「最高の教師」第6話のラストでは鵜久森の死という衝撃の展開で終わりました。
「最高の教師」の第7話サブタイトル”『向き合う』ことを恐れる貴方へ”はどんなメッセージを伝えようとしているのでしょうか?
では、ドラマ「最高の教師」 第7話のあらすじを考察と口コミ評判や感想を加えまとめました。
※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、まだドラマを観てない方はご注意ください。
前回放送の第6話のあらすじはこちらから読めます
ドラマ「最高の教師」に原作は無いので脚本家(ツバキマサタカ)に注目が集まってますね。
脚本家についてはこちらから読めます。
【最高の教師】ドラマ第7話の登場人物でメインとなる注目の出演者は誰?
これまでの簡単なあらすじ
鵜久森も里奈と同じく2周目の人生である事を知った里奈。
2人はお互いに2周目の人生を送ることになった経緯を話し、3周目の人生はないと感じる鵜久森。
鵜久森の友人の東風谷は鵜久森に「好き」だと心に秘めていた気持ちを伝えます。
鵜久森は東風谷に対して「ありがとう」と伝え、鵜久森は自分に2周目の人生が与えられたのは東風谷にその言葉を言う為だったのだと気づきます。
1周目の人生でやり残した事を叶えられた鵜久森ですが、何者かに呼び出され吹き抜け廊下から転落。
1周目の人生で命を落とした日と同じ日、鵜久森の2周目の人生も幕を閉じてしまいます。
鵜久森の死により、周りはどのように変わるのでしょうか。
また、鵜久森を殺した犯人とは・・・。
第7話の注目人物は吉田羊(よしだよう)さん
出典:https://twitter.com/yoshidayoh
「最高の教師」第7話で注目したのは、鵜久森美雪(うぐもりみゆき)役の吉田羊さんです。
吉田さんが「最高の教師」で演じる役は、物語の重要人物である鵜久森叶(芦田愛菜)の母親である鵜久森美雪です。
福岡県出身の吉田さんは高校卒業後、女優を目指して上京。
小劇場の舞台で女優デビューしました。
2007年に初めて事務所に所属し昼ドラの「愛の迷宮」に準レギュラーとして出演、ドラマデビューを果たします。
2014年ドラマ「HERO」ではクールな女性検事を演じ、注目が集まりました。
映画「ビリギャル」では第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。
映画、舞台、ドラマ、CM、ナレーションと幅広く活動している吉田さん。
「最高の教師」では娘の鵜久森叶を愛し寄り添う母を演じ、親の目の届かない「学校」と言う場所の出来事に対してどのようにサポートができるのか視聴者の皆様と考えたいと話しています。
2022年で俳優デビュー25周年を迎えた吉田さんの演技にも注目です!
吉田さんの恋愛結婚についてはこちらで読めます
【最高の教師】ドラマ第7話のあらすじ!
