2023年7月20日から開催されるFIFA女子ワールドカップに、なでしこジャパンとして出場する猶本光選手。
これまでも、なでしこジャパンとして数多くの試合に出場しています。
素晴らしいプレーだけではなく、可愛らしいルックスも話題になっている素敵な選手です。
この記事では、そんな猶本光選手について
●詳しいプロフィールは?
●どんな学歴や経歴なのか?
●どんな家族で育ったのか?
●結婚や彼氏の情報はあるのか?
といった疑問にお答えしていきます。
猶本光(なおもとひかる)wiki風プロフィール

【wiki風プロフィール】
●氏名:猶本 光(なおもとひかる)
●生年月日:1994年3月3日
●年齢:29歳(2023年7月現在)
●出身地:福岡県小郡市
●身長:158㎝
●体重:55㎏
●所属:三菱重工浦和レッズレディース
●ポジション:ミッドフィルダー(MF)
猶本光選手のさらに詳しいプロフィールについてご紹介していきます。
年齢は?

猶本光選手の年齢は
29歳(2023年7月現在)
です。
FIFA女子ワールドカップ2023の代表選手の中では最年長組に入ります。

ベテラン選手なんだね!
身長・体重は?
猶本光選手の身長・体重は
158㎝・55㎏
です。
中学生の頃には身長154㎝と小柄な方であったため、毎日牛乳を飲み続けました。
現在も158㎝と女子サッカー界では決して大きな方ではありませんが、
シーズンオフ・オン関わらず、綱登りなどフィジカル面のトレーニングを欠かさず行っています。
プレースタイルや特徴は?
猶本光選手のポジションは
ミッドフィルダー(=ボランチ)
で、効き足は右足です。
元・日本代表キャプテンの澤穂希選手と同じ、チームの司令塔のポジションを担っている猶本光選手は、
「ポスト澤」と呼ばれています。
猶本光選手は守備力に加え、キック・ミドルシュート・ドリブルといった様々な強みを持つマルチプレーヤーです。
10代の頃から国際試合を経験してきており、攻撃的なミッドフィルダーであり状況判断に優れています。
なでしこジャパンでは、持ち味の正確なパスを生かした攻撃の起点としての役割が期待されています。
理論的にプレーや練習方法を考えており、
同じような軌道のボールが蹴れるように、正確な(一定の)動作で蹴るようにして、『ボールに対して自分の体をどう持っていくか』を意識しています。セットプレーの場合はボールが止まっているので、後ろに下がる助走などを決めて、その延長線で転がっているボールや浮いているボール(の蹴り方)も考えています。
引用:Yahoo
と話しています。
また、学生時代には自分に不足していると感じていたスピードを高めるために
100mやハードル走などサッカーとは関係ないスポーツも練習に取り入れました。
現在でも、トレーニングの様子を動画撮影し、得たポイントや感覚を忘れないように動画編集して書き込んでいます。
このように、常に自分やチームの課題を冷静に分析してプレーしている選手です。



負けず嫌いなところも猶本光選手の特徴なんだよ!
猶本光(なでしこ)の生い立ちは?学歴と出身校について


猶本光選手の最終学歴は大学院です。
【学歴】
●小郡市立のぞみが丘小学校
●私立福岡女学院中学校
●私立福岡女学院高等学校
●筑波大学
●筑波大学大学院
中学校・高校ではサッカーの強豪校に入学しました。
年代ごとにエピソードを深堀していきます。
幼少期:サッカーを始めたきっかけは兄
サッカーをしていた1歳年上のお兄さんがきっかけで、猶本光選手はサッカーを始めました。
幼稚園の頃からお兄さんのサッカー練習を見に行っていたとのことです。
最初はサッカーのルールが分からず、つまらないと感じていましたが、
お母さんが「もう少し経てば面白くなるから」と励ましてくれたおかげで続けることができたのです。
幼い頃から水泳も習っていましたが、小学4年生頃には水泳を辞めてサッカーに夢中になりました。
小学生時代
猶本光選手は地元の
小郡市立のぞみが丘小学校
に入学しています。
小学1年生で「小郡東野少年サッカークラブ」に所属し、男子に混じって練習をしていました。
猶本光選手はとても負けず嫌いであり、練習が上手くいかなかった日は泣きながら家に帰っていたそうです。



