パニック障害で無期限休養中だった武尊選手が、2023年6月24日の「Impact In Paris」で復帰戦を行うことが発表され、話題になっています!
そんな武尊選手はこれまでに数々の輝かしい経歴や戦歴を残しており、1年の休養を経てどんな姿で戻ってきてくれるのかファンも楽しみにしているのではないでしょうか。
しかし、武尊選手のこれまでの人生は順風満帆ではなく波乱万丈に満ちたものでした。
そこで今回は、そんな武尊選手について、
●武尊wiki風プロフィール
●武尊の生い立ちと学歴!格闘経歴についても
●武尊のキックボクシングの経歴や現在は?
●武尊の戦績は?格闘家としての強さやすごさは?
について紹介していきたいと思います。
武尊wiki風プロフィール

●本名:世川武尊(せがわ たける)
●活動名:武尊(たける)
●生年月日:1991年7月29日
●年齢:31歳(2023年6月時点)
●出身地:鳥取県米子市
●身長:168㎝
●体重:60㎏
●血液型:AB型
●スタイル:キックボクシング
●階級:スーパーフェザー級
●所属:team VASILEUS
●活躍している団体:ONEチャンピオンシップ
歴史好きの父親の影響で日本書紀や古事記に登場する「ヤマトタケルノミコト」から命名された武尊選手は、鳥取県米子市に生まれました。

小学校2年生の時にテレビでK-1ファイターのアンディ・フグ選手に憧れて格闘技の道へ進むことに。
決して順風満帆な人生を歩んできたわけではなく、逆に壮絶な人生を生きてきた武尊さんは、キックボクシングという格闘技でチャンピオンにまで上り詰めたのです。
武尊の生い立ちと学歴!格闘経歴についても

●米子市立弓ヶ浜小学校
※アンディ・フグに憧れ空手を開始
●米子市立弓ヶ浜中学校
※バンドマンをしていた
※素行が悪く不良として有名だった
※空手は継続
※保育士に憧れを抱く
●鳥取県立境港総合技術高等学校
※保育士を目指すために福祉課に在籍
※素行不良のため3か月で退学
※17歳からキックボクシングを開始しタイへ武者修行
●星槎国際高等学校(通信制)
※K-1甲子園に出場
空手から始まった武尊選手の格闘技人生。
学歴だけを見ても、波乱万丈であることがわかりますね。
それでは、年代別にどのような出来事があったのか、詳細に紹介していきます。
小学生時代に空手をやり始める
武尊選手が通っていた小学校は「米子市立弓ヶ浜小学校」です。

この小学校は海が学校から見える立地にあり、自然に囲まれている学校でした。
幼少期から父親の影響でプロレスを見て育った武尊選手は、小学2年生の時に、テレビで「K-1ワールドグランプリ」を見て、空手着を着たアンディ・フグが、続々と世界のトップスターを倒していく姿に魅了されることに。

小さい頃からK-1に出たいという願望もあったことから、アンディ・フグさんのように空手をすれば、K-1に出れるかもしれないと思って空手を始めたんだって!



いざ空手を始めたのはいいけど、大変な目にあったそうよ…
その大変な目というのが、
組み手で、僕が唸るくらい先生が倒しにかかってくるんです。僕が倒れても上から容赦なく踏み潰してきて、。僕、その時小2ですよ(笑)。踏まれながら、わんわん泣いてましたね。でも、僕は絶対『参った』って言わなかったんです。悔しかったから言いsoたくなくて。だから、結局、いつもみんなからボコボコにされてました。
当時の指導者だった安井博美戦線の指導方法は非常に厳格で、幼い武尊選手にとっては怖い存在でしかなかったとのこと。
そのため、練習に行く車の中で毎回泣いていたようなのですが、休むことなく通い続けました。
中学時代はヤンキーだった?