鵜久森叶の死亡と予想外な展開に驚きの声が大きかった第6話。
倒れている鵜久森に、「もう一度やり直させてください」と里奈の悲痛な叫びで終わりました。
第7話では鵜久森の死がどのように生徒に影響するのでしょうか。
さっそくドラマ「最高の教師」第7話のあらすじをご紹介します。
まずはその前に6話のあらすじに登場する人物を簡単におさらいしておきましょう。
主な登場人物
先生やその他の人物
・主人公の教師 九条里奈(くじょう りな)役:松岡茉優さん
・里奈の夫 九条蓮(くじょうれん)役:松下洸平さん
・鳳来高校の教頭 我修院学(がしゅういんまなぶ)役:荒川良々さん
・鵜久森叶の母 鵜久森美雪(うぐもりみゆき)役:吉田羊さん
生徒
・鵜久森叶(うぐもりかなう)役:芦田愛菜さん
・東風谷葵(こちや あおい) 役:當真あみさん
・西野美月(にしの みつき) 役 :茅島みずきさん
・相楽琉偉(さがら るい) 役 : 加藤清史郎さん
最高の教師の顔写真付きの登場人物(キャスト)一覧はこちらからチェック
鵜久森の母・美雪からの言葉
鵜久森(芦田愛菜)の死により休校になってしまった鳳来高校。
里奈(松岡茉優)はショックで塞ぎ込んでしまいます。
鵜久森のお葬式の日、鵜久森の母の美雪(吉田羊)は里奈を見つけ家に招きます。
鵜久森が家で里奈の事を「最高の教師」だと話し、いつも里奈の話していたと告げられます。
鵜久森が笑って行ける学校を作ってくれた里奈に感謝する美雪。
そして、美雪は鵜久森が自分で命を落とすとは信じられないと里奈に鵜久森の死について尋ねます。
自宅に戻った里奈は夫の蓮(松下洸平)に運命は変えられないのかと弱音を吐く。
蓮に勇気付けられ、鵜久森の母からの「ありがとう」の言葉を思い出し、誰かが犯した罪を絶対に許さないと決意を固めます。
里奈は学校に行く前に、鵜久森の家を訪れ仏壇に手を合わせます。
そして、鵜久森がどうしてこうなってしまったのか、その事に向き合う意思を美雪に伝えます。
鵜久森の死と向き合う教師と生徒
決意を決めた里奈は久しぶりに出勤。
教頭からは教員達に警察は事故か自ら選んだ死という見解をしていると話されます。
それを聞いた里奈は、以前D組で行われた「裁判」と言う名の鵜久森へのいじめの動画を職員室で再生します。
鵜久森が今で自分の力で戦ってきた事を伝え、鵜久森の身に何が起きたのかを調べるために、何でもしないといけないと教員達に強く訴えます。
静まり返った3-D組の教室に里奈が入ります。
鵜久森の事件について隠さずに全てを生徒達に話した里奈は、鵜久森の死をただの事故にすませてはいけないと伝えます。
さらに、学校が真剣にこの問題と向き合わせる方法として、D組のホームルームの光景は職員室で全教員が見ていると話します。
鵜久森の死に対して向き合い始めるD組生徒達。
東風谷(當間あみ)と阿久津(藤崎ゆみあ)は鵜久森の死んだ理由を知りたいと立ち上がります。
それに続き、他の生徒達も理由があるなら見ないふりはしたくないと次々と立ち上がりました。
その様子に相楽(加藤清史郎)は「探偵ごっこでもやるのか」と言葉を発します。
また、大学推薦の話がきている中園や遠山も今回の件が原因で変な目で見られたり、自分の未来の可能性が失われる事への恐怖を訴えます。
里奈は未来を壊すことはしてはいけないと言う言葉と共に、D組がどうするべきか考えてほしいと生徒に答えを委ね教室を後にします。
里奈を追いかけた東風谷は里奈に感謝を伝えます。
鵜久森から2周目の人生だと聞いていた東風谷は、里奈も2周目の人生だと悟っていました。
里奈と東風谷はお互いに「自分を変える」と強く決意します。
教師になった理由
校長に鵜久森の件を電話で報告していた教頭(荒川良々)は、警察の見解通りに片付けようとしている校長の態度にイラつきをみせていました。
その現場を見ていた里奈は教頭に声をかけます。
D組のホームルームを見ていた教頭は、自分が「先生かっこいい」と生徒に言われる為に教師になった事を思い出したと話します。
里奈が出て行ったD組では、鵜久森の死について一人一人が向き合いながら意見を話します。
また、それは職員室でも同じでした。
「自分が選んだ職業は教師であり、生徒の前で逃げることは許されない」と教員達も向き合う覚悟を固めます。
教頭、里奈、教員達がD組に集まり、今回の出来事について生徒達に話し始めます。
そして、責任を背負うのは大人だと生徒達に伝えます。
教頭は覚悟を決めて1人で会見に立ちます。
そして、鵜久森が誰よりも強く生きようとしていた事、事故や自殺で終わらすことは尚早だと発言します。
何かあれば教員や生徒ではなく、責任者である自分1人に言って欲しいとお願いをします。
会見を見ていた美雪は涙を流します。
自宅に戻った里奈を蓮が優しく迎えます。
里奈は鵜久森の死は変わる事ない現実だとやっと実感し、堪えきれない涙を流します。
カメラに映っていた人物
その日の夜、東風谷のもとに星崎が訪れます。
今回の事に1番向き合おうとしていた東風谷に星崎はある映像を見せます。
それは、鵜久森が亡くなってしまった日に制服を着て鳳来高校に潜入している浜岡修吾の姿でした。
以前居酒屋で浜岡修吾と会った事のある東風谷と星崎。
その映像を見せた星崎は「絶対何か関係してるよね‥?」と東風谷に投げかけました‥。。
【最高の教師】ドラマ第7話の口コミやSNSでの評判は?
