最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の第4話のサブタイトルは「拝啓、世界に居場所が無いと思う貴方へ」です。
この孤独なサブタイトルは一体誰のことなのでしょうか。
第4話ではクラスの問題グループの1人の心の闇について主人公が向き合うことになります。
「最高の教師」の物語全体のダイジェストとしての第4話のあらすじを考察し、SNSの口コミでの評判や感想を交えて振り返ってゆきます。
※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、まだドラマを観てない方はご注意ください。
前回放送の第3話の内容はこちらから読めます
ドラマ「最高の教師」に原作は無いので脚本家(ツバキマサタカ)に注目が集まってますね。
脚本家についてはこちらから読めます。
【最高の教師】ドラマ第4話の登場人物でメインとなる注目の出演者は誰?
これまでの簡単なあらすじ
第1話より主人公の突然の死から始まるこちらのドラマ。
卒業式の日に何物かに突き落とされ、死を迎える主人公(九条里奈)が覚めると1年前の始業式の日に時間が戻っていました。
突き落とした犯人の手掛かりは転落前に見えた「D組 卒業おめでとう」と書かれた深紅のコサージュ。
1年後訪れる自分の死を回避する為、以前の人生で目を背けていた生徒達の問題に向き合う決意をした九条。
九条は「何でもします」と言う言葉の通り、クラスでいじめられていた鵜久森や親の借金に苦しめられていた瓜生を荒手な方法で救い出します。
そんな九条の行動に、少しずつクラスの雰囲気も変わっていきます。
そして、前の人生で「離婚」を突きつけられてしまった九条でしたが、2週目の人生では夫が離婚の話を撤回。
第3話のラストでは、里奈が夫に「私・・今、2週目の人生なんだ」と打ち明けて終わりました。
夫の九条蓮の反応は第4話に持ち越しになったことで、第4話が非常に気になります。
そして、第2話、3話では問題児グループを筆頭に、クラスに起こる様々な問題を主人公が通常ではあり得ない方法で解決していきましたね。
その解決方法にドキドキしながら視聴されていた方も多いのではないでしょうか?
そして今回は、そんな問題を抱えた生徒の中で私が注目した人はこちらの方です。
第4話の注目人物はAKB48本田仁美さん
第4話で注目した方は、今回のメインの生徒である江波美里を演じる本田仁美さん(AKB48)です。
本田仁美さんは女性アイドルグループ・AKB48チームAのメンバーで、日韓アイドルグループIZ*ONE(アイズワン)の元メンバーでもあります。
AKB48の楽曲「元カレです。」では初センターを務め、今回の作品では地上波連続ドラマ初出演するなどと幅広く活躍しています。
今回でドラマの出演は3回目となる本田さんですが、ゴールデン帯では初の出演です。
アイドルとしても活動中の本田さんは演技に関しては不安だと話していたこともありました。
しかし、以前初の主演となった連続ドラマ「北欧こじらせ日記」では演技経験が少ない中でも演技が自然、演技力が高い等の声もネット上で上がっていました。
いつもの明るい髪色からガラリと印象を変えた黒髪姿も新鮮でした。
今回、本田仁美さんが演じる江波美里は常に仲間と行動する寂しがり屋な性格ですが、普段の本田仁美さんとは対照的な性格と話しています。
そこがまた演技するにあたって新しい挑戦に繋がることを楽しんでいる本田仁美さん。
問題児グループの1人であり、また前回の出演作品とは全く異なる演技にファンの方も新たな一面が楽しみなのではないでしょうか。
第4話の登場人物での注目の出演者は、生徒の江波美里を演じた本田仁美さんです。
アイドルグループAKB48のセンターも務める本田仁美さんについてはこちらの記事から読めます
【最高の教師】ドラマ第4話のあらすじ!
