回を重ねるごとに、いろいろな考察が飛び交う中、別班メンバーが気になる展開となってきています。
そんな中、第6話が20日に放送され、乃木(堺雅人)、黒須(松坂桃李)、櫻井(キムラ緑子)以外の別班メンバーが新たに登場し話題になっています。
まだまだ謎の多い別班について調べてみました。
・VIVANTで別班について判明していることは何?
・VIVANTで別班メンバーが8人であることの考察!
・VIVANTの別班メンバーは誰?
・VIVANTの別班メンバー最後の1人を予想!
・そもそも別班という組織は存在するのか?
VIVANTで別班について判明していることは何?
第1話で謎が残った言葉『ヴィヴァン』。
その意味を探っていた野崎が、大使館職員のナジュムが交流会で発した言葉『ヴィカァン』にひっかかり、その意味は大使館の別館(BEKKAN)のことと判明。
そこから『ヴィヴァン』も日本語のローマ字をバルカの発音で言ったのかもそしれないと推測します。
『ヴィカァン』が『ベッカン』だとすると、『ヴィヴァン』は『ベッバン(BEBBAN)』ということになる。
その時、野崎が思いついたように、BBをPPに直す・・・。
それは、BEPPAN・・・ベッパン・・・別班。
別班とは、公には公表されていない自衛隊の陰の諜報部隊(スパイ)のことで、民間人に紛れて国内外で活動していると言われています。
自衛隊の中でも超一流の精鋭たちで、日本におけるテロを未然に防ぐために活動し、政府も黙認している存在です。
ドラマの中で、『テント』や『モニター』という言葉も出てきますが、それぞれの意味の違いがいまいちわからない方もいると思います。
『テント』とは
のことです。
現時点では、『テント』は何のために活動している把握されていない組織ですが、世界各国から注目されています。
・犯行後に「テントマーク」を残す
・思想が不明で犯行声明もない
そして、実態が不明な組織『テント』に『モニター』と言われている人たちがいます。
乃木の同期・山本(迫田孝也)も『テント』の『モニター』と判明しています。(第4話)
『モニター』とは
のことです。
自国に不満を持ったものが過激派組織に影響され、組織と離れた場所で活動する人
を、指しています。
そして、『別班』と『テント』の違いは
という事になります。
VIVANTで別班メンバーが8人であることの考察!
『別班=8人説』浮上の理由は
第4話放送開始直前に発売されたTBSの公式グッズ【別班饅頭】。
『テント』マークが描かれた白い饅頭が中央に1個おかれ、その周りを『別班』と書かれた赤い饅頭8個が囲んでいること。
初回放送の冒頭5分あたりで、乃木が自分のスマホを操作する際に、一瞬だけ画面が映される。
そこに『VIVANT』と書かれたまとめフォルダがあり、その中に8つのフォルダが存在していた。
この2つの手がかりから、『別班=8人説』が浮上しました。
VIVANTの別班メンバーは誰?
第6話の終盤で、6名の男女が敬礼で迎えたのは、別班で司令を務める櫻井(キムラ緑子)。
彼女は「今回の任務に、あなた方6名に集まってもらったのはほかでもなく、国家の危機を未然に防ぐためです」と語りかける。
そして、別班として7人が登場しています。
- 乃木(堺雅人)
- 黒須(松坂桃李)
- 櫻井里美司令官(キムラ緑子)
- 市川笑三郎・・・歌舞伎役者
- 珠城りょう・・・女優
- 平山祐介・・・俳優
- 西山潤・・・若手俳優
堺雅人さん、松坂桃李さん、キムラ緑子さん以外の4人は役名や役柄はまだ不明ですが、7人の別班がついに登場しました。
西山潤さんは、2021年の『ドラゴン桜』で阿部寛さんと共演しています。
今回、別班役で出演が明らかになると、ネット上では
「西山潤くん東大行かずに別班になった」
といった投稿も集まっていました。
VIVANTの別班メンバー最後の1人を予想!
