李承信(りすんしん/ラグビー日本代表)の国籍は韓国！家族構成は5人で母親は他界で父親は経営者！両親と2人の兄について！

2023年9月9日から開幕するラグビーW杯の日本代表に選出された李承信選手。

実力はもちろんですが、イケメンラガーマンということで、今注目の的となっている選手です。

名前の通り、李承信選手は在日韓国人3世で朝鮮学校に通っていました。

朝鮮学校出身者初の日本代表選手としてW杯での活躍が期待されています。

そんな李承信選手は小学校の頃に母親を亡くし、男で一つで父親が息子3人を立派に育ててくれました。

そこで今回は、

●李承信の国籍は韓国！日本代表は日本国籍じゃなくてもいいのか知りたい！
●李承信の家族構成は？

という李承信選手のプライベートな部分について調査していきます。

日本代表選手に選出されるほどの選手になったルーツには家族の存在が大きく関わっているかもしれないので、最後までお付き合いください。

李承信(りすんしん)の国籍は韓国！

李承信選手は、兵庫県神戸市出身なのですが、両親は韓国人ということで在日3世にあたります。

日本生まれということで帰化し、日本国籍を取得していると思いきや、李承信選手の国籍は韓国。

そのため、幼稚園から高校まで朝鮮学校に通っていました。

そこで気になるのが、韓国人なのに日本代表選手になれたのはなぜ？ということ。

その理由については次項で解説していきます。

ラグビー日本代表は日本国籍じゃなくてもなれる？

李承信選手は、在日3世で韓国籍なのに今回日本代表選手に選出された理由には、

ラグビーの日本代表選出条件は、日本国籍取得が必須ではない

から。

その条件というのが以下の通りです。

●日本で出生している
●両親、祖父母の1人が日本で出生している
●プレーする時点の直前の60か月間継続して日本を居住地としていた、または、プレーする時点までに、通算10年間、日本に滞在していた

李承信選手は上記の条件のうち、日本居住滞在期間を満たしていたことから、日本代表としてプレーが可能になったということに。

最近でいえば、野球のWBCでラーズ・ヌートバー選手が日本代表として招集されたことが話題になりましたよね。

彼の場合は、母親が日本国籍であることから、日本代表入りを果たしています。

李承信(りすんしん)の家族構成は５人！両親と兄弟について

家族構成は父親・母親・長兄・次兄・李承信の5人家族

母親は他界

李承信選手の母親は『金永福(きむ よんぼく)』さんといい、李承信選手が小学校6年生の時にガンで他界しています。

当時、既に母親の永福さんは乳がんとの闘病中で、数年前から入退院を繰り返していたとのこと。

そんな闘病の中、永福さんは常に、

と囁いていました。

しかし、そんな願いもむなしく44歳という若さでこの世を去ってしまいます。

そんな永福さんは李承信選手のラグビーを誰よりも応援しており、時に厳しいこともありましたが、常に側にいて支えてくれていた存在。

そして、

と言っていたとのこと。

2019年と言えばまだ李承信選手は18歳で、年齢的に無理だったわけではないですが、日本のトップ選手に交じりプレーするには経験が浅かったのです。

それから、李承信選手はワールドカップに出ることが夢になり、目標に向かって日々努力してきた結果、2023年のワールドカップに選出されることになったのです。

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父親は元ラガーマンで現在は経営者

李承信選手の父親の名前は『李東慶(り とんぎょん)』さんで、元ラグビー選手。

学生時代は神戸朝鮮高校、朝鮮大学でプロップとして活躍していました。

現在は、建設関係の会社を経営しています。

永福さんが亡くなってからは、男で一つで3兄弟を育て料理などもしてくれていたとのこと。

元ラグビー選手だったからと、息子のプレーに対し口を出すこともなく、褒めながら自由に育ててくれたと後に李承信選手は語っています。

２人の兄

そして、李承信選手の長兄は『承記(すんぎ)』さん、次兄は『承爀(すんひょ)』さん。

承記さんは李承信選手の4歳上で、法政大学で父親と同じプロップとして活躍。

現在は、情報がないため、ラグビーからは離れているのかもしれません。

そして、承爀さんは李承信選手の2歳上で、帝京大学でラグビー選手として活躍後、現在でも『三重ホンダヒート』に所属し現役で活躍しています。

【選手紹介】

HO #李承爀 (り すんひょ)
大阪朝高→帝京大

HOとして安定したスローイングに機転の効いたプレーが光ります。弟はコベルコ神戸スティーラーズに所属するCTBの李 承信です。兄弟で高みを目指します。#三重ホンダヒート pic.twitter.com/TpTcFes0KI

— 三重ホンダヒート (@hondaheat) May 8, 2022

3兄弟は、永福さんが亡くなってからというもの『母親の分まで生きる』ということを誓い、励まし合った練習に励んできたとのこと。

その結果、3兄弟ともラグビー選手の聖地である花園に出場しています。

まとめ

今回は、ラグビー日本代表の李承信選手の国籍や家族構成について紹介してきました。

韓国国籍でありながら、日本代表として選ばれた李承信選手。

国籍など関係ないことを証明してくれた瞬間でしたね。

母親を早くに亡くし、以降は父親や兄の愛情をたっぷり受けて成長した結果、素晴らしい選手になったことは家族にとっても誇りであるのではないでしょうか。

ワールドカップでの活躍に期待です。

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