うちで体操をしないか?」と誘ったことをきっかけに中学校3年生10月に鯖江市内の中学に転校して、下宿生活がスタートしました。
どこの中学校に転校したのかは公表されていませんが、鯖江市で体操部がある学校を調べると
鯖江市立鯖江中学校か鯖江市立中央学校が当てはまるので、この2校のどちらかと思われます。
高校時代のエピソード
宮田笙子選手は中学校を卒業後、体操の強豪校である
鯖江高等学校
に進学しています。


鯖江高等学校には「探求科」「普通科スタンダードコース」「普通科スポーツ/健康福祉コース」「普通科IT/デザインコース」の4専攻と多様なコースがあります。
普通科スポーツコースは、体操と駅伝に特化しており、宮田笙子選手はこのコースに在籍していたと思われます。


鯖江高等学校には体操競技専用の体育館があって練習環境が整っており、男女ともに日本代表レベルの体操選手を数多く輩出している高校です。
体操部の田野辺満(たのべみつる)監督は、宮田笙子選手が中学生の時に強い脚力を見て、
「日本の宝になる」と考え、鯖江で体操の練習をするよう勧めました。
脚力だけでなく、床運動での曲に合わせた動きや表情などの表現力もピカイチと感じたそうです。
田野辺満監督によると、「最初は粗削りで課題が多く、気持ちにもムラがあったが、その分伸びしろがありトップ選手になるために必要不可欠なことを徹底的に指導した」そうです。


宮田笙子選手はそんな監督について、



なんやねん!ってムカつく事もあったが、1番信頼して感謝している先生。鯖江高にいるうちに恩返しがしたい。
と話していました。
宮田笙子選手の「体操ノート」には、「先生を世界選手権まで連れていく!」と書かれていたそうです。
高校1年生だった2020年は、新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止・延期となる厳しい年でした。
学校が休校になり体育館が使えないという難しい環境の中でも自分で行える練習に励み、FIG種目別ワールドカップ・メルボルン大会でシニア大会初出場を果たし、跳馬で3位という好成績を収めています。
しかし、高校1年生の12月~高校2年生の4月の全日本選手権で成績が振るわずスランプ状態となり、「落ちる所まで落ちたら、転機が訪れた」と言います。
高校2年生の時には体操部の主将となり、チームを引っ張る存在となりました。
2022年アジア体操競技選手権では団体3位・個人総合4位となり、床と跳馬で銀メダルを獲得しています。
また、右肘の靭帯を痛めてしまっていましたが、同年5月14日には世界選手権の代表選考を兼ねた体操NHK杯にて、宮田笙子選手が初優勝を果たしました。
そして、同年11月にイギリスで開催される世界選手権の代表に決定したのです。
なんと高校生が優勝するのは7年ぶりでした!



高校時代にはすでに「エース」だったんだね!
2022年11月、世界体操競技選手権では団体戦7位・個人総合8位となり、平均台で銅メダルを獲得しました。
なお女子平均台の金メダルは渡部葉月選手であり、ベスト3に日本人選手2人が入るという快挙でした。


鯖江高等学校で2学年後輩の楠本妃真(くすもとひま)選手は、宮田笙子選手が憧れの存在だと話し、
お揃いの靴下を履いてとても仲睦まじい様子です。





宮田笙子選手は慕われているキャプテンなんだね♪
現在は順天堂大学1年生!
2023年3月に鯖江高等学校を卒業した宮田笙子選手は、
順天堂大学スポーツ健康科学部
に進学し、現在大学1年生です。
▼宮田笙子選手は後列中央


順天堂大学は、富田洋之選手(現・順天堂大体操部監督)、萱和磨選手、橋本大輝選手など15人以上の体操選手を輩出しており、オリンピックを経験した先生もいる体操強豪校です。
宮田笙子選手の恩師である田野辺満監督も、以前は順天堂大学で体操の監督を行っていました。
順天堂大学スポーツ健康科学部は競技と学業の両立を重視していて、「体力トレーニング論」「運動生理学」などスポーツをする上で重要な授業が充実しています。
▼スポーツ健康科学部の新講義棟