「”8人目の別班”はすでに登場している説」が有力視されています。
ドラマの中では怪しい行動をしているキャラが多いため、だれが最後の一人なのか予想してみましょう。
視聴者の間で特に8人目説がささやかれているのは
警視庁公安部の新庄(竜星涼さん)です。
”尾行の失敗”や乃木の”経歴の裏取りの甘さ”などが別班に都合のいいミスを連発していることから8人目説が浮上しました。
「4、6話と尾行に失敗してしまった新庄さんですが…この後挽回できるのでしょうか!? 公安の戦いもまだまだ続きます」とコメントを添えて“新庄”のサインシーンを公開しています。
引用:https://nlab.itmedia.co.jp/
ファンが考察を進める中、竜星さんが『V』の文字にサインをしたことから
Vにサインしているという事は、やはり別班?
ANに書かずにVに書いてましたね!これは、別班間違いない!!
と確信を抱いたとする声が多数寄せられました。
さらには、Instagramのピースポーズが『V』にしか見えてきませんよね。
一方、二宮さんが演じるノコルも謎が多く、乃木にとって敵か味方か、そもそもなぜテントに所属しているかは今のところ不明となっています。
SNSで二宮さんは自身のX(ツイッター)で頻繁に『VIVANT』に関する投稿をし、『VIVANT』の公式Xから
”ネタバレやめてください!”
という警告をくらっています。その時に、松坂桃李さんもからんでいたようで・・・。
これはもしかしたら、実は松坂さんと共演するシーンがあるといことなのでしょうか。
≪撮影中のモニターにグループショットが映ってたんだけど、そのメンツが凄いことになってる。うちのテレビがビビッて勝手に電源落とすんじゃないかって位、凄いメンツ≫
と、投稿し、これに松坂さんも乗っかり
≪すでに撮影中のモニターが壊れそうですね≫
と応えていました。
『VIVANT』の公式Xは
≪モニター...なるほど...じゃないです!ネタバレやめてください!!≫
と注意されたのです。
冗談半分の忠告だと思われる一方で、二宮さんと松坂さんがお互いのXでやり取りをしていることから、黒須(松坂さん)とノコル(二宮さん)が一緒に登場する可能性があることもゼロではないため、ノコルが8人目の別班ということも否定できなさそうですね。
そもそも別班という組織は存在するのか?
正式名称は
陸上自衛隊の秘密情報部隊「陸上幕僚監部運用支援・情報部別班」
この別班と通称された非公然部隊は、冷戦時代の陸上自衛隊に実在していました。
しかし、実在したといっても、本当の別班の役割は
日本周辺の地域、ロシア、中国、朝鮮半島などの情報収集活動をしています。
実際は、
- ドラマのようなテロリスト狩りを行う武闘派ではない
- 人に会ってネタを集める情報屋グループ
- 陣容はわずか20人程度
- 活動費も微々たるもの
ドラマのように処刑や破壊工作に手を染めるような部隊ではなったようです。
1973年に、韓国の有力な野党指導者・金大中が、東京都内のホテルで拉致され、秘密裏に韓国に移送されたという『金大中事件』。
この事件に、元別班員の経営する調査会社が報告を上げていたことで、実際には別班が直接事件に関わっていたわけではなかったのですが、当時の日本共産党機関紙『赤旗』が別班について「恐ろしい謀略機関」と大々的に報じたことから、恐ろしい自衛隊の裏組織として認識されるようになりました。
そもそも『別班』とは
かつて国会で問題視されたこともありましたが、在日米軍との合同非公式の組織だったため、日本側の一存で公表することはできませんでした。
そのため、事件後は大幅に縮小され、おそらく別班というかたちでは存在していません。
現在では米陸軍情報部隊との連絡業務は陸幕指揮通信システム・情報部の担当者が引きついでいることになります。
別班の後裔といえます。
陸上自衛隊『別班』は組織図に載っていませんが、過去に確実に存在した秘密情報部隊です。
こちらは『VIVANT』の参考文献になっています。
あくまで、『VIVANT』の中の別班は、フィクション上の別班ということになりますね。