「最高の教師」第8話では相楽が鵜久森の転落に何か関係しているのでは?とクラスから疑いの目を向けられてしまいます。
以前はクラスを仕切り鵜久森をいじめていた相楽ですが、相楽の「本当」の気持ちは自分の弱さで鵜久森へのいじめを止められなかった後悔でした。
「最高の教師」の第9話サブタイトル”償うことに迷える貴方へ”とはどんなメッセージを伝えようとしているのでしょうか?
では、ドラマ「最高の教師」第9話のあらすじを考察と口コミ評判や感想を加えまとめました。
※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、まだドラマを観てない方はご注意ください。
前回の第8話のあらすじはこちら
ドラマ「最高の教師」に原作は無いので脚本家(ツバキマサタカ)に注目が集まってますね。
【最高の教師】ドラマ第9話の登場人物でメインとなる注目の出演者は誰?
これまでの簡単なあらすじ
1周目の人生で鵜久森が亡くなった同じ日、2周目の鵜久森も渡り廊下から何者かと争い転落してしまいます。
3年D組は今回起こってしまった出来事に対してそれぞれが様々な思いで向き合います。
そんな中、星崎が撮っていたビデオカメラに鵜久森が転落した日に浜岡修吾が校舎内に潜入している姿が映されていました。
その事がクラスで広まり、浜岡修吾と関わりを持つ相楽に疑いの目が向けられます。
里奈は改めて、憶測で決めつけてはいけないことを伝えます。
相楽が自分の弱さを隠す為、鵜久森へのイジメや笑うことで誤魔化していると察した里奈。
そして、里奈の言葉を受けて相楽はクラスメイトに「本当」の気持ちを話ます。
以前、文化祭にD組が襲撃された事件は相楽が浜岡に頼んで仕組んだ事でしたが、鵜久森の事件には相楽は関わってはいませんでした。
相楽は里奈と共に鵜久森の家を訪れ、鵜久森の母・美雪と鵜久森の祭壇に何度も今までの事を謝ります。
そして、浜岡修吾の居場所を突き止めた迫田、瓜生、向坂は浜岡に鳳来高校に潜入していた理由を問い詰めました。
浜岡修吾の答えとは・・・。
第9話の注目人物は茅島みずき(かやしまみずき)さん
「最高の教師」第9話で注目したのは、西野美月(にしのみつき)役の茅島みずき(かやしまみずき)さんです。
茅島さんが「最高の教師」で演じる西野美月は、父親がファッション業界の大物でハイスタイルとハイセンスの持ち主のD組女子のリーダー的存在です。
茅島さんは2017年に芸能プロダクション『アミューズ』が開催したオーディションで3,224名の中からグランプリを獲得した事がきっかけで芸能界の道に進みました。
そして、2019年3月に開催された『第28回 東京ガールズコレクション』でモデルデビューを果たします。
『ポカリスエット』のCMやBS日テレのドラマ『恋の病と野朗組』ではヒロイン役を務めるなど、モデルに続き女優としても活躍を見せます。
2020年、8月には住野よるの小説を映画化した青春サスペンス『青くて痛くて脆い』で映画初出演を果たします。
この時、茅島さんはまだ16歳でしたが16歳とは思えない大人びた表情を見せていました。
2023年4月には『ゼクシィ』の14代目CMガールにもなっています。
映画、ドラマ、CMなど幅広い活躍を見せている茅野さん。
「最高の教師」では、女子グループのリーダー的存在で鵜久森をいじめる女子生徒である西野を演じる茅野さんの演技にも注目です。
茅島みずきさんの恋愛遍歴についてはこちらの記事から読めます
【最高の教師】ドラマ第9話のあらすじ!ネタバレ注意!