小学校を卒業した武尊選手は「米子市立弓ヶ浜中学校」に進学。


入学後、友達と一緒にバンドをしており、武尊選手はギターを担当していました。
ですが、素行が悪く、髪を染めてピアスを開けるなど、学校では「不良」として有名だったとのこと。



不良だったけど、めちゃくちゃモテていたみたいで、彼女が何人もいたという武勇伝を持っているそうよ!
ですが、あれだけ嫌がっていた空手だけはまだ継続していました。
また、昔から子供が大好きだった武尊選手は中学時代から保育士に憧れるようになります。
高校は保育士志望でボクシング部所属も3ヶ月で退学
中学校を卒業した武尊選手は保育士資格を取得できる「鳥取県立境港総合技術高等学校」に進学。


武尊選手は保育士資格を取得するために、福祉科に在籍していました。
この経緯について武尊選手は、
昔から子供が好きで、小さい子と遊ぶのが大好きだったので、保育士になることも考えていたんです。中3の時点では、格闘技の世界に行くか保育士の道に進むかまだ決められなかったんで、ボクシング部があって保育士の資格もとれる高校に進学することにしました。ボクシングは、顔へのパンチがない空手だけをやってきた自分にとって必要な技術だったので
と明かしています。



素行は悪くても、子供が大好きだった武尊選手はとても優しい心の持ち主なんだろうね!
ちなみに、高校時代はボクシング部にも在籍していました。
しかし、素行不良のため3か月で退学になってしまいます。
退学後本格的に格闘技の道に!


退学後の17歳からキックボクシングを開始した武尊選手は、タイへ武者修行に。



単身でタイに向かって武尊選手だったんだけど、当時の練習量は1日8時間だったんだって!毎日ヘロヘロだったそうだよ!



それだけじゃないわ。宿舎でもタイ人と雑魚寝でお風呂もなかったから、雨水が溜まった水瓶を頭からかぶってお風呂変わりにしていたんだって!
そんな過酷な武者修行から帰国した武尊選手は、高校生の格闘技大会「K-1甲子園」に出場しようと考えますが、現役の高校生でなければ出場できずに断念。
それでも諦めきれなかった武尊選手はK-1甲子園に出場するために、「星槎国際高等学校」という通信制の学校に入学しました。


勉強をしながらトレーニングを続け、念願だったK-1甲子園に出場。


2回戦まで進んだのですが、破れてしまい全国大会へは出場できませんでした。



あまりに悔しくて泣きながら本部席にいた元ムエタイ選手の前田憲作さんに「僕こんな弱くないんで。もっと強くなりたいです」と詰め寄ったんだって!
そんな武尊選手の姿を見た前田憲作さんは、自身のキックボクシングジムである「チームドラゴン」へ入門するよう声をかけたと言われています。
武尊のキックボクシングの経歴や現在は?