第3話の放送では、九条里奈が1年前からの人生が2週目になることを夫の九条蓮に打ち明けたので、その告白を結果が気になります。
そして、九条里奈を突き落とした犯人についての捜査もモチロン気にりますね。
今回はクラスのボス的存在の相楽琉偉が沈黙し、代わりに九条里奈を担任から降ろすことに失敗しクラスでの居心地が悪くなった江波美里に注目が集まります。
人の顔色ばかり伺って生きてきた江波は居場所がなくなることを恐れ不安になりますが、そんな生徒をどうやって九条里奈が救って見せるのか楽しみな回となっています。
まずは4話のあらすじに登場する人物を簡単におさらいしておきましょう。
主な登場人物
主人公や周りの人物
- 主人公の教師 九条里奈(くじょう りな)役:松岡茉優さん
- 里奈の夫 九条蓮(くじょうれん)役:松下洸平さん
- 里奈の同級生 勝見夏穂(かつみなつほ)役:サーヤ(ラランド)さん
- 里奈の同級生 早乙女智美役:森田望智さん
生徒
・ 鵜久森叶(うぐもりかなう)役:芦田愛菜さん
・ 東風谷葵(こちや あおい) 役:當真あみさん
・ 相楽琉偉(さがら るい) 役 : 加藤清史郎さん
・ 江波美里(えなみ みさと) 役 : 本田仁美さん(AKB48)
・ 栖原竜太郎(すはらりゅうたろう)役:窪塚愛流さん
最高の教師の顔写真付きの登場人物(キャスト)一覧はこちらからチェック
夫・九条蓮にタイムリープを打ち明ける
前の人生では夫・九条蓮(松下洸平)と離婚してしまった九条里奈(松岡茉優)でしたが、2週目の人生では蓮は離婚を撤回します。
以前よりも蓮に心を開く事が出来るようになった里奈は、現在が2週目の人生をと言うことを打ち明けます。
通常では信じられないような話でしたが、未来に生徒に起こる出来事を書いたメモに気づいていた蓮は里奈の話を信じます。
蓮がすぐに信じてくれたことに拍子抜けする里奈。
そして、今までの出来事や生徒に1年後殺されてしまう事を蓮に話します。
真剣に話を聞いてくれる蓮に里奈は涙を零しました。
前回の人生で江波美里が起こした事件
家に居心地の悪さを感じている江波は時間潰しの為に、遅くまでカフェで過ごす事が多くなっていました。
前回の失敗から友人にも責められる江波。
すると里奈に化学準備室に呼び出されます。
不機嫌そうに里奈の話を聞くと、3個上の幼馴染の浜岡修吾(青木柚)に告白された事を里奈から問われます。
話してもいないことを知っている里奈に驚く江波。
そして、里奈から「2023年8月31日に江波さんがカッターナイフで浜岡さんを刺す」と告げられます。
その事実を止めるために江波を呼び出したと話す里奈に、江波は信じられるわけもなく呆れて笑います。
しかし、「私には居場所がない」と事件の後に江波が口にしていたと聞くと江波の様子が変わります。
自分の弱さを隠したい江波は、そんな事考えたこともないと強気に振る舞いイラついた様子で立ち去りました。
里奈は前回の人生で江波が起こした事件後に江波からのSOSに応えられなかった事を後悔していました。
自分が江波を助けられなかった事で自分を殺した犯人は江波なのではと推測。
そして、今回の人生では江波に向き合う事を強く決意します。
自分の居場所が見つけられない江波美里
江波は里奈から告げられた事についてカフェで考え込んでいました。
するとそこに、クラスメイトの栖原竜太郎(窪塚愛流)が声を掛けてきます。
栖原は以前から江波の事をカフェでよく見かけていました。
考え込んでいる江波に、難しく考える事は意味がない事だと話す栖原。
世の中はイージーと話す栖原に自分とは正反対だと江波は感じます。
江波は家に帰宅しますが、母は帰宅した江波と目も合さず会話に答えます。
優秀な妹ばかり可愛がる母。
そんな母と妹を横目に江波は寂しそうな表情を浮かべます。
里奈と話した日から様子のおかしい江波に、女子グループのリーダーである西野美月(茅島みずき)は里奈と話した内容について問いただします。
友人達だけは自分の事を必要としてくれると信じたい江波は「ずっと友達だよね?」と問います。
しかし、江波の発言を友人達は馬鹿にしたように大笑い。
江波は友人達の中にも自分の居場所がないと感じます。
江波は寂しさから里奈の忠告を無視し、最後の居場所として浜岡と付き合う事に。
事実を突きつける九条里奈
里奈は栖原と2人きりで話します。
そして「2023年9月4日に退院直後の浜岡を襲う事になる」と予告。
全く信じようとしない栖原。
しかし、里奈は栖原が江波に思いを寄せている事を知っていました。
浜岡が江波を利用している事に勘付いていた栖原に対し、後悔しない為に行動するように助言します。
友人との集まりから教室で話す相手がいなくなり1人になってしまった江波を里奈は化学準備室に呼び出します。
浜岡がよく訪れる居酒屋に設置したと言う盗聴器を見せられます。
浜岡が自分の事を本当は好きではない事に気づいていた江波。
