2019年大ヒット作の「キングダム」で人気キャラクターの王騎将軍を演じた大沢たかおさん。
2022年の「キングダム2 遥かなる大地へ」、そして現在公開中である第3弾「キングダム3 運命の炎」でも王騎役を続演しています。
キングダムは原泰久さんの漫画を実写映画化したもので、王騎は原作ファンにも人気のキャラクターですよね。
そんな王騎役を演じた大沢たかおさんの「筋肉が凄い!」と話題になっています。
この記事では、
●大沢たかおさんの凄すぎる筋肉とは
●大沢たかおさんの役作りエピソード
●過去と現在の大沢たかおさんの画像比較
を中心にまとめました!
大沢たかおの筋肉が凄すぎる!
2019年公開の「キングダム」を観た人たちからは、
王騎の再現度が高くてびっくりした!
大沢たかおさん、王騎にハマり役!
という声が上がっていました。
そして、7月28日から公開されている「キングダム3 運命の炎」では更に役作りを徹底し、
より王騎らしく肉体改造をしたと言います。
どんな役作りをしたのか、詳しく見ていきましょう!
キングダム王騎将軍役で+20キロのバルクアップ
キングダムの王騎というキャラクターは、筋肉隆々で身長が2m以上あり
独特の笑い方や言葉遣いが面白い、個性的な人気キャラクターです。
ファンタジーの漫画なので、実写の再現はかなり難しいと思われますが、
大沢たかおさんは忠実に原作へ自身の役を近づけるために
20キロ近い増量と、厳しいトレーニングでバルクアップをしました。
バルクアップとは、筋肉を太くして身体全体を大きくすること。
主な方法としては、高負荷での筋力トレーニングや食事の質や量を適切に変えることが挙げられる。
大沢たかおさんは身長181㎝で、この身長の標準体重は72.1キロとされていますが、
王騎を演じるにあたって体重90キロほどまで増量しています。
90キロとなると、通常の仕事を行うのはなかなか難しいようですが、
それくらいエネルギーや時間をかけないと、自分の中では王騎が成立しなかった。
だから、(通常の仕事ができなかったりしても)まあいいんですよね。
と微笑んで話していました。
映画で王騎が取り扱っていた武器は、長さ4m、重さ30kgもあり、
ただ単に身体を大きくするだけではなく筋力の強化が必要不可欠でした。
忙しい中で王騎に近づくためのバルクアップは、かなり大変だっただろうなぁ…。
これまでにも、様々な役に合わせて増量や減量をしてきたんだよ!
大沢たかおの王騎将軍役作りのストイックエピソード5選
筋肉隆々で個性あふれる王騎将軍役を演じるために大沢たかおさんが行ってきたトレーニングや、
ストイックなエピソードについて深堀りしていきましょう!
【エピソード1】大沢たかおの通っているジムは新宿御苑のトラジス!
パーソナルで週に8回のトレーニングと食事管理も。
大沢たかおさんの専属トレーナーは、ジムトレーナーの高田 一也さんという方です。
大沢たかおさんとは10年来の付き合いで、マンツーマンで指導をされていたとのこと。
大沢さんの通っていたジムは、この高田 一也トレーナーが代表を務める新宿御苑にある「tregis(トラジス)」というジムのようですね。
大沢さんはやるからには徹底的にと言うタイプ。
とことんストイックに筋トレに取り組んでいたようで、元旦も問わず高田さんに連絡を入れて、なんと週に8日も筋トレに励んでいたんだとか。
高田さんも、
元日も問わずトレーニングしてすごいなと思っていたら、
「昨日はすみませんでしたプライベートな元旦に・・・
ところで2日と3日はどうでしょうか、、?」
と連絡がくるんです。笑
とおしゃれクリップでお話しされていました。
詳しいトレーニング方法は明らかにはされていませんが、ベンチプレスは余裕で120キロを上げていたと言うのですから、王騎のスタイルに近づけるためにはかなり負荷をかけた筋力トレーニングをしたと思われます。
写真を見ると大沢たかおさんの胸筋や上腕が太くなったことが印象的ですが、全身の筋力のバランスを上手く保つように様々な筋力トレーニングを組み合わせたのではないでしょうか。
さらに高田さんからは食事の指導もしてもらっていたようで
馬刺しがいいよって言ったら馬刺しを取り寄せて食べたり、卵がいいよって言いったら「今朝は卵5個食べてきました」と報告してくる。素直に実践してくれる。
とおっしゃっていました。
筋力を高めるためには筋肉の休息も必要なので、トレーニング・食事・睡眠といった生活全般を指導してもらい、「常に王騎を意識した」日常生活を送っていたんですね。
大沢たかおさんの好きな食べ物はタルタルソースで、エビフライはタルタルソースを食べる棒だとまで言っていたのに、体づくりの時は一切食べなかったそう!