●2011年9月24日:Krush.12にてプロデビュー
●2013年5月12日:Krushで王座へ
●2016年10月1日:新チーム「Krest」に移籍
●2018年3月21日:K-1 WORLD GPで3階級王座を獲得
●2022年6月19日:THE matchで那須川天心との戦い
●2022年6月27日:パニック障害・うつ病・精神障害が理由で無期限休養
●2023年6月24日:ISKA世界-61Kgタイトルマッチで復帰が話題に
順調にタイトルを獲得してきた武尊選手だったのですが、突如病魔に襲われ、無期限休養をすることに。
しかし、2023年6月24日に復帰戦を行うということが発表され、話題になっています。
2011年9月20才/キックボクシングプロデビュー
通信制高校を卒業した武尊選手は誘われていた「チームドラゴン」に入門。
地方のアマチュア大会では、14戦負けなし。
その後、2011年9月24日の「Krush.12」でプロデビューを果たしました。
Krushとは一体何なのか?と疑問に思う方もいると思います。
キックボクシングでもそれぞれの団体があり、基本ルールや反則の違いがあるので、ここで少し解説します。
キックボクシングの団体一覧と基本ルールや反則の違い
K-1
試合形式は3分3R延長2R。
・パンチやキック、膝蹴りなどの打撃技はOK
・肘打ち、頭突き、投げ技と寝技は反則
・バックハンドブローは制約あり
・首相撲からの膝蹴りは現在禁止
RISE
試合形式は3分3R、タイトルマッチのみ3分5R無制限延長
・パンチ、キック、膝蹴りは有効だが、ムエタイやキックボクシングで許可されている組技は全面禁止
・掴みによる攻撃は、瞬間的なワンキャッチ・ワンアタックのみ有効
・キックパンツやロングスパッツの着用は可能
KNOCK OUT(ノックアウト)
試合形式は3分3Rもしくは3分5Rでラウンド間のインターバルは1分
・肘打ち・クリンチOK
・頭突き・投げ技・関節技は反則
・クリンチも場合によっては反則を取られることも
Krush(クラッシュ)
試合形式は3分3R延長最大3分1Rか2R
・有効技、反則技など大まかなルールはK-1と同様
・ジャッジの採点時に必ず勝敗を付ける
・育成を目的とした試合を除き、反則マストシステムが適用
新日本キックボクシング協会
試合形式は3分3Rもしくは5R、デビュー戦から3勝するまでは3分2R
・パンチ、キック、バックハンドブロー、肘打ち、膝蹴り有効
・大会によってはムエタイルールや、肘打ち、顔面膝蹴りが反則技となるヨーロッパルールを採用
SHOOT BOXING(シュートボクシング)
エキスパートクラス:3分5R無制限延長
エキスパート特別クラス:3分3R無制限延長
フレッシュマンクラス:3分2R延長
スターティングクラス:2分3R1R延長
・キックボクシングの技に加えて投げ技や、立った状態の極め技、絞め技などの関節技OK
・反則技はエキスパートクラスであれば頭突きやサミング、フレッシュマンクラス・sた―ティングクラスはエキスパートクラスのルールに加え、肘打ち禁止



キックボクシングと言ってもたくさんの団体があるんだね!
2013年5月22才/Krushで王座へ


そして、2013年5月12日、Krush.28にてKrush -58kg初代王者決定トーナメント決勝で判定勝ちし、王座を獲得しました。
その後のKrushでの成績は以下の通りです。
●2014年3月8日:Krush.39にてKrush -58kg王座の防衛戦で判定勝ち、初防衛に成功
●2014年8月9日:Krush.44にてKrush -58kg王座の防衛戦で判定勝ち、2度目の王座防衛に成功
●2015年2月6日:Krush.51にてKrush -58kg王座の防衛戦で判定勝ち、3度目の王座防衛に成功
その後は、舞台をK-1 WORLD GPに移します。
2016年10月25才/新チーム「Krest」に移籍


2016年10月25日、それまで所属していた「チームドラゴン」を離脱し、新チーム「Krest」に移籍しました。
長年所属していたチームドラゴンを離れることになった理由には、チームドラゴンの前田憲作さんとの方向性の違いがあったとのこと。
この時、退団を発表したのは武尊選手だけではなく、ほとんどのプロ選手が退団。
そして、その退団したメンバーで発足したのが新チームの「Krest」だったのです。
「Krest」というチーム名には、「頂上を目指す」という意味を込めており、「C」の部分を「K」に変えています。
2018年3月26才/K-1 WORLD GPで3階級王座を獲得


2018年3月21日にK-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~にてK-1 WORLD GP 第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントに出場した武尊選手は、一回戦で判定勝利。
準決勝でKO勝利、決勝でもKO勝利を収め、K-1史上初の3階級制覇を成し遂げています。
その後、2021年3月28日に日本武道館で開催されたK-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 DAY2~のメインイベントで、激しい打ち合いの末、2Rに2度のダウンを奪いKO勝ち。
2度目のタイトル防衛を果たし、観戦に訪れていた那須川天心選手に対戦をアピールしました。
2022年THE matchで那須川天心との戦い