勇気を出して盗聴器の内容を聞くと、そこには江波をお金儲けの為に利用する言葉が入っていました。
誰も自分の事を見ていない事を痛感した江波は事実を突きつけられ、解決策がない里奈に対し涙を流しながら声を荒げて文句を言い出ていきます。
江波美里の居場所
里奈と別れた江波を栖原は探し出します。
里奈の言葉を受けて江波に伝える言葉を考えていたと話す栖原。
「居場所がなくても生きて立っているだけで十分」だと伝えます。
みんなと同じでいる事ばかり求めている江波に対し、栖原は江波の事を好きだと伝えます。
そして、江波の立っている場所が江波の居場所だと言う栖原。
栖原の告白を断った江波ですが、浜岡と別れる覚悟も決まります。
栖原の前で号泣する江波。
そうして、里奈の2週目の1学期が終了し夏休みに入ります。
そしてこれから1週目の里奈にとって、地獄となった2学期に突入するのでした。
【最高の教師】ドラマ第4話の口コミやSNSでの評判!
始業式の日から一学期が終わった第4話。
SNSには出演者に期待する声や犯人を考察するコメントが多数投稿されています。
その中からいくつかを選んでみました。
ドラマ第4話放送後の感想をアンケートしてみました。
江波の居場所について安心できたことや、九条里奈のタイムリープについて明らかになっていく展開等、様々な意見がありましたので一部紹介します。
20代 女性
先生の旦那さんの物分りの良さとか許容範囲の広さとかが普通ではなくて、これで旦那さんが黒幕だったらどうしようと薄ら寒くなりました。
20代 女性
ラストシーンで九条先生がタイムリープしていると生徒にバレてしまったかもしれないことと、2学期の方が今までよりさらに地獄が待っていると言っていたので今後の展開が待ちきれない。
20代 女性
先生の旦那さんの物分りの良さとか許容範囲の広さとかが普通ではなくて、これで旦那さんが黒幕だったらどうしようと薄ら寒くなりました。
30代 女性
タイムリープしていることが生徒たちに知られてしまったので、今後の展開が気になります。タイムリープしているんじゃないかと話した時に芦田愛菜ちゃんの表情に違和感があったので愛菜ちゃんもタイムリープしているのではないかと思いました。考察できるドラマなので楽しいです。
30代 女性
江波さんが一軍女子のグループから孤立したときは心配しましたが、栖原くんがいてくれて良かったです。家での居場所がないっていうのは解決出来てないので最終話までに解決してほしいです。
40代 女性
ここ最近、韓国ドラマしか見てなかった私が久々にハマったドラマ。今回も重く刺さる内容で良かった。『大切なひとが傷つくことに後悔する可能性があるのなら、この身ひとつくらい差し出して根拠のない行動に出てもよいと思いませんか。』このセリフが刺さった。それにしても最近の子供は頭が良すぎるというかなんというか。やること陰湿すぎて驚くし、ドラマだからとは一概に思えないところが妙にリアルで恐ろしい。
50代 女性
先週の終わりに「私、2周目の人生なの」と夫に告白したところで終わりました。それを聞いて夫はどう反応するかと思ったら、素直に受け入れたのでどう思っていいやらと思いました。驚き、反発、否定、離婚を考えていたのに受け入れた不思議。でも、こんな男がいるのは嬉しいとも思いました。反対に美里を騙して金儲けをしようとした男の浅ましいことったら。しかも、美里役の子は余り可愛くない。もう学園ドラマを見て感動する年齢では無い私もこのドラマは唆られます。病んでる生徒が最終回でどう変わるのか楽しみです。
10代 男性
この4話では愛流くんの言葉が一番響く話になっているんじゃないかなと思います生きて立っているだけで充分など自分に自信がない人に対して自信をつけるような言葉を発しているところがとっても好きで江波ちゃんと愛流くんが話している場面がよかったと思います。
30代 男性
2週目の人生を夫があまりにすんなり受け入れていて驚きました。また生徒が悪い男に騙されずに大事にしてくれる人となかよくなれそうでよかったです。
60代 男性
江波役の本田仁美の、かわいそうムードの表情は視聴者の同情を十分に引き付けたと思います。母親の優里からも成績優秀な美紀との差別を受けても、ボスの西野からも、友達だと思われても破綻していると言われても、切れることができない、悲しそうな瞳が印象的です。一方、栖原も、浜岡の素性が判っていても、かかわりたくない、浜岡との関係を壊したくない、本当は他人とは薄い心のつながりしか持てない、居場所がない弱い、孤独な人間なのだと思います。そんな栖原も、心病んでいます系だと見抜いた九条の言葉が、栖原の気持ちを動かしたようです。江波が好きだから、江波の居場所に行ってあげると言う栖原の言葉に救われた江波の表情がさわやかでした。この先、浜岡を3年D組のターミネーターとして使った相楽と栖原の駆け引きが注目です。
【最高の教師】ドラマ第4話の考察や感想!次回の展開はどうなる?
