今年の8月にハンガリーのブタペストで行われる世界陸上で、マラソン日本代表に選出された佐藤早也伽さん。
長距離走や駅伝などで結果を残してきた佐藤早也伽さんですが、世界陸上は今回が初めての挑戦になります。
遅咲きのヒロインと言われた佐藤早也伽さん、今までの経歴やマラソンの成績など、気になることがたくさんです。
そこで今回は、佐藤早也伽さんについてこれらのことについて検証してみたいと思います。
●佐藤早也伽さんのWikiプロフィールが知りたい
●佐藤早也伽さんの学歴はマラソンの成績は?
●佐藤早也伽さんの家族構成が知りたい
●佐藤早也伽さんの可愛い秘密は?
これらのことを中心にまとめてみました。
佐藤早也伽さんのことが気になっていた方も、初めて名前を聞いたという人もぜひ、最後までお付き合いください。
佐藤早也伽(さやか)wiki風プロフィール

名前:佐藤 早也伽(さとう さやか)
国籍:日本
出身地:宮城県大崎市
生年月日:1994年5月27日
年齢:29歳(2023年7月時点)
身長:156cm
体重:42kg
競技種目:長距離走
所属:積水化学
インスタグラム:@sayaka_5.27
佐藤早也伽さんは大学卒業後、積水化学に入社し女子陸上競技部”セキスイフェアリーズ”に所属しています。
積水化学といえば、陸上競技以外にもテニスや卓球など、世界で戦うアスリートが多く所属しています。
その中でも特に女子陸上部には力を入れており、”セキスイフェアリーズ”の専用サイトを作って所属選手の競技結果、予定、また選手が書くブログなども紹介されています。

ブログには、合宿で撮ったきれいな景色の写真などが載ってるよ!



選手たちのプライベートも覗けて面白いね!
年齢は?
佐藤 早也伽さんの年齢は、29歳(2023年7月現在)です。
積水化学の女子陸上部には、現在13名の女子部員がおり、年齢は35歳から18歳まで幅広い年代の選手が所属しています。
佐藤 早也伽さんは年齢順に行くと上から4番目になります。
アスリートの選手寿命は短いと言いますが、陸上選手も例外ではなく20代後半から30歳にかけて引退する人が多いです。
ただ、遅咲きのヒロインと称される佐藤 早也伽さんは、初めて世界陸上の切符を手にするなど、これからの活躍が期待できる選手です。
20代中頃からハーフマラソンや長距離で結果が出るようになってきたので、これまでの地道な努力を積み重ねた結果が出たんですね!
身長は?


佐藤 早也伽さんの身長は156cmです。
長距離を走る選手は、体重は軽いほうが有利と言われていますが、身長はどうでしょう?
過去の選手を見てみると、
・高橋尚子さん:身長163cm 、 体重46kg
・重友梨佐さん:身長168cm 、 体重50kg
・福士加代子さん:身長161cm、体重46kg など…
どの選手を見ても身長はそれほど高くないこと、身長にかかわらず、体重は50kg以下であることがわかりました。
陸上でも競技種目によりますが、長距離走の選手となるとできるだけ身長も高くないほうが有利なんですね!
体重は?
佐藤 早也伽さんの体重は42kgです。
先ほど、長距離走の選手は身長が低めだということがわかりましたが、体重も同じく軽い選手のほうが好成績を収めています。
長距離走の選手の平均体重が40kgから55kgなので、佐藤 早也伽さんはまさにベストな体重と言えますね。
体重だけでなく体脂肪率も大きな目安になっており、陸上競技のトップ選手たちは毎日体重、体脂肪率を図って体調管理をしています。
佐藤 早也伽さん身長156cm、体重42kgなので体脂肪率は22.9%です。
一般人女性の平均体脂肪率が17〜24%、実業団チームの平均体脂肪率が約17%なので、佐藤 早也伽さんは一般人女性の平均並みの体脂肪率になります。
なぜかというと、体脂肪率が低いと身体の体温が保てなくなったり、逆に筋力低下につながらることもあるからですね。
佐藤 早也伽さんはあえて体脂肪率を落とさず、健康的な体重管理でトレーニングをしているのだと思いました。
佐藤早也伽(さやか)の学歴やマラソンの成績は?


佐藤 早也伽さんの最終学歴は
大卒
となります。
ではここからはより詳しく学歴をご紹介いたします。
【2001年/6歳】
大崎市立鹿島台第二小学校入学
【2007年/12歳】
大崎市立鹿島台中学校入学
【2010年/15歳】
私立常盤木学園高等学校入学
【2013年/18歳】
東洋大学入学
幼少期〜中学校時代
佐藤 早也伽さんは、子どもの頃はどちらかというと、運動の苦手な文科系女子だったそうです。
スポーツ選手といえば、小さな子どもの頃から始めているイメージですが、佐藤 早也伽さんが陸上を始めたのは中学生になってからでした。
「身体を強くするため運動部に入って欲しい」という親心から、“車の送迎”を条件に母が思いを伝え、佐藤が受け入れた。
NHK
家から学校までは8㎞ほどあったため、運動をしてから歩いて家に帰るのはちょっと面倒だと感じた佐藤 早也伽さんは、母親が車で送迎してくれるなら、という軽い気持ちで陸上部に入部しました。



そんな軽い気持ちで入った陸上が15年も続いて、今では世界陸上出場まで果たせたのはすごい!