那須川天心選手にアピールし続けた武尊選手は2022年6月19日、東京ドームで開催されたTHE MATCH 2022のメインイベントで念願の那須川天心選手と対戦。



何と!最前列のチケット代金は破格の300万円!それだけ世間が注目していたということがわかるね!
1回終了間際にカウンター左フックでダウンを奪われ、判定負けをしましたが、試合後には互いに涙を流し健闘を讃え合っていました。
パニック障害を告白し無期限休養


那須川天心選手との戦いから1週間後の2022年6月27日。
都内で緊急会見を開いた武尊選手は、
今回、1回、格闘家として1回歩美をストップさせてもらう。この後のことは決め切れていない
と明かしました。
理由の1つは心身の状態で、簡単にまとめると、
●数年前から精神科に通っており、パニック障害とうつ病と診断を受けた
●パニック障害とうつ病についてはうまく付き合ってきた
●しかし、自分の心が耐えられるのかという不安や知らぬうちに心が壊れていっている
●那須川天心との試合の前に体調が悪くなり、今後の人生のために治すことを決意
また、2つ目の理由は肉体的にも悲鳴をあげていることです。
●拳のケガだけではなく、腰が分離すべり症になっていた
●一時期運動も寝ることもできないくらいの下半身の痺れと麻痺
●拳は手術したが、完治していない



心身ともに、極限の状態まできていたのね…
この会見以降、無期限休養に入りました。
しかし、会見の最後には新たな目標も語っており、
最高な心と体でまた戻ってくることが、公表する理由としても、同じように苦しんでいる人たくさんいるし、心だけではなくケガもそうだし、同じケガで苦しんでいる人もたくさんいると思う。そういう人に、克服して復活する姿を見せることが次の戦いかなと思っているので、まずはその戦いにしっかり勝って、元気な姿。またその戦いをみなで応援してくれたら嬉しいなと思います。
と話していました。
2023年現在は6月24日復帰戦で話題に!


無期限休養を発表してから1年。
2022年11月1日には、K-1及びKRESTと契約解除したことを発表し、
これからは一格闘家の武尊として国や団体の垣根なく挑戦していきたい
と明かしていました。
そんな武尊選手が2023年6月24日、パリで行われる「Impact in Paris」で復帰することが発表。
団体はイギリスのムエタイ・キックボクシングプロモーション「MTGP」。



「MTGP」って何?あまり聞きなれないね…



「MTGP」はプロ及びアマチュアの試合を主催し、国際的な舞台で競技者を育成することを目的としている団体なの。ムエタイルールを採用しているけど、武尊さんが行う試合はK-1ルールだそうよ!
「MTGP」とはこの試合だけの契約となっており、武尊選手にとっては初の海外での試合ということで、意気込みを以下のようにコメントしています。
海外挑戦はしたかったので、日本のお客さんだけではなく、世界のお客さんにも僕の試合を見てもらって世界から認めらる選手になりたいと思います。
ちなみに、対戦相手はISKA世界スーパー・ライト級王者のベイリー・サグデン選手で、王者を相手に、
アメリカ合宿も含めて3か月追い込み練習をやっているので、仕上がりも良いんじゃないかなと思います。
とアピールしました。
また、武尊選手自身のYouTubeチャンネルに魔裟斗さんが訪問し、武尊さんの仕上がりに驚きの声をあげたとのこと。
武尊さんもこの時、
ここ数年で一番体の調子がいい
と発言していることからも、全世界から注目される試合となるのではないでしょうか。
武尊の戦績は?格闘家としての強さやすごさは?