「最高の教師」第4話を見て、江波の感情に共感した方も多いのではないでしょうか。
学校生活と言う狭い世界の中では、自分の居場所を作る為に周りに合わせてしまう。
そんな背景を江波と言う人物を使って描いていた4話だと感じました。
そして、1週目の事件の出来事から里奈は犯人候補として江波をあげていましたね。
果たして、犯人は江波なのでしょうか?
1周目の里奈の感情を考えると、浜岡を刺すほどの極限状態な感情になっていたことが分かります。
そんな中で、最後の希望として助けを求めた里奈にまで見捨てられた事を思うと・・。
相当里奈に恨みを抱える可能性はありますね。
その他、生徒で怪しいのはやはりクラスのリーダー的存在である相楽と西野はキャラ的には怪しいのかなと感じます。
ただ、あまりにも分かりやすいいじめっ子キャラなので意外性は少なくなってしまうのかなとも思いました。
そして、もう1人今回めちゃくちゃ怪しいと思った人物がいます。
それは、今回初めて出てきた鵜久森の母親です。
主人公の犯人の手がかりとして、深紅のコサージュがヒントになっていました。
しかし、それだけでは生徒だけには絞ることはできません。
鵜久森が楽しそうに出かける準備をしていた中で、声を掛けてきた母親の表情がなんだか凄く意味深で気になったんですよね・・。
そこで思い出したのが、里奈が1周目で鵜久森について思い出していた記憶の中にお葬式のシーンがありましたよね。
本人のお葬式がは確実ではないですが、状況的に1周目の鵜久森は自殺を図ったのではないかなと推測されます。
そう考えると、鵜久森へのいじめを止められなかった里奈に対して、鵜久森の母親が恨みを抱えていた可能性も考えられます。
また、深紅のコサージュについても卒業出来なかった娘の代わりに受け取りにいった物なのでは・・・。
今後もストーリーが進むにつれて、犯人候補が増えていきそうですね。
また、2周目の人生で里奈がどのように生徒達が抱える問題を解決していくのかも楽しみですね。
生徒達の抱える問題は、実際に学校に行っている方にも共感できるものがあるのではないでしょうか。
今回大人しかった相楽もそろそろ動き出しそうですね・・。
主人公が1周目で経験した地獄の2学期とは?次週も楽しみですね!
【最高の教師】ドラマ第4話のあらすじネタバレまとめ!
「最高の教師」第4話は九条里奈の中で犯人の可能性が高いと思っていた、江波里美の心の闇について描かれたストーリーでした。
1週目の世界で生徒のSOSに気づいていながらも、深く首は突っ込まないようにしていた里奈の後悔が『絶対に江波を救う』と言う気持ちが現れていましたね。
みんなと合わせる事が自分の居場所と感じている江波。
江波がそんな風になってしまった環境とは?自分の居場所とは?
そして里奈が1週目の反省からどのように江波を救うのか。
今回はクラスでも目立つグループにいた江波を中心にした1話でした。
また、1話ではクラスメイトからいじめにあっていた鵜久森が、クラスメイトと打ち解けていく姿も注目です!
次回第5話のあらすじはこちらから読めます
ドラマ「最高の教師」は脚本家(ツバキマサタカ)についてはこちらの記事読めます
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