もしかしたら母親は佐藤 早也伽さんの運動神経に気づいていたのかもしれないね!
私立常盤木学園高等学校:高校時代のエピソード
中学で始めた陸上は、高校に入学しても続いており、その頃には長距離ランナーとして練習に励んでいました。
佐藤 早也伽さんが入学した私立常盤木学園高等学校は、女子サッカー部の強豪校として知られており、卒業生にはなでしこジャパンのメンバーも多く輩出しています。
一方で陸上選手の有名人といえば、佐藤 早也伽さんのみ一人です。
高校生の頃の成績は、
全国女子駅伝で3年連続、宮城県代表選出されており、
●高校1年生:5区、区間26位、宮城県32位
●高校2年生:4区、区間16位、宮城県26位
●高校3年生:2区、区間24位、宮城県39位
このような結果を残しています。
高校1年生の3月に東日本大震災があり、ライフラインがままならない中、佐藤 早也伽さんは自宅の周辺を走るなど、地道な練習を続けた結果、高校2年生の全国女子駅伝では1年生の時よりも順位を上げることができました。
東洋大学:大学時代の成績とエピソード


高校卒業後は、東洋大学の女子駅伝部へと進学しました。
東洋大学は芸能人や野球選手、サッカー選手など著名人を多く輩出している大学です。



男子の駅伝部は強豪チームとして有名だよね!



「二代目山の神」と呼ばれた柏原竜二さんや、東京オリンピックで銀メダルを獲得した競歩の池田向希さんも東洋大学出身だよ!
佐藤 早也伽さんは女子駅伝部の第2期生と入部し、1年生の時からレギュラーとして活躍していました。
震災があったにもかかわらず、一人黙々と努力し続けた結果、大学1年目から主力選手としてチームに貢献できるようになったのですね!
大学での主な成績は、
大学1年生
・日本学生陸上競技個人選手権大会(5000m)、5位
・日本インカレ(5000m)、19位
・大学女子選抜(富士山女子)駅伝、6区、区間5位、東日本選抜14位
大学2年生
・日本学生陸上競技個人選手権大会(5000m)、6位
・日本インカレ(5000m)、8位
・大学女子選抜(富士山女子)駅伝、4区、区間18位、東洋大学15位
大学3年生
・全日本大学女子駅伝、5区、区間11位、東洋大学16位
・大学女子選抜(富士山女子)駅伝、4区、区間20位、東洋大学18位
大学4年生
・全国女子駅伝、1区、区間22位、宮城県26位
・全日本大学女子駅伝、5区、区間8位、東洋大学8位
・大学女子選抜(富士山女子)駅伝、5区、区間8位、東洋大学10位
全体的には際立った成績は残せていないものの、大学2年生のインカレで8位や、大学4年生の大学女子選抜(富士山女子)駅伝で区間8位など上位に入ることもありました。
まだ女子駅伝部が創設されたばかりだったことを考えると、ここまでの成績を残せたのは大学の過去の成績やまわりの評価を気にすることなく、思うままに走り、練習を続けてきた結果なのだと思いました。
佐藤早也伽の経歴は?
【2017年/23歳】
積水化学に入社し、女子陸上競技部所属。
【2019年/25歳】
全日本実業団陸上10000mで2位、全日本実業団ハーフマラソンで優勝する。
【2020年/26歳】
はじめてのマラソンに挑戦。名古屋ウィメンズマラソンで5位、新人賞を獲得する。
【2021年/27歳】
実業団女子駅伝で区間2位となり、積水化学優勝に大きく貢献。
【2023年/29歳】
2回目の大阪国際女子マラソンで転倒し、途中棄権。
世界陸上マラソン選手代表に選ばれる。
【2017年~2020年】
積水化学に入社~はじめてのマラソン
大学を卒業後、長距離走の選手としてさらなる飛躍を目指すため、積水化学に入社し、実業団”セキスイフェアリーズ”で陸上を続けることになりました。
中学、高校と、際立った結果が残せていなかった佐藤 早也伽さんですが、実業団入りすると今までの努力が実ったかのように、次々と結果を残し、日本ではトップランナーへとのし上がっていきました。
佐藤 早也伽さんは今までは駅伝や5000mといった中長距離を走っていましたが、実業団に入ってはじめてマラソンに挑戦します。
マラソンについてはこのように話しています。
私はずっとマラソンをはしりたいな、っていう目標があったので、それを叶えたいなと思って実業団に進みました。
カンテレ
高校の陸上部の先生から「絶対マラソンに向いていると思うから」って言われていたので、勝手にそう思って(笑)、走りたいなって思ってました。
母親に進められた陸上を始めたことや、先生にマラソンに向いていると言われてそう思い込んだことを考えると、佐藤 早也伽さんは人の意見を素直に聞き入れることができて、それを実践する行動力がある人なのだと感じました。
初めて挑戦したマラソン、名古屋ウィメンズマラソンでは、2時間23分27秒で5位、日本人の中では3位という輝かしい結果を残しました。