主な登場人物
先生やその他の人物
・主人公の教師 九条里奈(くじょう りな)役:松岡茉優さん
・里奈の夫 九条蓮(くじょうれん)役:松下洸平さん
・鳳来高校の教頭 我修院学(がしゅういんまなぶ)役:荒川良々さん
・鵜久森叶の母 鵜久森美雪(うぐもりみゆき)役:吉田羊さん
・江波美里の幼馴染 浜岡修吾(はまおかしゅうご)役:青木柚さん生徒
3年D組生徒
・鵜久森叶(うぐもりかなう)役:芦田愛菜さん
・東風谷葵(こちや あおい) 役:當真あみさん
・星崎透(ほしざきとおる) 役 :奥平大兼さん
・相楽琉偉(さがら るい) 役 : 加藤清史郎さん
・西野美月(にしのみつき)役:茅島みずきさん
・金澤優芽(かなざわゆめ)役:田鍋梨々花さん
最高の教師の顔写真付きの登場人物(キャスト)一覧はこちらからチェック
浜岡修吾に依頼をした人物
浜岡を見つけた迫田達は鵜久森の件を浜岡に問い詰めます。
すると、浜岡は西野に頼まれたと発言。
西野が状況が変わって困っていると言う話を聞き、手伝ってやろうと思ったと言います。
鵜久森の死について触れると、浜岡は鵜久森の死は自分のせいではないと声を荒げ、逃げてしまいます。
その後、瓜生は里奈に浜岡が言っていた話を電話で伝えます。
話を聞いた里奈は蓮と「鵜久森は誰にも知られたくない何かを守る為に1人であの場所へ向かったのでは?」と推察します。
蓮は「強すぎる子だったのかな」と全部を背負ってしまった鵜久森を思い出します。
そして、里奈に「里奈はもっと弱くていい」と言います。
償い方が分からない3人
翌日、里奈が3-D組に入ると、西野、金澤、野辺の3人が登校していませんでした。
里奈は「最悪の出来事」の可能性を考え、自習にさせて欲しいと言い残し教室を飛び出します。
D組の生徒達は「誰かを責める為の憶測じゃなくて、誰かを助ける為の憶測ならするべきだ」と同じ後悔を繰り返さない為、里奈に続き3人を探しに出ます。
西野達はカラオケやボーリングと普段遊んでいる場所に行きますが、楽しさを感じられませんでした。
そして3人はビルの屋上に行き、手を繋ぎ飛び降りようとします。
そこに、月野(柿原りんか)達が到着。
西野達と深く関わりがなかった月野達ですが、3人がしようとしている事は嫌だと伝えます。
「怒っているし、許せない。だけど、一生憎み続けるほど自分も良い人間ではない」と言う月野。
そこに東風谷と星崎も現れます。
東風谷は「鵜久森の最後を知りたい人がいる。その人達に全てを明らかにしないといけない」と3人に「一緒に教室に帰ろう」と言います。
西野達を連れてD組に戻った東風谷達。
里奈は西野達に「今後何を背負う事になってもあの選択で全てを終わらせてはいけない」と話し始め、まずは生徒達だけで話すように言います。
「あの日」の真実
西野は真実を話し始めます。
教室の空気が変わり始め、自分の居場所が無くなってきた事を感じていた西野。
そんな時、浜岡から「お金を払えばまた楽しくさせてやる」と言われ、脅迫する材料を見つける為に浜岡は学校にカメラを仕掛けたと話します。
そして、化学準備室に仕掛けたカメラに鵜久森と東風谷の秘密の話が撮れ、それをネタに鵜久森を呼び出した西野。
野辺と金澤はその時周りに人が来ないように見張り役をしていました。
呼び出し場所に1人で来た鵜久森。
鵜久森は秘密を守る為ではなく、西野が誰かを傷つける事で楽しむ事を止める為にやってきたと伝えます。
そして、西野が持っていた映像の入ったSDカードを取り合った鵜久森はその勢いで転落してしまいます。
鵜久森が落ちる時に自分を見つめ続けていた顔を西野は忘れられないと話します。
鵜久森の死を望んでいたわけではない、「そんなつもりじゃなかった」と言う西野。
里奈は「逃げるなよ!!」と声を張ります。
「そんなつもりじゃない」行動がどれだけ相手の心に募るのか、日々の行いの結果で起こってしまった事実。
「鵜久森が命を燃やして変えようとしていたのに、まだ逃げる事を許さない」と怒りを表す里奈。
3人は涙を流し「どうすればいいのか」と償い方が分からず問います。
鵜久森の母・美雪の願い
教室に鵜久森の母、美雪が入ってきます。
美雪は職員室で教室での会話を聞いていました。
西野達は美雪に謝罪をします。
美雪は「最悪の終わりを選ぶことはしないで欲しいと」言う言葉から始めます。
そして、この出来事を許すことはできない、美雪の願いは鵜久森が何を伝えようとして、どんな顔をしたのか。
鵜久森の事を「忘れないでいてほしい」と生徒達に伝えます。
美雪の言葉に生徒達は涙を流し、西野達はもう一度美雪に謝ります。
警察に説明に向かう3人達を呼び止める江波。
江波は「私たち何があってもずっと友達だよね?」と3人に問います。
以前、その言葉を馬鹿にして笑っていた3人は涙を流します。
浜岡のもとに相楽が現れ、浜岡の父に「浜岡の悪事をチクった」と言います。
そして「西野が困った状況だと伝えたのは誰なのか?」浜岡に問い詰めます。
里奈は卒業式の日”ある人物”と向き合うことを決意します。
【最高の教師】ドラマ第9話の口コミやSNSでの評判は?