ドラマ第7話放送後の感想をアンケートしてみました。
今週は教頭の荒川良々のカッコ良さに痺れました。エンディングの九条里奈の号泣にもらい泣きさせられました。
20代 女性
「何でもするから」と言ってくれる旦那の優しさが身に染みました。あえて湿っぽくならないように明るく接してくれるのも良かったです。
40代 女性
今回は鵜久森さんの死を生徒や学校がどうとらえるかという内容でしたが、九条先生の朝のHRでの言葉がすごく胸にささりました。彼女の死と向き合うという流れの中で自分の進路に不安があるという生徒がいましたが、きちんと反対の者の意見も加えていて色々な考えがあるなと改めて感じさせられました。今回は生徒にスポットというよりは教頭先生が主役だったかと思います。世間や上の立場の意見に流されるのではなく、現場でみんなの意見を受け生徒達や記者会見で話す姿に号泣しました。今回の内容を見て、憶測で話すことの危険性を再認識しました。来週の放送も楽しみです。
40代 女性
学校内で死亡した生徒の死因を、警察の見解を発表すれば都合は良かったかもしれない。でも何かスッキリしないという部分に、ただ真実を調べるだけでなく、そうすることで不利益を被る生徒の意見を聞き、どう解決すべきか誠実に向き合っている所に好感をもった
50代 女性
まさかの現実で、忘れたい、逃げ出したいことなのに、大人も子どもも逃げ出さない人がたくさん出てきて、その覚悟に涙が出る場面がたくさんありました。真剣に向き合う、考え続ける、ということは怖くて勇気のいることだと考えさせられました。思い描いている未来を壊すことになるかもしれないけれど、逃げると一生、後悔すると…。こんな先生がいる学校だと救いがあると感じました。
50代 女性
前回の放送で鵜久森さんが何者かと対峙して転落死してしまいました。その何者かを探すところから始まるのかと思ったらそうではありませんでした。それが少し物足りなく思いました。鵜久森さんが居なくなって東風谷さんはどうなってしまうだろうと思っていたら、強くなっていました。私は東風谷さんを演じている當眞あみさんに注目しています。天才子役と言われた芦田愛菜さんと真剣に話し合うシーンは綺麗すぎて泣けました。あんなシーンはもう見られないと思うと残念です。今回は生徒達だけではなく、先生の大人の事情も絡んで来そうですが、私としては鵜久森さんを脅して転落させた相手が知りたいです。相楽くんが関係してると思いましたが、そうではない様です。やっぱりカメラ小僧の星崎くんでしょうか。
60代 女性
鵜久森叶の死後、九条初め生徒、教師たちがどう描かれるのか気になっていた今話。想像以上に前向きで、力強い形になり感動の一話でした。向き合うって何?と思う生徒たち。推薦もあり、せっかく事故か自殺と警察が結論付けているものを、覆さないでという正直な思いもよく分かります。けれど真実を知らなくていいのか、と向き合う気持ちを共有し始める生徒たち。そして君たちは考えるだけでいい、すべての責任は私にある、と言い切った副校長。荒川良々がこれほど格好いい役を演じたことはなかったのでは?教師としての責任と誇りを自覚したような教師たちと共に、事の真相を解明してくれることを期待します。
30代 男性
教頭がとってもかっこよかった回。心に来ました。それ以外は物語の進展はあんまりなし。浜岡が学校に入ってくる映像がありましたがあれは何なんですかね。浜岡が鵜久森を突き落とす、はさすがにないか。。。
30代 男性