とにかく筋肉を作るためにたんぱく質と炭水化物を徹底して取る生活を送っていたみたいだね!
エピソード2:自宅にマシーンを設置
大沢たかおさんは、第1作目のキングダム撮影終了後には通常の体型に戻していましたが、
第2作では前作以上のトレーニングを行い、より筋肉を肥大化させる肉体改造を行いました。
しかし、コロナ禍の影響でジムが閉鎖されてしまうなど、トレーニングが思うように出来ない状況でした。
そこで自宅に専用のトレーニング機器を導入したのです。
いろいろ規制のある中、スポーツジムも閉まっていて、好きなようにはトレーニングできない。自宅でやるしかないけれど、王騎を演じるためには重い重量に対応した専門的なトレーニング器具を用意する必要がある。家の中がおかしなことにもなってくるし(笑)、自分との戦いを強いられた感じでしたね。
引用:シネマトゥデイ
と大沢たかおさんは当時を振り返ってコメントしています。
役作りのために自宅改造もしたんだね…!
エピソード3:ハードなトレーニングで全治2か月の怪我
2022年に公開された「キングダム2 遥かなる大地へ」は、2020年にクランクインし、
新型コロナウイルスの影響で、病院と連携するなど徹底した感染対策を行いながら
約1年間をかけて撮影が行われました。
長い期間の撮影中、大沢たかおさんは鍛え上げた体型をキープし続けなければいけませんでした。
そのため、日々厳しいトレーニングを続けていたところ、
腹直筋断裂
し、全治2か月の怪我をしてしまいました。
腹直筋は、お腹の中央・表層にある筋肉です。
立つ・座る・歩くといった日常生活の動作で欠かせない筋肉であり、
その腹直筋が断裂していたということは、相当な痛みと動きにくさがあったと思われます。
しかし、約2週間後には撮影に復帰し、共演者には怪我のことを一切伝えず馬に乗った撮影をしていました。
週刊誌のインタビューに対し、怪我の事実を認め、
かなり痛みはありました
と苦笑して答えています。
それ以降、大沢たかおさんは怪我をしない身体づくりを意識してトレーニングを行いました。
エピソード4:たんぱく質の大量摂取
大沢たかおさんはあまり野菜を食べず、かなりの肉好きであり、普段から1日3食お肉を食べています。
王騎の役作りでは、厳しい筋力トレーニングにたんぱく質の摂取量を追いつかせるため、
朝食には高たんぱく質の馬肉を食べていました。
ちなみに、昼食はだいたいステーキ、夕食はステーキか焼肉と話しています。
増量期間には、朝からお肉を300~500g食べるんだって!
1日1kgの大量のお肉を食べるので、肉の卸売業者から直接お肉を毎週6kgほど購入しているそうです。
中国でキングダムを撮影している間、共演者と行ったレストランでお店にあったお肉を全て食べつくしたという情報もありました。
食べるお肉によって身体が変化するという大沢たかおさん独自の考えがあり、
体を大きくしたいときは牛、動きを速くしたいときは馬
とテレビで話していましたよ!