はじめてのマラソンでいきなり5位を取るなんて、やっぱり高校の先生が言っていたことは正しかったんだね!
2度目の挑戦となった名古屋ウィメンズマラソンは2位で前年度よりさらに順位を上げていきます。
さらに実業団女子駅伝では3区を走り、積水化学を優勝へと導くなど、実業団入りしてからの佐藤 早也伽さんはトップアスリートとして才能を開花させていくことになりました。
【2021年~2023年】
実業団女子駅伝で優勝~世界陸上への切符


セキスイフェアリーズの合宿では、筋力強化のために、坂道や整っていない道を走るクロスカントリーなどを行い、脚力や体幹の強化トレーニングをしています。
ただ早く走るだけでなく、体幹を整えて走ることで、フルマラソンのような長距離でも疲れにくく、さらに早く走れる身体がつくれるのですね。
そんな、順風満帆なアスリート人生を送っていた佐藤 早也伽さんですが、2022年に出場した大阪国際女子マラソンで6位という、本人の中でもかなり悔しい結果となりました。
その時の心境をこのように話していました。
すごい悔しいっていう気持ちしかなかったです。マラソン練習は本当にたくさんの人に支えてもらってやっているので、その中で結果を出せないのは本当にもう期待に応えられないのも、自分の“ふがいなさ”を感じて…悔しいと感じました。『あぁもう辞めようかな』って…冗談ですけど(笑)。
カンテレ



最後は冗談でしめていますが、本当はとても落ち込んでいたことが感じ取れるね。
さらに翌年出場した大阪国際女子マラソンでは、まさかの転倒で途中棄権することになりました。
前年度の雪辱を晴らすべつ出場した大阪国際女子マラソンで、またしても悔しい思いをすることになり、思わず沿道で立ち止まって号泣するということがありました。
しかし、佐藤 早也伽さんは2023年10月15日に行われるパリ五輪代表選考会マラソングランドチャピオンシップ(MGC)への出場、8月に行われる世界陸上への出場が決まっており、今まさに陸上界の注目選手です。
佐藤早也伽の弟もマラソンランナー?家族構成は?
現在、陸上選手として活躍している佐藤 早也伽さんですが、母親と弟がいることは確認できていますが、それ以外の家族については情報が見つかりませんでした。
スポーツ選手は両親も同じスポーツをしていることが多く、幼いころからスポーツに慣れ親しんでいるという話がありますが、佐藤 早也伽さんが陸上を始めたのは中学生になってからなので、両親は陸上を職業とはしていなかったのではないかと思われます。
弟は佐藤 早也伽さんと同じく長距離ランナーをしているそうです。
佐藤 早也伽さんが出場している大会で、「兄弟揃って長距離ランナー」というコメントが記事の中で紹介されていたので、弟も佐藤 早也伽さんと同じくマラソン向きの、早いランナーなのではないかと予想されます。
佐藤早也伽は可愛いけど結婚相手・旦那はいない!
佐藤 早也伽さんといえは、チャームポイントのタレ目ですよね。
男性からも女性からも人気があり、ルックスが可愛いと評判の選手です。
そんな佐藤 早也伽さんですが、結婚しているという情報はありませんでした。
ただ、彼氏を匂わせるような投稿はたびたび見られます。
オフの日に旅行に行ったという投稿ですが、ハートのところから写真を撮っていたり、5枚目の写真には二つのコーヒーが写っているなど、誰かと行ったことを匂わせていますよね?
手作りのケーキやパンの写真なども投稿されており、選手としてだけでなく、プライベートも充実していることがよく伝わってくる投稿です。
好みのタイプを話している記事は見つかりませんでしたが、スポーツ選手なのでまずはそこを理解してくれる彼氏や夫が必要ですよね。
合宿や海外遠征で長期間離れることになることの理解、大会前の食事制限など、アスリートとして一緒に戦ってくれる人が理想の相手ではないかと思います。
まとめ
ここまで佐藤 早也伽さんの陸上選手として、そしてプライベートについても迫ってきましたがいかがでしたでしょうか?
簡単にまとめると、
・宮城県大崎市出身の29歳
・母親の勧めで陸上をはじめる
・実業団入りしてからマラソンに挑戦する
・パリ五輪選考会、世界陸上への出場が決まっている
・結婚はしていないが、彼氏を匂わせる投稿あり
となります。
タレ目が可愛い佐藤 早也伽さん、普段はマイブームのうさまるグッズを集めたり、お買い物やかわいいカフェに行くことが好きな普通の女の子ですが、ひとたび大会となる表情が引き締まり、常にトップを目指してひた走ります。
夢だったオリンピック、世界陸上へ向けて、さらに世界で活躍できるアスリートとなる日が近いですね!
遅咲きのヒロインと言われた佐藤 早也伽さん、これからも応援していきたいです。
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