着々と素晴らしい功績を残してきた宮田笙子選手ですが、2023年2月に右足かかとの疲労骨折が判明し、医師には「このままだと体操が続けられなくなる状態」と言われてしまいます。
そんな中で開催された6月の全日本選手権女子予選では、個人総合6位とやや苦戦します。
そのまま怪我を抱えながらの決勝でしたが、跳馬で好成績を収めるなど、予選結果を巻き返して2位入賞を果たすことが出来ました。


この大会で2位を獲得したことで、5月の体操NHK杯で上位4位以内となれば世界選手権への切符を手に入れられる状況となりました。
宮田笙子選手は、怪我をして思うように練習が出来ず、周囲からの世界選手権代表選出への期待も大きくてプレッシャーがかなり掛かっていたとのことで、大会後に涙を流していました。



医師からも「体操を続けられなくなる」と言われて、不安は大きかっただろうね…。
全日本選手権女子で2位になりNHK杯への自信には繋がったものの、まだ右足かかとの怪我が治っていないため不安を抱えていた宮田笙子選手。
同年5月20日、いよいよ開催された体操NHK杯では、4種目とも安定した演技で高難度の技を決め、
見事に優勝を果たします!
このNHK杯では2年連続の優勝となりました。
そして、見事に2023年9月ベルギーで行われる世界選手権代表の出場権を獲得しています。
宮田笙子選手が世界選手権代表に選ばれたのは、2大会連続です。


【2023年 世界選手権女子体操日程】
10月1・3日 女子予選
10月4日(現地時間19時半) 女子団体決勝
10月6日(現地時間19時半) 女子個人総合決勝
10月7日(現地時間14時) 種目別決勝・前半
10月8日(現地時間14時) 種目別決勝・後半
なお、世界選手権の日本代表女子選手は、以下の通りです。
右足かかとの怪我の治り具合が心配ではありますが、8月に行われた全日本インカレでは、
床で優勝、跳馬で2位、平均台で7位という好成績を収めています。
世界選手権は、2024年のパリオリンピックへの出場権獲得がかかった大会です。
すでに9月18日に宮田笙子選手たち日本代表チームはベルギーへ到着しました。





体操女子の選手はみんな仲が良さそうね~♪



宮田笙子選手、そして日本体操選手の皆さんの世界選手権での活躍が楽しみだ!!
宮田笙子の両親や家族構成は?
【家族構成】
●父親:不明
●母親
●兄
●本人:宮田笙子選手
(※他の家族や兄弟は不明)
宮田笙子選手の両親や兄弟についての家族構成は公表されていませんが、
前述した通り体操教室に通っていたお兄さんの真似をしてよく身体を動かしていて、お母さんに「体操やってみる?」と言われ4歳から体操を始めたとのことで
兄と母親の存在は明かされています。
中学校3年生の秋に家族の元を離れ、京都から福井県鯖江市に引っ越して下宿生活を始めたため、家族や宮田笙子選手は寂しい思いをしたかもしれませんね。
しかし、その時の決断が現在の活躍に繋がっているので、ご家族はきっと宮田笙子選手の活躍を全力で応援していることでしょう!



ちなみに、宮田選手の下宿先の部屋には「今、自分がどうすべきか行動せよ」という言葉が書かれていたそうだよ!


まとめ
この記事では、女子体操選手の新エース宮田笙子選手について「プロフィール」「学歴や経歴」「家族構成」を中心にお伝えしました。
●宮田笙子選手は脚力や跳躍力が持ち味で、得意種目は床と跳馬。
●現在、宮田笙子選手は順天堂大学1年生。体操強豪校の鯖江高等学校出身。
●家族構成は明らかにされていないが、兄の影響で4歳の頃に体操を始めた。
ベルギーで開催される世界選手権女子体操に出場する宮田笙子選手。
この大会は、来年のパリオリンピックの出場権をかけた大事な大会です。
今年の2月に右足かかとを疲労骨折していましたが、その後は好成績を叩き出しており、世界選手権での活躍も期待されています。
宮田笙子選手、そして体操日本代表選手の皆さんを一緒に応援しましょう。


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