その負けず嫌いが強さの秘訣なのかも…!
中学生時代
小学校卒業後、福岡県福岡市の私立中学である
私立福岡女学院中学校
に進学しました。
地元の中学校はサッカー部員が多く玉拾いばかりになってしまうため、私立の福岡女学院中学校を選んだと言います。
当時、この中学校のサッカー部は女子サッカークラブ「福岡J・アンクラス」の下部組織である「アンクラスFCパソドラード」に所属していました。
アンクラスFCパソドラードの監督・鶴原一徳さんは、
ドリブルしていたボールを止めて軸足の後ろから斜め前方へボールを送り出す猶本光選手に目を奪われたと言います。
2007年2月(中学1年生)には、トップチーム「福岡J・アンクラス」に昇格。
「アンクラスFCパソドラード」と「福岡J・アンクラス」の二重登録となりました。
中学2年生になってからは、福岡J・アンクラス史上最年少の13歳2か月でなでしこリーグ2部デビューを果たします。
中学に入った時から「なでしこジャパンに入りたい」という気持ちが人一倍強く、練習に打ち込んでいた猶本光選手。
福岡J・アンクラスの監督・河島美絵さんは、当時を振り返り、
線は細いけどテクニックと得点感覚があり、何よりガチの負けず嫌いで、サッカーだけでなく勉強も学年トップクラス。夢を叶える為には今の自分を超えていかないといけない。ヒカルは自分を超える信念が人一倍強かった。
引用:西スポWEB
とコメントしています。



まさに「文武両道」だね!!
▼中学3年生の美術の授業で描いた「なでしこの花」と挑戦の文字


高校時代:出身校は私立福岡女学院高等学校
私立福岡女学院中学卒業後は、そのまま
私立福岡女学院高等学校
に進学しています。
2010年、高校2年生の時にはUー17日本代表選手に選出されました。
中学校時代から約6年間所属していた「福岡J・アンクラス」を、高校卒業に伴って退団する際、
どんな時も温かい応援をしていただいたこと、とても感謝しています。ありがとうございました。
引用:アンクラスHP
大学進学を機に関東に出ますが、また福岡に帰ってくる時には、成長した姿を見ていただけるように、サッカーも勉強も頑張ります!本当にありがとうございました!
とコメントしています。



10代の頃から頭角を現していたんだなぁ。
大学時代:出身校は筑波大学
私立福岡女学院高等学校を卒業後、2012年に
筑波大学 体育専門学群
に入学しています。
大学に進学してからは「浦和レッズレディース」に所属。
高校卒業後に浦和レッズレディースのある埼玉県に引っ越し、大学までの通学は1時間半ほどかかりました。



6時半には家を出て、帰宅は23時頃だったんだって…!
高校時代には「将来もサッカーを続けていく」と決めていたのですが、
サッカーを引退しなくてはならなくなった時のことも考えて大学進学を決めました。
筑波大学へ進学したのは、先輩の熊谷紗希選手が大学となでしこリーグを両立していたことが影響しています。
そして、浦和レッズレディースと筑波大学の両方で先輩の安藤梢選手の刺激を受け、筑波大学院に進学。
2018年3月に筑波大学院の人間総合科学研究科体育学専攻 修士課程を修了しています。
メッシやネイマールといった一流サッカー選手たちのドリブル動作について卒論を書きました。
▼安藤梢選手と猶本光選手





安藤梢選手のことを「姉さん」と呼んで慕っているよ♪
猶本光のサッカー経歴!


【サッカー経歴】
●2007年/13歳 アンクラスFCパソドラードと福岡J・アンクラスに所属、なでしこリーグ2部最年少デビュー
●2010年/16歳 FIFA U-17女子ワールドカップ出場
●2012年/17歳 浦和レッズレディースに所属、FIFA U-20女子ワールドカップ出場
●2014年/19歳 日本女子代表初出場
●2014年/19歳 なでしこリーグベストイレブン賞を受賞
●2018年/23歳 SCフライブルク(ドイツ)に移籍
●2020年/25歳 浦和レッズレディースに復帰
●2022年/28歳 WEリーグ優秀選手賞を受賞
●2023年/29歳 WEリーグベストイレブン、優秀選手賞を受賞
●2023年/29歳 FIFA女子ワールドカップ出場
この他にも、AFC女子アジアカップなど数多くの国際試合に出場しています。
数々の功績があるので、詳しく見ていきましょう。
【2007-10年/13-16歳】なでしこリーグ2部最年少デビュー~U-17女子ワールドカップ出場
中学生でアンクラスFCパソドラードと福岡J・アンクラスに二重登録していた猶本光選手は、
チーム最年少記録の13歳2カ月(2007年/中学校2年生)で、なでしこリーグ2部デビューを果たします。



