ケガで負傷した渡辺葉月選手の代わりに2023年9月30日から開催される世界選手権に出場することになった畠田千愛選手。
この成績次第で、パリ五輪の出場権を獲得できるわけですが、なんと畠田千愛選手の家族は体操一家。
父親や元オリンピック選手、母親は元ユニバーシアード日本代表選手、姉は元オリンピック選手と畠田千愛選手はまさにサラブレッドと言えるでしょう。
そこで今回は、
●畠田千愛の家族構成は？
●畠田千愛の父親・母親・姉のプロフィール＆経歴が知りたい！
と、畠田千愛選手の家族について詳しくまとめていきたいと思います。
最後までご覧になってください。
畠田千愛の家族構成は４人で体操一家
体操一家と言われている畠田千愛選手の家族構成は、
父親・母親・姉・畠田千愛
の4人です。
父親は元オリンピック選手、母親は元国体出場選手、姉もオリンピック選手とまさに体操一家。
畠田千愛選手も体操意外の選択肢がなかったと言っても過言ではない家庭環境だったのでしょう。
しかも、その姉妹の素晴らしい成績を見ると、しっかり両親のDNAを受け継いでいることもわかりますね。
para両親がすごい選手だったからって、子供がその通りになるとは限らないのに畠田一家は本当にすごいよね！
畠田千愛の父親は畠田好章で元体操オリンピック銅メダリスト
それでは、体操一家である畠田千愛選手の家族を、1人1人紹介していきましょう。
まずは、父親の畠田好章さんからです。
●小学校2年生で体操競技を開始
●高校2年生でインターハイ個人総合優勝
●高校3年生のNHK杯で個人総合6位になり、アジア競技大会に出場(高校生はただ1人)
●バルセロナ、アトランタの2大会出場
●バルセロナでは団体総合銅メダルを獲得
●現在は、日本体育大学の男子体操部の監督
●白井健三選手の恩師
オリンピック2大会に出場し、メダル獲得経験がある好章さん。
それでは、好章さんの詳しいプロフィールと経歴をさらに詳しく見ていきましょう。
畠田好章のプロフィール
●名前：畠田好章(はたけだ よしあき)
●生年月日：1972年5月16日
●年齢：51歳(2023年9月時点)
●出身地：徳島県鳴門市
●身長：172㎝
●体重：72㎏
●元チーム名：紀陽銀行
徳島県鳴門市出身の好章さんは、小学校2年生の頃に体操競技を開始。
高校2年生の時に、インターハイで個人総合優勝という輝かしい経歴を残しています。
高校3年生の頃に出場したNHK杯では、個人総合で6位に入り、アジア競技大会に高校生でただ一人代表入りを果たしたすごい選手なんです。
体操競技にとって高身長はデメリットと言われていますが、好章さんは172㎝という背の高さ。
しかし、素晴らしい成績を残していることは同じ高身長の選手にとって、励みになるのではないでしょうか。
paramiこれだけでもすごい経歴なのに、まだまだ素晴らしい成績を残しているのよ！
畠田好章の経歴
小学校2年生の頃に体操競技を開始した好章さんは、徳島県立鳴門高校在学時の高校2年生の頃にインターハイに出場し、個人総合優勝という経歴を残しています。
その翌年である、高校3年生の頃にはNHK杯に出場し、個人総合6位という成績を残し、アジア競技大会に出場しました。
この時、高校生は好章さんだけだったとのこと。
高校卒業後は、日本体育大学に進学し、以下の成績を残しました。
1992年のバルセロナでは、団体総合で銅メダルを獲得しています。
大学卒業後は、日本体育大学大学院に進み、
という成績を残しました。
輝かしい経歴を残して好章さんは、2000年に現役を引退し、その後母校である日本体育大学体操部のコーチに就任。
2021年には教授＆体操部の監督に就任。
日本体育大学と言えば、圧倒的なひねり技が武器だった白井健三さんのコーチとして指導にあたったことも。
そんな父親を持ったということで、娘の千愛選手も父親の指導を受けていると思いきや、ほとんど好章さんの指導を受けることはありませんでした。
しかし、同じ体操選手としてアドバイスをもらっているとのことです。
para家族にそんな素晴らしい存在がいることは、千愛選手にとっても心強いだろうね！
畠田千愛の母親は友紀子で現在はコーチ！
畠田千愛選手の母親は友紀子さんです。
●元ユニバーシアード代表選手
●アジア大会に出場経験あり
●長女である瞳さんのコーチを務めていた
元ユニバーシアード代表選手という経歴を持っている友紀子さん。
引退後はコーチに転向し、長女・瞳さんのコーチを務めたことで話題になっていました。
では、友紀子さんのプロフィール＆経歴をさらに詳しく見ていきましょう。
畠田有紀子のプロフィール
●名前：畠田有紀子(はたけだ ゆきこ)
●旧姓：磯兼友紀子(いそかね ゆきこ)
●生年月日：1973年