エピソード5:役の精神性を突き詰める
キングダムに出演する前の大沢たかおさんは、演技に対してワクワクできないという
スランプのような精神状態になっていました。
そのため2016年から約2年間は休業し、アメリカに留学したのです。
その後、2018年に渡辺謙さんと共演のイギリスのミュージカルに出演し、俳優復帰します。
日本へ帰国後にキングダムのオファーが来て、心の底からワクワクできたと言います。
ストイックだからこそ、一旦俳優から離れる選択をしたんだろうね!
キングダムの原作がとても魅力的だと感じている大沢たかおさんは、
現場でも常にキングダムの漫画を持って参考にしています。
また、自分が出演するシーンの漫画のカットは、全部覚えているそうです。
王騎の役作りで、驚くほどの肉体改造をした大沢たかおさんですが、身体づくりやセリフ回しなど以外で重要視していることの方が多いと話します。
体を大きくすることなどは、僕からするとちょっとしたエッセンスでしかなく、役を作る上での1~2割くらい
とのことです。
でも、残りの8~9割の要素を言葉にするのは難しい。今回の王騎を演じるのには約1年くらい準備時間をかけたと思いますが、ちょっとずつ気付いていくことがあるんです。その積み重ねが8割くらいにあたるので、それを具体的には挙げられないけど、異物感であることの面白さとか、強さとは何なのか、将軍とは何なのかといったことを突き詰めたところにあるのが王騎だと思うので、その精神性みたいなものを考え、表現することが、多くを占めているかもしれないですね。
引用:シネマトゥデイ
とコメントしていました。
キングダム以外の作品で、大沢たかおさんの役作りが驚かれたのは大ヒットドラマ「仁-JIN-」の時です。
たった1人きりで江戸時代にタイムスリップしてしまった仁の寂しさを理解するために、
3か月間イギリスのアパートで携帯電話やインターネットを見ずに1人で過ごしました。
そして「戻りたい、帰りたい」という気持ちになり、仁の孤独を理解する手がかりになりました。
このように、外見の役作りだけではなく、役の精神性を突き詰めて徹底して役に向き合っているんですね。
大沢たかおの若い頃の画像は?どれだけ変化しているか現在と比較!
大沢たかおさんは現在55歳で、1987年の19歳の頃にスカウトされ、モデルとしてデビューしました。
その後、数々のドラマ・映画・舞台、さらにアニメの声優などで活躍しています。
以下の写真は、1996年から1998年に放送されたドキュメンタリードラマ「深夜特急」の大沢たかおさんです。
1990年代の写真は、細身でスラリとした印象です。
2000年~2010年代でも、役によって体重の増減はあったと思いますが、筋肉ムキムキの印象ではないですね。
▼2004年公開の映画「解夏」
▼2015年公開の映画「風に立つライオン」
印象深いのは2009年放送の「JIN-仁-」ですが、江戸時代にタイムスリップした医師という役どころなので、体重は落としていたようです。
以下の写真を見ると、着物なので全身は分かりにくいのですが、頬のあたりが痩せているのが分かります。
そして、2019年のキングダム第1作目で増量。
▼1997年頃(左)と2023年(右)
こうして見比べると、腕の太さが全く違いますね!
なお、キングダム第1作目後の2020年に出演した、映画「AI崩壊」や舞台「INSPIRE 陰陽師」では
なんと10キロ近く減量したそうです。
「キングダム」と他の作品で、全く印象が違うから凄いね!!
まとめ
この記事では、大沢たかおさんの「筋肉の凄さ」「役作りのストイックなエピソード5選」「昔と現在の写真の違い」についてご紹介しました。
●大沢たかおさんは、キングダムで王騎を演じるために約20キロのバルクアップをした。
●厳しい筋力トレーニングやたんぱく質摂取、身体づくり以外には精神性を追求するという役作りをしている。
●昔と現在の写真を比べると、胸筋や上腕の太さが全く違う。
キングダムで王騎将軍役を演じ、原作ファンにも「再現性が高い」「はまり役だ」と言わしめている大沢たかおさん。
2023年7月28日から「キングダム3 運命の炎」が公開中で、他のキャストもとても話題になっている作品です。
今回の映画は王騎が大活躍のストーリーになっています。
今後も大沢たかおさんのストイックな役作りがとても楽しみですね!