武尊選手は輝かしい経歴だけではなく、素晴らしい戦績も残しています。
そんな武尊選手の格闘家としての強さやすごさとは一体何なのでしょうか。
武尊の戦績
勝敗 | 対戦相手 | ルール・結果 | 開催日 |
---|---|---|---|
ベイリー・サグデン | キックボクシング 試合前 | 2023年6月24日 | |
負 | 那須川天心 | 3分3R・延長1R 判定 0-5 | キックボクシング2022年6月19日 |
勝 | レオナ・ペタス | キックボクシング 2R 1:10 KO (右ストレート) | 2021年3月28日 |
勝 | ペッダム・ペットギャットペット | キックボクシング 2R 0:49 KO (パンチ連打) | 2020年3月22日 |
勝 | 村越優汰 | キックボクシング 3R終了 判定2-0 | 2019年11月24日 |
勝 | ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー | キックボクシング 2R 2:43 KO(右フック) | 2019年3月10日 |
勝 | 皇治 | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2018年12月8日 |
勝 | ダニエル・ピュータス | キックボクシング 1R 2:09 KO(パンチ連打) | 2018年9月24日 |
勝 | 小宮山工介 | キックボクシング 3R 2:02 KO(3ダウン:右ストレート) | 2018年3月21日 |
勝 | 郷州征宜 | キックボクシング 1R 2:24 KO(右フック) | 2018年3月21日 |
勝 | スタウロス・エグザコスティディス | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2018年3月21日 |
勝 | ワン・ジュングァン | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2017年9月18日 |
勝 | ブバイサ・パスハエフ | キックボクシング 3R 1:17 KO(左ボディ) | 2017年6月18日 |
勝 | ビクトー・サラビア | キックボクシング 3R 2:23 KO(左フック) | 2017年4月22日 |
勝 | 小澤海斗 | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2016年11月3日 |
勝 | ユン・チー | キックボクシング 2R 2:31 TKO(右フック) | 2016年11月3日 |
勝 | ジェイミー・ウィーラン | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2016年11月3日 |
勝 | 小澤海斗 | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2016年6月24日 |
勝 | ヨーセンチャイ・ソー・ソーピット | キックボクシング 3R 0:48 KO | 2016年4月24日 |
勝 | ヤン・ミン | キックボクシング 2R 3:00 KO(右ストレート) | 2015年12月31日 |
勝 | チャールズ・ボンジョバーニ | キックボクシング 2R 2:16 KO(左フック) | 2015年11月21日 |
勝 | ハキム・ハメッシュ | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2015年7月4日 |
勝 | 大雅 | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2015年4月19日 |
勝 | 瀧谷渉太 | キックボクシング 1R 1:31 KO(パンチ連打) | 2015年4月19日 |
勝 | アレクサンダー・プリリップ | キックボクシング 2R 1:48 KO(パンチ連打) | 2015年4月19日 |
勝 | 大滝裕太 | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2015年2月6日 |
勝 | 大雅 | キックボクシング 3R 0:13 KO(右バックブロー) | 2014年11月3日 |
勝 | 鈴木雄三 | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2014年8月9日 |
勝 | 神戸翔太 | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2014年3月8日 |
勝 | 後藤勝也 | キックボクシング 1R 2:33 KO(右ストレート) | 2013年12月14日 |
勝 | イ・ソルビン | キックボクシング 2R 2:11 KO(左ボディブロー) | 2013年8月11日 |
勝 | 寺戸伸近 | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2013年5月12日 |
勝 | 鈴木雄三 | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2013年3月20日 |
勝 | 八神剣太 | キックボクシング 1R 2:21 KO(右ストレート) | 2013年1月26日 |
勝 | 榊克樹 | キックボクシング 1R 1:43 KO | 2012年12月14日 |
勝 | 鈴木優也 | キックボクシング 2R 2:58 KO | 2012年10月21日 |
勝 | 結城将人 | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2012年9月9日 |
負 | 京谷祐希 | 1R 3:00 TKO(ドクターストップ) | キックボクシング2012年6月8日 |
勝 | 嶋田将典 | キックボクシング 1R 2:03 KO | 2012年5月3日 |
勝 | 田中一輝 | キックボクシング 2R 2:54 KO | 2012年3月17日 |
勝 | 稼頭徳 | キックボクシング 1R 2:58 KO | 2012年1月9日 |
勝 | 増田勝海 | キックボクシング 3R終了 判定3-0 | 2011年12月10日 |
勝 | 鎌田裕史 | キックボクシング 2R 2:17 KO | 2011年9月24日 |