このデビュー戦では緊張していて、シュートを放ったものの外れてしまったよ!惜しい!
2010年、16歳でFIFA U-17女子ワールドカップに出場した際は、日本が準優勝!
猶本光選手は2得点を挙げ、勝利に大貢献しました。
【2012-14年/17-19歳】U-20女子ワールドカップ出場~なでしこリーグベストイレブン賞を受賞
2012年、筑波大学入学と同時に浦和レッズレディースに所属しています。
同年には日本で開催されたFIFA U-20女子ワールドカップに「ヤングなでしこ」として出場しました。
日本は準決勝でドイツに敗れ、3位決定戦でナイジェリアに勝利しています。



この時、猶本光選手の素晴らしいプレーはもちろんのこと、その美貌にも注目が集まったよ!
2014年には初めて日本女子代表(なでしこジャパン)に選出され、
5月8日に行われたニュージーランド戦の後半41分に出場し、代表デビューとなりました。
5月18日のヨルダン戦では、初めての先発出場でした。
なお、同年にはなでしこリーグのベストイレブンに選ばれています。
2014年のシーズンは不動のボランチとして、右膝を負傷した最後の試合以外の全試合に出場し、
5年ぶり3度目の浦和レッズレディース優勝に貢献したのです。
【2018-20年/23-25歳】SCフライブルクに移籍~浦和レッズレディースに復帰
着々と経験を積んできた猶本光選手ですが、強豪国との差をひしひしと感じていました。
ついに2018年、ドイツのSCフライブルクへの移籍を発表し、海外への挑戦がスタートしました。
浦和レッズレディース・筑波大学の先輩である安藤梢選手がドイツに移籍経験がある事も
「海外に行くならドイツ」という選択肢に繋がったそうです。
移籍直後は怪我のためプレーが出来ない状態でしたが、監督もチームメイトも温かく猶本光選手を受け入れてくれました。



光選手はフライブルクで初めてのアジア人選手だったんだって!
その後、監督からの信頼を得てレギュラーに定着し、更に練習を重ねてフィジカルやスピードに磨きをかけました。
語学学校に通い、ドイツ語の勉強にも励んでいたとのことで、学生時代から変わらず「文武両道」ですね。
日本とは違う積極的なコミュニケーションの環境の中で、時にはチームメイトと意見をぶつけ合い、切磋琢磨しました。


2018年10月ついに海外移籍後の初公式戦デビューを果たします。
SCフライブルクからは契約延長のオファーがあり、光選手自身も当初はドイツに残ろうと考えていましたが、
東京オリンピック2020の代表に選ばれるために日本に戻ってアピールをする道を選ぶという決断をしました。
その後、2020年に浦和レッズレディースへ復帰しています。
海外経験を積んだことで、忠実に取り組み、正確さ・緻密さを求めていくという日本の強みもより分かったそうです。


【2022-23年/28-29歳】優秀選手賞を受賞~FIFA女子ワールドカップ出場
光選手が海外移籍してから、浦和レッズレディースには森栄次監督が就任し、
チームのプレースタイルに変化がありました。
それまで猶本光選手のポジションはボランチでしたが、浦和レッズレディース復帰後はトップ下を担うことになりました。
ゴールを決められる選手になりたい
という強い思いを抱え、変化したチームスタイルに対応していったのです。
新型コロナウイルス蔓延によるリーグ開催延期もあったものの、自分の練習が出来ると前向きに捉えて
公園でランニングをしたり芝生でボールを蹴ったり、工夫したトレーニングを継続しました。



猶本光選手の継続力や忍耐力が凄いね!
目指していた東京オリンピック出場はできませんでしたが、
2022年にはWEリーグ優秀選手賞を受賞!
翌シーズンにはWEリーグベストイレブンと優秀選手賞のダブル受賞をしています。


また、2022年1月のAFC女子アジアカップでは、フリーキックで得点を獲得。
猶本光選手にとって、この得点がなでしこジャパンに加わってから初めてのゴールでした。
2023年7月現在、なでしこジャパンとしては32試合に出場し、2ゴールを記録しています。
そして、2023年7月20日開幕のFIFA女子サッカーワールドカップに日本代表(なでしこジャパン)として選出されています。
ワールドカップの代表メンバーに選ばれたのは、今回が初めてです!
猶本光の家族構成は5人!両親(父親/母親)と兄と妹について
【家族】
●父親
●母親
●長男
●長女:猶本光選手
●次女:猶本成美さん
猶本光選手は父親・母親・兄・本人・妹の5人家族です。
Twitterには幼少期の写真が載っており、家族に感謝を述べていました。