ドラマ第9話放送後の感想をアンケートしてみました。
今週は鵜久森の真実が明らかになったわけですが、私は鵜久森の母(吉田羊さん)の演技力に泣いてしまいました。
10代 女性
なんか女子のトップが、鵜久森さんを突き落としたとは思わなかったから意外だった。誰にでも弱い一面があると思った。
20代 女性
1番気になっていたことが分かった回だった。皆の演技力で涙が止まらないほど感動した。最後の1番の黒幕についてもとても気になる、次回がとても楽しみ
30代 女性
鵜久森さんを殺してしまった西野達は最後の最後でやっと向き合う事ができた様に感じる。現代人の象徴だなと思った。異質なものは受け入れない、受け止めない、相手に感情があるとは思わない、自分中心で自分が1番被害者ぶっている。その癖自分の立場が危うくなると人のせいにし逃げる。嫌な世の中だなと再確認した。同時に鵜久森さんの強さを痛感した。
30代 女性
江波さんが「ずっと友達だよね?」と言うシーンがとても心にきました。4話で同じことを言った時は西野さんに「確認しようとした時点ですでに破綻してるんじゃない?」とひどいことを言われてしまいます。そんなことがあったにもかかわらず同じ言葉をあえて言うということは、「何があっても本当にあなたのことを友達だと思っているよ」という江波さんの気持ちが込められているからだと思いました。
40代 女性
この話にきて今まで印象になかった生徒がたくさん出てきて、誰だったっけ?と話についていけない感じがありました。またなんでうぐもりさんが亡くなったのか、あんな取っ組み合いで落ちるのかとか、みんなに伝えてもいいって言ったのに、なんであんな取っ組みあったのか?すごく疑問がいっぱいです。最後に誰があの先輩に伝えたのか?と言うことで話の展開がまたつながりましたが、期待感と疑問と織り交ぜたような感じの回でした。
40代 女性
鵜久森さんの事件の真相はやっぱりといった感じ。ちょっと拍子抜けではあったけど迫真の演技に引き込まれあっという間の1時間だった。最終回、真犯人も気になるが鵜久森さんのように九条先生の運命は変えられないのかハラハラしてしまいそう。
50代 女性
鵜久森さんを死に至らしめたのは意外な人でした。前回、相楽くん達がクラスの皆んなに謝った時に、どうして同じ様に鵜久森さんをいじめていた西野さん達は謝らず白けた顔をしてるのかと思ったら、まさかの犯人でした。実際は事故と言うか過失致死なんでしょうけれど、死なせてしまったことは事実です。更に驚いたのは、今まで大した活躍の無かった月野さんが3人を見つけた時の説得が素晴らしかったです。凄い目力で文学的な長台詞でした。事件、事故は決着しましたが、鵜久森さんには生きていて欲しいと思いました。鵜久森さんのことは終わっても九条先生を突き落としたであろう生徒が誰なのかという事がまだ分かっていないので、また来週からも楽しみです。
50代 女性
今回は、鵜久森さんが何故 転落しなければならなかったのかの核心に迫る事がわかる回でした。クラスが団結していく感じは良いとは思うものの、本来なら傍観者も含め そもそもクラス全体が鵜久森さんに対して何かしら辛い思いをさせていたのも事実ですので、改心したり反省したりする心を持つのはとても大切ですが、特にそこに触れないのは少しだけ違和感は覚えました。ですが、皆が様々な事を何とかしようと動いていく姿は良かったと思います。最終回に向け、どのような展開になるのか、ヒントになる点があったかのような描写もありながらの流れでしたので、とても続きが気になりました。
20代 男性
第8話で鵜久森を殺したのが相良ではないと分かり、誰が殺したのかとても気になっていた。9話で浜岡から西野の名前が出てきた時、だから、8話で相良や迫田らが教室で謝罪していた時、西野や金沢は気に食わなそうな表情をしていたのかと思った。松岡茉優の西野に涙を見せながら話すシーンやその後の吉田羊の生徒に対する言葉はとてもグッとくるものがあった。最終的に卒業式の日に誰が松岡茉優を突き落としたのかがとても気になる。
30代 男性
第9話で鵜久森さんいつも冷静に話していた九条でしたが、今回は強い言葉で説いていたのが印象的でした。人が亡くなっているわけなので、強く言うことは当然だと思います。西野のそんなつもりじゃなかったという言葉は、言い訳にしか聞こえなくて同情はできなかったです。
50代 男性