最高の教師は九条里奈のことだと思っていたが、鳳来高等学校の先生全員を指していることが分かりました。特に教頭である我修院がカッコ良かったです。生徒のために動いてくれる姿勢に感動しました。
30代 男性
教頭(荒川良々)が鵜久森(芦田愛菜)の死を、事故や自殺と断定せず、あらゆる選択肢を排除しない姿勢を会見で発表したのがかっこよかったです
50代 男性
教頭先生を始めとする先生達が鵜久森さんのお母さんや生徒に寄り添い真実を明らかにしようとしたことに感動した。九条先生の人生を変えようとする強い気持ちが伝わってきた。ハッピーエンドで終わって欲しい。
60代 男性
松岡茉優が松下洸平の腕の中で号泣したシーンにもらい泣きしました。亡くなった生徒が本当に亡くなったんだと実感した時に流した涙でした。大熱演だったと思います。
【最高の教師】ドラマ第7話の考察や感想!次回の展開はどうなる?
今回のサブタイトル「『向き合う』ことを恐れる貴方へ」とは生徒達だけではなく教師達にも向けた言葉でしたね。
鵜久森の死の真実と向き合う事で自分の未来が壊れるかもしれない、学校の名誉や教員のキャリアに傷が付くかもしれない。
「1人の死」に対しての「理由」を周りがもっと考えなくては世界を変える事は出来ないのだと考えさせられました。
そして、鵜久森の死はどうして起こってしまったのか。
最後に星崎が残していた浜岡修吾の映像がヒントなのでしょうか。
浜岡修吾が犯人?
浜岡は江波の幼馴染で江波を利用しようとし、相楽とも関わりがある人物です。
①D組襲撃事件での映像にも浜岡が映っていた。
②相楽が鵜久森との仲直りに失敗した時に「俺の出番」と何かを仕掛けるような素振りをしていた。
③鵜久森の死の日に制服を着て鳳来高校に侵入
上記を考えると浜岡が怪しすぎますね。
しかし、ここまで怪しいと他に真犯人がいるように思えます。
相楽が浜岡に指示してやらせた可能性もありますね。
星崎透も2周目の人生?
星崎と言えば、いつもカメラを回しており、謎が多い人物です。
推測ですが星崎も実は2周目の人生の可能性も考えられます。
第一話で星崎が突然椅子から落ちるシーンがありました。
あれが星崎の2周目の始まりだったのでは‥?
居酒屋にカメラを仕掛け、里奈が2周目だと言う事も探っていましたし、急に鵜久森達の輪に入ってきたのも不自然です。
星崎は犯人なのか、もしくは星崎も2周目の人生で何かを変えようとしているのかもしれません。
登場人物達の言動に今後も注目です!
【最高の教師】ドラマ第7話のあらすじネタバレまとめ!
「鵜久森の死」と言うことに対して、教師や生徒がそれぞれの思いと共に向き合っていくと言う「命」について考えさせられるエピソードでした。
一周目の人生では鵜久森の死に対して周りが何か深く考えたりはしていませんでした。
しかし、2週目の人生で里奈が真剣にこの現実に向き合い、生徒や教員達に目を背けてはいけない現実に対して向き合う覚悟を持つ大切さを伝えます。
教頭は学校の名誉を傷つける可能性を悩みながらも、今回の事を正直に世間に好評し生徒達に誇れる教師の姿を見せてくれました。
「1人の人間の死」また「憶測で発言する怖さ」その事を深く考えさせられるエピソードでした。
次回の第8話のあらすじはこちら!
ドラマ「最高の教師」は脚本家(ツバキマサタカ)についてはこちらの記事読めます
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