●年齢：49歳か50歳(2023年9月時点)
●出身地：広島県三原市
広島県三原市に生まれた友紀子さんは、地元の『三原体操クラブ』で体操をしていました。
選手引退後は、コーチに転向し、娘・瞳さんのコーチとなり、瞳さんを素晴らしい選手に成長させた立役者に。
現在は、千愛選手のコーチとして活動しています。
畠田有紀子の経歴
好章さんと同様、日本体育大学出身の友紀子さんは、在学中輝かしい経歴を残しています。
大学選手権で3年連続個人総合4位、3位、3位という素晴らしい成績を収めています。
ユニバーシアード大会には日本代表として参加している実力者。
また、大学卒業後、社会人になってからは、
という成績も収めました。
何歳で引退したのかはわかっていませんが、長女・瞳さんが中学生になったと同時に瞳さんのコーチに。
現在は、千愛選手のコーチとして活動。
コーチの時の友紀子さんとは違い、家庭では母としてオンオフをきっちり分けているということで、娘たちも家ではリラックスして過ごせているとのこと。
parami娘2人をここまでの選手に成長させるなんて、すごいね！
畠田千愛の姉は畠田瞳！畠田姉妹として話題に
畠田千愛選手には4歳年上の瞳さんという姉がおり、瞳さんも体操選手だったということで畠田姉妹として話題に。
そんな畠田瞳さんの主な経歴は以下の通りになっています。
●小学校3年生から体操を開始(よこはまYMCA体操クラブ所属)
●中学2年生から東京都内のスポーツクラブ・セントラル目黒の女子体操競技部で練習を開始
●高校3年生の時にはNHK杯に出場し3位入賞
●2019年：ユニバーシアードに出場し、個人総合・団体総合・段違い平行棒・平均台優勝
●2021年：全日本選手権 2位
●2021年：NHK杯 2位
●2021年：東京五輪女子団体総合 5位
それでは、さらに詳しく見ていきましょう。
畠田瞳のプロフィール
●名前：畠田瞳(はたけだ ひとみ)
●生年月日：2000年9月1日
●年齢：23歳(2023年9月時点)
●出身地：東京都町田市
●身長：155㎝
●体重：46㎏
●得意種目：鉄棒
●所属：セントラルスポーツ
小学校3年生から体操を開始した瞳さんは、父親である好章さんと同様、鉄棒を得意とし中でも平行棒が得意種目だったとのこと。
高校・大学と輝かしい経歴を収め、東京五輪の日本代表選手に選出。
しかし、2022年ケガの影響で引退を決意。
現在は、大学院進学を希望していたため、勉学に励んでいると思われます。
畠田瞳の経歴
小学校3年生で体操を開始した瞳さんですが、当初体操に特に興味があったわけではなかったとのこと。
しかし、藤子F不二夫さんの漫画一筋の人生を学校の授業で学び、感銘を受けたことで体操に持つようになりました。
その後、よこはまYMCAに所属。
中学校に進学した瞳さんは、2年生の後半から、セントラルスポーツクラブの女子体操競技部で練習をするようになり、母の友紀子さんからも指導を受けることになります。
当時はまだ好成績を残す選手ではなかったのですが、この後から一気に成績を伸ばしていくことになったのです。
中学校を卒業した瞳さんは、日本体育大学荏原高等学校に進学。
運動部の活動に力を入れている学校として知られており、特に機械体操部が有名です。
そんな機械体操部に所属した瞳さんは、
と素晴らしい成績を残しました。
そして、高校卒業後は、早稲田大学スポーツ科学部にトップアスリート入試で進学。
トップアスリート入試は、トップアスリートでないと出願資格すらないということなので、どれだけ瞳さんがすごい選手だったのかわかりますね。
大学在学中には、
という好成績を残しています。
その後も、体操選手として活動していた瞳さんだったのですが、2021年10月に出場した世界選手権の練習中に落下し、『中心性脊髄損傷・頸椎打撲傷』というケガを負うことに。
それに重なり、コロナ感染拡大によりこの先の見通しがつかない状態でモチベーションを保つことが難しかったという理由で、2022年3月22日に21歳という若さで引退を発表しました。
今後は、大学院進学やアメリカ留学を経て、指導者の道に進みたいと明かしています。
para若くして引退になったけど、指導者としての活躍も楽しみだね！
まとめ
今回は、体操選手・畠田千愛選手の家族についてまとめてきました。
好章さんは元オリンピック選手、友紀子さんは元ユニバーシアード日本代表、瞳さんは元オリンピック選手ということで、最強のDNAを受け継いでいる畠田千愛選手。
素晴らしい功績を残している家族に支えられ、世界選手権でパリ五輪出場権を獲得することができるのか…
期待大ですね。
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