那須川天心さんと京谷祐希には負けたけど、その他の試合では全勝ということで、輝かしい戦歴を持っていると言えるよね!
ちなみにこれまでのプロ獲得タイトルは、以下の通りです。



武尊さんがどれだけ最強なのか一目瞭然ね!
武尊はどんな選手?強さとすごさについて!
幼少期から格闘技に憧れ、空手やボクシング、キックボクシングを継続してきた武尊選手は、中学時代には素行の悪さから不良に。
さらには素行不良から高校退学と一見、めちゃくちゃな人物だったのではないかと思われがちですが、小さい子供が大好きで保育士を目指したことも。
そんな武尊選手は基本的にとても心優しい人物であるということが伺えます。
また、自分の病気を公表した際も、自分のためではなく同じ病気と闘っている方に勇気をという理由だったことから、チャラチャラした見た目とは裏腹にとても純粋で綺麗な気持ちを持っている人なのでしょう。
では、武尊選手の強さや凄さはどこからきているものなのでしょうか。
相手を削り蹴るの技術
武尊さんの武器は何と言ってもローキック。
パンチで相手をKOしているイメージがありますが、それで倒せるということは「パンチが当たっているから」ということになります。
魔裟斗さんもよく、
パンチが当たるのは蹴っているからである
と言っているように、武尊選手はローキックを打つ回数がかなり多く、またタイミングもよくかつ的確に相手に当てて相手を削っています。



ヨーキッサダー選手との試合ではローキックを45発も蹴っているんだよ!



ほんとね!試合が終わったのは2Rの序盤だったから、相当な数を蹴っていることがわかるわね!
さらには、久保優太選手や久保賢二選手は武尊さんについて、
武尊選手はパンチにフォーカスされがちだが、武尊選手がパンチで倒せるのは、蹴りにある。散らす蹴りではなく殺気のこもった蹴りであり、利く蹴りである
と話していたことも。
それだけ相手を削り蹴ず技術が高いということになるのでしょう。
相手を圧倒するフィジカルの強さ
武尊選手のフィジカルは格闘技界でも最強だと言われています。
武尊選手が試合中に押されているところを見る機会は本当に少なく、全て武尊選手がプレッシャーをかけて相手が下がるという展開が多いですね。



最初のファーストコンタクトで「あ、やばい」と相手は思ってしまうくらいの雰囲気が出ているんだろうね!



そうね!過去に2回対戦したことがある小澤海斗選手は自分のYouTubeで「あいつはフィジカルモンスター」と発言していたことがあったのよ!
小澤選手は、武尊選手と2度目に対戦した際、ずっと押されっぱなしだったため、相当なフィジカルの強さがあったのでしょう。
その証拠に武尊選手のKO率は脅威の60%。



判定までいっている選手も1度はダウンを奪ってる選手がほとんど!この実績から見ても武尊選手のパンチ力がすごいということだね!
気持ちの強さ
武尊選手の強さや凄さの一番は、気持ちの強さではないでしょうか。
武尊選手自身もよく、
僕は気持ちの強さで相手に勝っている
と自己暗示をかけるかのようによく発言しています。



元K-1選手でRIZINファイターの平本蓮選手も「武尊選手はよく格闘技に大切なものは気持ちの強さと言っているが、本当にそうだと思う。」と納得している様子だったね!さらには、「あの階級であのKOは異次元」とまで言っており武尊選手を称賛していたよ!



そうなの!相手を倒す力は格闘技界でもNO.1と言われているわ!
まとめ
いかがでしたか?
生い立ちを辿ってみると、決して楽な人生ではなかった武尊選手ですが、輝かしい経歴や戦歴を残してきたことで、これまでの努力が報われた瞬間となっていると思います。
休養から約1か月ぶりに復帰戦を行うと正式に発表されたことで、パワーアップした武尊選手を早く見たいと思っている方も多いでしょう。
どんな対戦になるのか、待ち遠しいですね。