両親(母親/父親)について
ご両親は一般人のため詳しい情報は公表されていませんが、
お父さんは「やりたい事を尊重してくれる」タイプだと言います。
出場する試合は毎回見に来てビデオを撮ってくれて、その日の夕食を食べながら録画したビデオを見て色んな話しをしたそうです。
光選手は試合後のインタビューに対して
父の麻婆豆腐が食べたい
と答えていました。



料理をしてくれる優しいお父さんなんだね!
お母さんは要所要所でアドバイスをくれるようで、
少し前述しましたが、サッカーを始めたばかりでまだ楽しくなかった幼少期には
「もう少し経てば面白くなるから」と励ましてくれたのです。
2012年、筑波大学に進学を決めたのは、両親からの意見もあったためとのこと。
2011年になでしこジャパンが世界一になる前は、女子サッカーで生活していける選手はほんの一握りでした。
光選手が高校生だった2010年頃のある日、お父さんからふいに新聞記事を渡され、
そこには筑波大学に通いながら浦和レッズレディースでプレーする熊谷紗希選手について書かれていました。
記事を読んだ猶本は「こんな道もあるんだなとぼんやり思った」と言います。
また、お母さんからは「女子サッカーだけではご飯を食べていけないよ。大学はちゃんと出なさい。」と諭されました。
さらに両親から「大学は国公立に」と言われていたそうです。



娘の将来を考えて大学進学を勧めてくれたんだね!
兄と妹について
お兄さんも一般人のため情報は公表されていませんが、
猶本光選手の1歳年上で「小郡東野少年サッカークラブ」に所属していました。
そんなお兄さんの試合を幼い頃から見に行き、猶本光選手もサッカーを始めたため、
お兄さんに憧れていたのかもしれませんね。
妹の楢本成美(ならもとひでみ)さんは、1996年7月31日生まれで猶本光選手より3歳年下です。
なんと猶本光選手と同じくサッカー選手で、ポジションはミッドフィルダー、
福岡J・アンクラス所属、福岡女学院高校卒業という点も同じです。
妹・成美さんからもらった幼い頃の手紙をTwitterに乗せていましたよ。


猶本光は結婚なしの独身で彼氏は?


猶本光選手はプレーだけではなく可愛さも注目されているので、
ファンにとっては彼氏や結婚の情報は気になりますよね。
現在、猶本光選手は
独身で彼氏の目撃情報も無し
です。
熱愛報道や目撃情報は一切なく、サッカー一筋だったんですね。
大成するまで彼氏禁止だけど、26歳で結婚したい
と、かつては話していましたが、現在29歳となっています。
現在も結婚願望はあるかもしれませんが、「サッカーが恋人」の状態のようです。
好きなタイプは?
猶本光選手の好きな男性のタイプは
「3代目J Soul Brothers」の岩田剛典さん
だそうです。


2017年の「なでしこリーグ公式ガイドBOOK2017」の発売記念イベントで、会ってみたい芸能人を聞かれた際に
その頃にドラマを観てハマっていた岩田剛典さんの名前を挙げていました。



乙女な一面があるんだね♪
筑波大学に在学中で合コンなどの誘いがあっても、恋愛はしないと話していたとの情報がありました。
また、「サッカーと恋愛、どっちをとる?」とインタビューされると
恋愛とサッカーは別物なので。その時になったら考えます。
とサッパリとした答えでした。
猶本光選手のお眼鏡にかなう方が現れるのか楽しみですね。


まとめ
この記事では、日本女子サッカー猶本光選手の「詳しいプロフィール」「学歴や経歴」「家族構成」「恋愛事情」について紹介しました。
●筑波大学院を卒業し、浦和レッズレディース所属で海外経験もある。
●攻撃的なミッドフィルダーで状況判断に優れたマルチプレイヤーな選手。
●ベストイレブン賞や優秀選手賞を受賞した事もあり、なでしこジャパンとしては32試合に出場し2ゴールを記録。
●5人家族であり、兄の影響でサッカーを始めた。
●独身で彼氏の目撃情報は無し。
素晴らしいプレーと可愛らしいルックスが話題の猶本光選手。
2023年7月20日開幕のFIFAサッカーワールドカップには日本代表として出場します。
なでしこジャパンの活躍を一緒に応援しましょう!
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