鵜久森の死に関わっていた西野参加たち3人が、命をたとうと考えるなんて、周りが悲しむだけなのに、死で償えることではないのにです。鵜久森のお母さんが3人に訴えた通り、死を選ばないで欲しい、自分も娘を失って悲しかったと、決して許すことはできないと言う言葉に全てが凝縮してます。
60代 男性
これまでの学園ドラマと違って、セリフの内容を理解するのが、難しかったですが、多様性が認められる世の中にあって、3年D組は流れに逆らうように閉鎖的で、ねたみ、そねみに溢れた生徒の葛藤が良く理解できました。結局、鵜久森は東風谷のプライバシーを守る為に、画像が記録されたUSBを西野から奪おうとして転落したと分かり、鵜久森の気持ちを考えると、後味が悪いです。 しかも、西野は、そうなるとは思わなかったとか、そのつもりじゃなったという言葉に、いつもは冷静な九条が激しく怒ったのが、胸のつかえが下りたように九条に共感できました。そのつもりじゃなかったという言葉が積もり積もって相手を傷つけていく、無自覚な動物と同じという九条の言葉は鋭かったです。なお、相楽が、浜岡に西野が困った状況だと教えたのが誰だと質問しても浜岡が沈黙したのが気になります。東風谷が鵜久森に告白した画像を星崎が提供したのかも知れません。そして、2024年3月10日の卒業式に九条を校舎から突き落としたのが、西野でないとすると、ドラマの当初から九条の言い分を聞かず、謹慎処分にして保身を図る我修院が、九条の存在が邪魔になって殺したのかも知れませんが、まだまだ闇が残されているので、続編を期待します。
60代 男性
鵜久森さんが亡くなった原因は、女生徒同士のイザコザの末の転落事故。そもそも渡り廊下で揉めなければ。彼女たちは反省しても刑事事件に発展して、教室に出席していなかった。若気の至り、痛みか。二度とない青春の短い時間、みんなで考えて考える指導。今の教育現場に活かして欲しいと願う。
【最高の教師】ドラマ第9話の考察や感想!次回の展開はどうなる?
「最高の教師」第9話では、鵜久森の死の真相がついに明かされましたね。
西野達も後悔はしているようでしたので、これからの人生では鵜久森が願ったように、「人を傷つけて楽しむ事をやめた日」になってくれる事を信じたいですね。
そして、次回最終回となる「最高の教師」ですが、残された謎について考えていきたいと思います。
・1周目の里奈を突き落とした犯人
・西野に関しての情報を浜岡に流した人物
残された謎はこの2つですね。
今まで犯人候補だと思われた相楽、D組の西野率いる女子グループに関しては鵜久森の件を見た限りでは、この2つには関わっていないように思えます。
やはり、この2件に関しては星崎透が黒幕説が濃厚なのではないでしょうか。
今回西野達が屋上にいた時も、発言はしなかったですが東風谷と一緒に屋上に現れましたね。
星崎はいつも重要シーンにいる事が多く、起こる出来事を近くで観察しているように思います。
そして、星崎が犯人と仮定した場合の星崎の行動の意味を考えてみました。
①星崎も2周目or3周目の人生であり、何かを変える為に里奈を自分と同じようにループさせる為転落させた
②面白い映像を撮る為に手段を選ばず、自分が与えた情報で人がどう動き、行動するかを観察して楽しんでいる
①に関しては、星崎が優しい性格だった場合の推測になりますが、もし②の理由だった場合は性格にかなり歪みを持つ人物になってしまいますね。
星崎が犯人なのか、それとも別の人物なのか‥。
2周目の里奈は死なずに卒業式を無事に終えられるのか。
次回の「最高の教師」の結末に注目です!
【最高の教師】ドラマ第9話のあらすじネタバレまとめ!
第9話では、ついに鵜久森が転落してしまった日の真実が判明しました。
「そんなつもりじゃなかった」では済まされない事故が起きてしまい、言葉の凶器がどれだけ人を傷つけるのか、鵜久森が命をかけて伝えてくれた事を考えさせられる第9話でした。
最後の相楽の言葉で、新たな黒幕の存在が浮上しました。
里奈が卒業式に向き合わなければならない人物とは一体誰なのか。
次週、最終回を迎える「最高の教師」。
ついに犯人が明らかになります。
次回、最終回(第10話)についてはこちら
ドラマ「最高の教師」は脚本家(ツバキマサタカ)についてはこちらの記事読めます
ドラマを見逃してしまった時の視聴方法はこちらから読めます
最高の教師の全話あらすじはこちらから読めます↓